2021年10月31日日曜日

フードデリバリーと任意保険(原付バイク限定)まとめ 

結局私が加入したのはJA共済。
対人対物だけ無制限にして、あとの保証は全部省いたが、掛け金は約¥18,000
多分、これ以上安いところはないと思われる。
とにかく安ければ良いと考える人は参考にされたし。

2021年10月29日金曜日

フードデリバリーと任意保険(原付限定)4

私の原付バイクは現在、同居家族の四輪車のJA共済の原付特約に加入させてもらっている。
それで、JAにフードデリバリー中の事故はこの特約で補償されるか確認したところ、あっさりと「大丈夫」との回答を受け、そのままこのネタは放置していた

ところが近いうちに四輪自動車を買う予定もあり、JAに見積もりをお願いする過程で、原付バイクの見積もりも一緒に頼んでみた結果が↓


「相手方への保証のみで、こちらの保証は最低限」という条件ではあるが、JA共済は人身傷害補償or障害定額給付は必須とのことで、入院費用も多少は出るらしい。
またロードサービスなどは記載がないので、後日改めて確認してから解説する。

えにぃうぇい

これまでの最安は¥25,000くらいだったので、かなり安い。

原付バイクだけの任意保険のお探しの方は、是非参考にされたし。

2021年10月26日火曜日

ビッコちゃん、スイミングスクールでアルバイト

骨折事故の直前までお世話になっていたスイミングスクールから再雇用のオファーがあった。

自分で言うのも何だが、子供たちと一緒に水と戯れるのは結構好きだし、子供たちからの評判もそんなに悪くはないと自負していたので、その面では非常に嬉しいオファーではある。
しかし、子供たちのスキルアップを真剣に願う保護者の方々から見れば、私のような身体障害者が四泳法の指導をするのは???と思うのも至極当然であり、スクールのためにも一旦は辞退した。
しかし経営者からは「障害にもめげず、一生懸命奮闘する姿を子どもたちにも示して欲しい」という涙が出るような有難いオファーを受け、畏れ多くも承諾した次第である。

捨てる神あれば、拾う神あり

私のビッコ姿を見て敬遠していった面々のことも、これで素直に水に流せそうだ(もちろん、もう二度と付き合うつもりはないけれども…)。

2021年10月25日月曜日

痛恨の配達ミス

交通事故でよく言われることだが、中途半端に慣れてきた頃に事故は発生する。
また骨折の時に痛感したが、何らかの魔が差した時に事故は発生する。

フードデリバリーを初めて約1ヶ月。
174件クリアしたが大きなトラブルもなかったので、ついつい注意力が散漫した。
コンタクトレス配達で、且つ表札や正確な住所表示がない時は、googleマップと照らし合わせて、本当に正しい届け先かをチェックする。
以前の記事で、生意気にもこんな教訓を述べたくせに、その実行を怠ってしまったのが事故の原因。
つまり、注文者が指示したピンの位置だけを信じてしまった(言い訳をすれば、どちらもアパートだったので疑わなかった)。

えにぃうぇい

特に最近は、数を稼ぐことばかりに夢中で、安全第一のモットーを蔑ろにしていた。
今回、食べたいときに食べられなかった注文者、面倒なクレームに対応してくれたwoltサポート、同じメニューを作り直した飲食店の面々には多大な迷惑を掛けてしまったことは海より深く反省している。
上記のようなヒューマンエラーをどれだけ減らせるかが今後の課題でもある。



2021年10月22日金曜日

スーパーカブにサイクルコンピュータ

スーパーカブ(JA-07)にはトリップメーターが付いてない。
それにフードデリバリーをしていると、ある区間の距離や所要時間が知りたくなる。

そこで購入したのが↓

AliExpressで¥360。
理想ではバックライト、防水、ラップ&スプリット機能、気温計があれば良いが、流石にこの値段では全部無理(笑)
使えるのは、トリップ距離と時間、積算距離(簡単にリセット可能)、現在時刻くらい。
※補足:この製品(&SunDINGのロゴでない類似品も含め)は中華サイコンとして巷によく出回っている。また本体の形はほぼ同じだが、バックライト付きや無線形式のもモノもあるので、特に海外通販などで購入する時は要注意(私は一番安いモデルを買ったので、逆にバイヤーが間違えて高いモデルのモノを送ってこないかと期待したのだが…)

