2021年5月10日月曜日

七ヶ月振りの自転車

自作膝曲げ器を使っても、膝はガチガチ。
5月になってから痛みもぶり返し、気分は低下傾向…。

ところが今日、2週間振りにリハビリに行き、マットから起き上がろうとした時、何故か自然に四つん這いになれた(まだ完全な形ではないけれど…)。
※ちなみに、この異変に先に気付いたのはリハビリの先生で、「その姿勢が出来るなら…」と新たなセルフトレーニング法を伝授された。
たかが四つん這い、されど四つん這いである。
私の趣味であった(敢えて過去形)、日曜大工や自転車整備に於いて、四つん這いや立ち膝姿勢は必須である。
と言うか、部屋掃除などの日常生活でもこれらの姿勢が出来ないがために、これまで何度も屈辱を味わった。
しかしそれが、曲がりなりにも四つん這いになれたのダ。
気分は一気に急上昇。
病院から速攻で帰宅し、以前から妄想していた企てを実践することにした。
それは、ママチャリ(なんちゃってクロスバイクに改造済み)のショートクランク化である。
元々ついているのはクランク長165㎜、チェーンリング33tの一般的なママチャリ仕様。
交換するモノはクランク長150㎜、チェーンリング32tの幼児車(姪っ子のお古)のモノ。
一応念のため交換前に試乗してみたが、やはり膝が邪魔をしてダメだった。
それが左右合わせると30㎜短くなる訳だが、果たして何とかなるだろうか…


ちなみに交換作業そのものは健常者ならば屁でもないが、今の状況では必要な時に踏ん張れなかったり、下から覗き込む姿勢なども取れず、手こずることも多々あった。
ただやはり、久し振りの油の匂いやレンチの握り、そして自転車フレームの肌触りを感じられたことは素直に感動した。
生きていればこそである。

而してその結果は…


ペダルは何とか廻せた。
まぁダメな方の膝が上死点にある時はお尻を少しズラす必要があるが、それでも歩くよりは自然な動きができそうである。
150㎜のクランク長は、強く早く回せない現状だからかもしれないが、さほど違和感は感じなかった。

とにかく、これで明日からはポタリング程度なら可能になった。
気分が滅入った時には河川敷にでも行って憂さを晴らすこともできる。

まずはこの自転車で基礎筋力を鍛え直し、膝の可動域を広げ、一日でも早くロードバイクへとステップアップしたい。



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