★レース前…
会場までは無事に辿り着くが、そこから何をして良いのかがサッパリ判らず右往左往…取り敢えず、ブログで知り合った方に言われるままにバイクに空気を入れたらチューブがバースト…
(実はこれまでタイヤの空気圧なんてチェックしたこともなかったし、7気圧ほどの圧力を掛けたことがなかったのでチューブが怒ったのだろう)
そしてサドルバックに入れたまま暫く経っていたスペアに交換し空気を入れても全然膨らまない。
取り出して原因を調べると、亀裂が…
(長い間保護袋にも入れずにサドルバックに押し込めたままだったので、携帯工具などと干渉したと思われる…)
ここで敢え無く玉砕かと思ったが、先述の先達から替えチューブを拝借出来ることとなり何とかスタート位置に立つ事だけは出来た。
★入水チェック
トライアスロンでの死亡事故の大半はスイムパートとのことで、スタート前に身体に水を慣れさせるために半ば必須とされるらしい。(もちろんそんなことは知らなかった)初めての淡水湖だったが、その印象は予想以上に汚かった。視界は前に伸ばした手が見えるか見えない程度。顔を水に付けられる様になるまでに数分、実際に泳げる様になるまでは更に数分必要だった。
★スイム
私はビギナークラスのエントリーで、一番最後のスタートなのでバトルと言ってもビギナー同士のぶつか合い程度だったが、それでもやはり人とぶつかると焦ったりして全然泳ぎ続ける事が出来なかった。前半は、殆どが平泳ぎと犬掻き。先達に教えられたパニくったときの背浮きなども試しつつ、少しずつ慣れていく。
それで結局は平泳ぎとクロールの繰返しで不良のままゴール。
★バイク
第二の事故はバイクスタートして間もなくだった。(サイクロコンューターのリセッなどとてもできた状況ではなかったので距離も全く不明…)先ずは前輪がパンク
当然スペアが無いので仕方なく強引に続行してたら今度は後輪もパンク
もうここまで来ると自分のバカさ加減に笑ってしまうしかなく、緊張の糸もプッツリと切れ鼻唄を口ずさみながら取り合えずはトランジションエリアまで辿り着く。
ここで本来は2周回する必要があるのだが、事前チェックも何もしてない故そのまま勝手にランパートに移行する。(まぁ2周回する必要が判っていたとしてもそうするつもりはなかったが…)
とにかく、何をしているか自分でも判らないボロボロのデビュー戦だった。