ちなみに今回は注文から受取りまで1ヶ月を要した(China Postでは無難なところ。運が良ければ2週間くらいで届くことも…)。
数年前はAmazon.Jpでも¥300位で販売していた記憶があるが、現在は中国人転売屋経由でも¥500はするみたい。

もう一つウンチクを言うと、サイクルコンピュータは英語表記だとCyclocomputerで、厳密にはサイクコンピュータと読む。

閑話休題

自転車なら何の問題もなく普通に取り付けられるが、オートバイだとそれなりに工夫が必要。

①配線(フロントフォークまでの取り回し)

カブの場合はビス1本だけで前カバーが外れ、その中に隠すことが出来た。
※見た目重視の人は無線形式、更にお金持の人は、マグネットが要らないハブ巻き付け型という選択肢がある。

②スポークが太い

ドリルで削って大きくしてみたが、結局意味はなかった。
と言うか、これは反対側からビス留めで固定するのだが、そのネジ山まで削ってしまったようで台無しにしてしまった。

③センサーとマグネット間の隙間

普通に取り付けると隙間が70mm位になり、取説にあった2(±1)mmからは程遠い。
それでもこれまでの経験上、結構ギャップがあっても読み取ることもあったので、試しにこれで検証してみたが、やはりダメだった(マグネットの磁力が弱い気もする)。

その解決策として、マグネットかセンサー(或いは両方)をせり出すしかない。
ただ今回は②の過程でマグネットをダメにしてしまったので、こちらだけオフセット加工してみた。
その結果が↓

受けは使わず、U部分をスポークに挟み込み、あとはゴム紐(自転車チューブを細くしたもの)でスポークと結んだだけ。
自転車ならこれでも問題はないと思うが、バイクの速度や衝撃に耐えられるかは甚だ疑問。
※まぁ間違いなく改善する羽目になると思う。

えにぃうぇい

一応の完成図↓

これで、フードデリバリー時の無理や無駄を計算し易くなる。
日々のバイクのメンテナンスはしないくせに、妙なところに拘るのもホイドスタイルなり。

2021年10月20日水曜日

フードデリバリーとスマートフォン

(まぁ他のサービス会社も同じような仕組みだと思うが)Woltの場合、配達指示やサポートとの遣り取りは全てスマートフォンのアプリを通して行われる。
つまり逆から言えばスマートフォンなしでは何もできない。
またGPS位置情報をふんだんに使用するからか、バッテリー消費量もハンパない。
試しに楽天miniでやってみたが、満充電状態で開始しても2時間がやっとだった。
故に、大容量バッテリーのスマートフォンか、モバイル充電器バッテリーなどで対応する必要がある。

しかし、その代わりと言っては何だが…

端末のスペックは最低レベルでOK。
あるフーデリ・ブロガーの話では2015年モデルでも問題なしとのことだったので、GPS機能搭載で、フーデリ用アプリをインストールできる端末であればまず大丈夫だと思われる。

通信速度もあまり重要ではない。
私はIIJの低速モード(~300kbps)で現状は問題なく稼働できている。
※但し巷のMVNOは回線が混み合う昼時(=フーデリにとっても繁忙時)には極端に速度が落ちることがあるので、特に都市部では事前チェックが必要。

音声SIMでなくてもOK
前述した通り、サポートとの遣り取りは全てアプリ経由なので音声SIMは不要。
但し端末でアプリを最初に稼働する時にはSMS認証が必要だし(その回避手段は後述)、セルスタンバイを避けるためにもSMSは付けた方がベターだろう。
またWoltは比較的サポートがしっかりしていると言われているが、それでも届け先を見つけられない時は直接、客と遣り取りをした方が断然早いので、出来るなら音声SIMはあった方が良い(今はデータSIMと音声SIMの価格差は余りないし…)。

最後に、貧乏人ネタ。
私は普段は楽天UN-LIMITを¥0運用しているが、フードデリバリーをするとどうしてもその範囲(1GB/月以内)を超えてしまう。
例えばフーデリでも楽天をそのまま利用すれば、3GB以内に収まったとしても¥1,098掛かる。
ところがフーデリ用のサブ回線として、例えはIIJを別途契約しても¥858/月で済み、毎月¥240お得になる(楽天はこれまで通り¥0運用可能になるので)。
おまけにそれだけではない。
前述した通り、フーデリアプリは低速モードでも問題なく動くので高速容量は一切使わずに済む。
つまりたとえば毎日フーデリをフル稼働した場合、速度無関係で完全従量制の楽天なら(少なくても3GBは超えると思うので)¥2,178掛かるが、IIJなら高速容量を追加チャージする必要もなく¥858/月で済むのであ~る。
※但しIIJにも3日間で366MBの縛り(それを超えると通常使用は絶対無理なレベル)があり、低速完全使い放題とはいえないので要注意(この縛りがないMVNOもあるが、それは次回に…)。

また、複数回線持っていると、先日ドコモがヤラかした通信障害のような時にも有利である。
たとえばwoltの場合、アプリは複数端末にインストール可能であり、先日のトラブルの時も楽天miniで代替できた(あの日が楽天がドコモに勝った初めてかなw?)
つまりSMS認証もwoltに登録した電話番号宛てに確認コードが届くだけであり、そのコードを別の端末に入力すれば普通に認証されるので、フーデリ用のSIMを別途用意するならSMS付きは必ずしも必要ではない。

2021年10月15日金曜日

骨折直後と手術直後の画像

今日で事故からちょうど一年が経過した。
そう言えば退院時に、担当医にお願いしてもらってきた記念写真を貼り付けるのを忘れていたので、ちょうどキリの良い日に披瀝させてもらう。

事故当時は、少なくても一年後には普通の生活に戻れると思っていた。
改めて振り返れば、これだけの損傷で、よくそんな楽観視できたものだと逆に感心する。

事故直後のCT図

正面

大腿骨の開放(複雑)骨折と、遠位端部の粉砕骨折。

側面

入院療養中は看護士さんたちから「ここまで折れた図は久々に見たなぁ」とか、「脚を切断されなかっただけでもラッキーだったわょ!」とか、色々と励まし(?)でもらった。


手術直後のレントゲン写真

正面


側面

自分で言うのも何だが、骨の接合や縫い痕も生々しいが、太ももの浮腫みも凄い。



2021年10月14日木曜日

二層式洗濯機

洗うだけなら手洗いでも可能であり、夏場などは今でもそうしている。
問題なのは脱水。
特にこれからは厚手の洗濯物が増えるのに、天日干しでは乾きずらい季節がつづく。
そこで、ここは無理せず文明の利器に頼るのが一番だと決めた結果が↓


ドラム式や全自動でなく、二層式を選択するところがホイド・スタイル

そのメリットは…

価格安い(新品で総額¥18,000くらい)
軽い(脚に吸振ゴムなどを付けないと脱水中は動いてしまう位)
シンプルな構造
頑固な汚れ落としに強い

所謂「三種の神器」のうちの一つだが、私は現在、テレビは地デジ化の時に捨て、冷蔵庫(45Lのサイコロ型)もコンセントを抜いたまま。
序に言えば、新三種の神器(エアコン、自動車、カラーテレビ)に至っては必要性すら感じない。
※ただ自動車については、現在「住み家」として購入を検討中…

えにぃうぇ~い

何十年か振りに改めて見ると構造は至ってシンプルだが、SDGsな若者からでさえ「コレ何ですか?」な声も聞こえてきそう。
ましてや「すすぎの水を改めて洗濯に使う」なんて省エネ法は思いつきもしないだろう。




2021年10月13日水曜日

超音波治療終了


正確には終了というより、私の懐事情を考慮して担当医が取り止めてくれたような感じ。
当初は3ヶ月の予定で、それで3万円近く掛かった記憶があるが、その時は高額医療制度のおかげで助けられた。

それが結局は1年近く延長することとなった。
請求書が届くのが恐ろしい…


2021年10月12日火曜日

フードデリバリーと任意保険(原付バイク限定)3

しかし、こういう時に重宝するのがインターネット。

まず最初に教えてもらったのは、2りんかんというバイク屋と東京海上日動火災保険が提携した商品。
保険料も、対人対物だけで良いなら、6等級、21歳以上で¥28,580/年とまずまず。
※チューリッヒで最低保証の見積もりをしても¥20,000はするし、業務目的使用なら¥60,000以上まで跳ね上がるのには辟易した…

しかしこの保険、基本は2リンカン店舗での契約が前提みたいだが、私の住む地域に2りんかんはない。
そこで直接、東京海上日動火災保険の代理店にフードデリバリー対応の原付バイク任意保険がないか訊いてみると、普通にあって逆に拍子抜け…(^^ゞ。
なおかつ対人対物無制限だけの概算見積もりでは¥25,770と2りんかんよりもお得。
※弁護士費用特約を付けると2りんかんと同じ金額だったので、恐らく同じ保険商品なのだろう。

もう一つは、損保ジャパン
コチラも基本オンラインでの見積もりや契約はできないらしく、最寄りの代理店に電話で見積もりをしてもらったら、やはり同じ位の値段だった。

ちなみに…

上記2社とも、ファミリーバイク特約でもフードデリバリー中の事故も対応してくれるとのことなので、既に四輪自動車を所有している人は、こちらも選択肢の一つだろう。

ただし上記はあくまでも私が個別に問い合わせた結果の回答なので、必ずしも全ての地域の全ての人に該当する訳ではない。
詳細は、それぞれの保険会社に個別に問い合わせて頂きたい。

 

2021年10月7日木曜日

フードデリバリーは地理感覚が命

フードデリバリーとは極論、現在位置からピックアップ(店舗)先、そしてドロップアウト(配達)先までの移動を、最短時間で移動すること。
つまり往年のタクシー運転手のように「この街の道路事情は俺に聴け」位の気概が必要だと思っている。
もちろん誰でも最初からそう出来る訳ではないし、私も当然その域には全然達していない。
ただ私は一日でも早くそうなりたいので、帰宅後はgoogleマップのタイムラインで今日訪れた道程を見直し、「ここはあっちの道路を使った方が良かった」とか、「この道は確かに最短距離ではあるが、夕方は帰宅ラッシュで渋滞が発生するから避けるべき」とか、脳内地図を随時アップデートしている。
それに噂では配車手配をするのはAIだと聞く。
つまり、こちらがAIの予測、或いはそれ以上の処理能力で配達をこなしていけば、更に依頼は増えるのではないかと密かに期待もしている(まぁ実際はそんなことはないかもしれないが…)。
まぁいずれにしろ、こういう単純作業でも、否、単純作業だからこそ自分なりの頭を使って、あれこれ考えながらこなしていくべきだと私は考えている(その方が仕事も楽しくなるし)。

以下、具体的に言わせてもらえば…

①最低でも主要な幹線道路は脳内地図に叩き込んでおく。
まずは目的地を聞いただけで、その概略ルートが思い浮かぶようになるべし。
そのため、特に最初のうちは主要な幹線道路からおさえたほうが無難。
何度か通ううちに100m先の信号が黄色になったら、その手前で右左折してショートカットを発掘していけばよい。
※今は結局、袋小路だったり一通だったりして辛酸を舐めることも多いのだが…

②加入店舗が少ない地方などでは、店舗名を聞いただけで地図なしでも行けるように注文者用アプリなどで予習しておく。
当然ながらドロップ先はアプリのマップに頼らざるを得ないが、ピック先は限られる。
参入したばかりの地方などは多くて50軒程度だし、頻繁に呼び出しが来るのはその半分にも満たない。
マップを見なくて済めば到着時間は早くなるし事故るリスクは格段に減る。
そしてスマホの電池消費も節約出来るのも隠れた利点。


③その街のリアル情報は先達から得る。
どのエリアにも先達が地蔵(待機)している、呼び出しが掛かりやすく、且つ一服できるポケットパークみたいな所があるので、特に最初のうちはそこで色んな情報を得よう。

④時には紙のマップも有効活用
私は市役所で転入者用に無料配布している折り畳みの「避難場所一覧マップ」を呼び出しがない時などに見て予習をしている。
たとえばこれまで行ったことのない町を探し、よく行くピック先からここに辿り着くにはどのルートが最適かを指でなぞってみたりするのだが、それにはスマホのgoogleマップより大判アナログ地図のほうが断然頭に叩き込みやすい。
主要道路に色を塗ったり、一方通行路は赤ペンで矢印を振ったりも出来る。
そして何より無料なり。

⑤走行中は決して地図は見ない
私はスマホホルダーを使わず、首からぶら下げているせいもあり、走行中に画面を見ることはない。
繰り返しになるが、安全第一の観点ではこれが一番大事であり、とにかく交通事故だけは絶対に避けるべき(小遣い稼ぎのつもりが、交通事故で慰謝料を払う羽目になったら元も子もない)。
それに、この癖がつくと何時までたっても脳内地図はアップデートできない。

⑤アプリのマップを見るのは、信号待ちの時と、一番最後の正確な住居確認の時のみ。
信号待ちの時でもあくまでも確認程度にしておくべし。
危険は何処にあるか判らないし、青になったのに気付かず後続車から怒られることも…(^^ゞ)。

⑥ピンズレ(注文者が自宅の場所を間違えて指示すること)も結構あるので、ちょっと探して見当たらない時は、googleマップで番地検索をして配達アプリの地図との整合性を確かめる。
最近多いコンタクトレス配達(ドアをノックせずに黙って置き配する)時に、表札や明確な住所表記がなくて本人確認できない時も、この方法は重宝する(以前の私はバカ正直に電話していたが…)。

2021年10月6日水曜日

フードデリバリーと任意保険(原付バイク限定)2

その後ダメもとで直販系の保険会社の数社に聴いてみたが、いずれも問答無用の門前払い。
質問内容が一貫していないので何とも言えないが、回答は概ね↓のような感じ。

①現状、フードデリバリー事業主の新規契約は受け付けていない。
何となくもう暫くすると、直販系の会社もフードデリバリー対応の保険商品を出すような気がするが…

②フードデリバリーの事業主は、自宅から店舗に向かった時点で業務とみなす。
若いお姐さんにハッキリ言われてようやく気付いたが、私がこれまで交渉の余地があると思っていた「業務と業務の間の空白期間」という概念は存在しない。

さて、それではどうすんべ…???
(次回につづく)





2021年10月5日火曜日

フードデリバリーと任意保険(原付バイク限定)1

フードデリバリーの配達員は原則、個人事業主(いわゆる一人親方)である(出前館のバイト契約は別)。
故に、何らかのトラブルが発生した場合も原則、事業主が対処しなければならない。
そういう意味ではウーバーなどは徹底しているらしいが、そう突き放してばかりでも若い人々が寄り付かなくなるので、たとえばWoltでは保険や補償については以下の旨の説明(青字)がなされている(ウーバーにも似たような補償はあるらしい)。
※文言や強調は筆者が改変。また、赤字は上記に対する筆者の所見。

①Woltは『賠償責任保険』と『傷害見舞金制度』を提供するが、配達員でも保険に加入する責任がある。

②賠償責任保険は、対人事故または対物事故により、配達員が法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害に対し、Woltが保険金を支払う保険。
ここまでは、まぁ当然の話。

当該保険は配達員が加入している保険の上乗せとして適用されるため、まずは配達員で加入している保険会社に連絡すること。
配達員加入の自賠責や任意保険で賄い切れない分を払ってくれるということかな…?。

④適用期間や対人・対物事故については、「配達依頼を受諾してから、商品を配達先で受渡しするまでの間」適用される。
つまり、配達が完了し、次の配達依頼があるまでは保証がない。
これはドロップ先が郊外の住宅地で、店舗密集地域から離れている時はよくある話で、次の依頼が欲しい時には必然的に店舗密集地域まで移動する訳だが、その時は特に気を付けなければならない。
※後述するが、巷の保険会社も、この移動時間帯を日常使用とみなすか否かは何とも言えないとのことだった。

⑤傷害見舞金は、オンライン中の事故により配達員が傷害を負った場合に、医療費や入院費などの見舞金を給付する制度。
意外と太っ腹な対応に思えるが、何となく交通事故による障害は除外される感じがする(一般的な「日常生活損害賠償特約」みたいなスタイルかな)。

⑥適用期間は、Wolt の「オンライン中」の配達員に適用される。

⑦オンライン中とは、アプリでオンラインになるための操作を行い、いつでも配達依頼を受けられる状態になった時から、アプリでオフラインになるための操作を行い、配達中の配達依頼を全て完了する間を指す。
適用範囲が賠償責任保険より広いことから見ても、交通事故が適用されるかどうかは怪しい。

上記は配達手段を問わない一般的なFAQの内容なので非常に大雑把。
そこで改めて契約書のPDF文書を読んでみたが、内容はこれよりも更に抽象的だったw。
まぁいずれにしろ、「Woltの補償を頼りにすることはできない」ということだけは分かる。

それに自転車の場合は数百円/月でフードデリバリー中でも補償される任意保険があるみたいだし、中型バイクや軽貨物の人は営業車登録時点で然るべき保険に加入しているはずなのでアレコレ悩む必要はない(まぁ原付でもバイク保険と同じ掛け金を払う覚悟があれば話は別だが…)。
つまり、原付バイクはその名称通り、常に微妙な立場にある。

ちなみに私は現在、同居家族所有の自動車保険のファミリーバイク特約に加入している。
しかしさすがにこれでフードデリバリー中の事故は補償してくれないだろうと考え、新たに「業務使用目的」の原付バイク保険に加入する必要があるのではないかと、バイク保険ではコスパが高いと思うチューリッヒと国民共済訊いてみたのだが…
「フードデリバリー中の事故については、たとえ業務使用目的の契約であっても保険は適用されない」との回答だった(どちらも)。

そこで「配達中の交通事故は契約会社の保険で賄うとして、勤務に至るまでの移動中の事故は保証してくれるのか?」と訊いた結果は前述の通り…。
まぁ普通なら日常使用目的で契約していても、その時だけ電車に乗り遅れたからバイクで通勤した場合に運悪く事故っても、(それが証言通りの稀な状況なら)恐らくは補償してくれる気がする(最近はシビアなのかな…?)。
しかし、誰が見てもフードデリバリーにしか見えないウバックを背負っている限り、たとえ実際はオフラインでの移動中であっても、そう簡単には日常使用とは認めてくれない気がするのも確か。
この辺は、フードデリバリーという新種の職業ゆえ、保険会社もその処遇をどうするか検討中なのだと思うが、しかし実際に現場で走っている人間としては、明日にも事故る可能性がある訳で、悠長に待っていることもできない。
「じゃ、どうすりゃいいんだべ???」
という訳で次回につづく…

2021年10月4日月曜日

ビッコちゃん、スーパーカブのメカトラブルでDNF?

自転車ならそれなりに詳しいビッコ。
自転車は日々メンテナンスに努めていれば、自走不可能になることはまずない。
※因みにフロントフォークが折れて、自走不可能になった事例が↓

ところが、スーパーカブになると話は別である。
一応タイヤ交換位までならできるようになったが、何の工具も持たない出先でのトラブルは成す術がない(と言うか、どのレベルまで車載工具を持つかの判断が付かず、蔑ろにしている状況)。
ただ巷では頑丈が売りのスーパーカブ(実際は、カブは壊れないのではなく、壊れても走るらしい)であり、ぶっちゃけ私もメカトラブルが起きるとは考えていなかった。
想定外のことは全く考えない、何処かの国の行政スタンスと同じ発想である。
英米に宣戦布告したり原発がメルトダウンしても、まだ国として生き残っているのは、ただ単にラッキーなだけだと私は思うのだが…。

閑話休題

事の発端は、配達中に慌てて無理なギアチェンジをしたせいだった。
チェーンがギヤに喰っていないような感じだが、異音と異臭がするにも関わらず動くことは動くので、何とか配達中のモノだけは完了させ(目的地がすぐ近くだったのは不幸中の幸い)、その後に実況見分をした。

結果は後輪が、力を入れないと回らない状態…orz。
これがギアボックスの方だったら手の付けようがないが、今回は後輪付随のスプロケットの気がしたので、チェーンカバーを強引に剥がしてみたら普通に開いた(まぁこれにも伏線があり、前回のタイヤ交換の際にチェーンカバーを留めるボルトの一つがバカネジになり、カバーが暴れない程度に喰いピンを差し込んだだけなのと、プラスチックのフニャフニャカバーが奏功した)。

そしてトラブルの原因は、チェーンが半分だけ外側にズレていると判明(18時で薄暗くなっていたし、写真を撮る余裕もなかった…)。
結果的には自転車ほど簡単にはいかなかったが、足でチェーンを強引に押し込みながらスロットルを廻して何とか復活することができた(足の爪先がチェーンとスプロケに挟まれ、超痛い思いもしたが…)。

これは本当にラッキーというしかない。
実は最近、チェーンの弛みが気にはなっていたのだが、面倒くさくて放置していた。
ロードバイクでいつもやっている、所謂放置プレイである。
しかしロードバイクなら、最悪な場合でもタクシーのトランクに乗せて自宅まで帰ることもできるが、カブだとそうはいかない。
住宅街だったので近所にバイク屋がある可能性は低く、時間も18時だったので、上記でクリア出来なかったら、この日はバイクは置き去りにして帰宅し、翌日にバイク屋と一緒に引き上げに行って、修理代だけでなく高額な出張費用まで請求されたはず。
それが実際は、その後もデリバリーを数件こなし、自走で自宅まで帰宅できたのである。

去年が散々だったので、その分、神様が味方してくれたのかな…




2021年10月1日金曜日

雨が降れば桶屋が儲かる?

恥ずかしながら今日の今日まで、私は表題のように勘違いしていた。
雨が降れば安普請の家は雨漏りが頻発し、かと言って屋根を補修するお金もないので取り合えずは桶を買って雨水を受けるという理屈なり。

閑話休題…

雨が降ればフードデリバリーが儲かるのは自明なり。
現にフードデリバリー新参者の私のところにも配達オファーが届く位である。
私もビッコでなければ出動したかもしれないが、滑って転んでまた骨折でもしたら元も子もない。
それに正直なところ儲ける気は余りないので、敢えて雨の日に出動するモチベーションも沸かない。

ただ寅さんフリークの私としては、世間様が休んでいる時に仕事をするのが、普段は呑気に遊んでいる人間のせめてもの罪滅ぼしだと思っている…