2008年10月30日木曜日

2008年10月のスナップ







知らない方が幸せなことだってある

「含有量は極めて微量であり、人体への影響はありません」などと後から言われるのなら、私は寧ろ最初から知らない方がまだマシなようにも思う。
例えば先日の餃子事件の時などは(餃子を食べてもいないのに)TVニュースを見ただけで気持ち悪くなって病院に診察しに行った人もいるらしいので、もし「多少は影響がある可能性もあります」なんていう結果を報告したらどうなるか判ったもんではない。

まぁ確かにメーカー側から観れば、後からバレて"ケアレス・ウィスパー"佐知子(船場吉兆)社長のようになるのが怖いという気持ちも判る。
しかしラーメン屋のオヤジが調理中トイレに行ったあと、手をちゃんと洗ったかどうかなんて誰も知りたくはない筈。

今回の様な結構シビアな事件も、そんな風に「緩~く」考えられないと、今後更に酷くなる食料環境の中では生きては行けないのではないかと私は切に思うのであ~る。

追伸
ただ先述したように、パニックが怖くて国絡みで公表を秘匿にすることがあったら、それはそれで別の怖さもあるのだが…

2008年10月29日水曜日

平成版「家庭の幸福」

○○ハム製のソーセージを子供に食べさせた母親が、サービセンターに問合せの電話を掛けた。

しかし、小一時間経ってようやく繋がった電話オペレーターの対応はいみじくも反省している様には思えず、つい「これが貴方の子供だったらどう思いますか!?」と声を荒げてしまった。

一方、朝から深夜まで同じ様なクレームを聴かされた続けた上記の電話オペレーターが、わずかな休憩時間を割いて夜食を買いにコンビニに寄ったところ、レジのバイト君の対応が余りにも酷く、こちらもついつい怒鳴ってしまう破目に…

さてさて、突然ヘンな親爺に怒鳴られたバイト君もようやくバイトが終わり、その顛末を友人に愚痴ろうと自転車に乗りながら携帯メールを打っていたのだが、ついそれに熱中する余り赤信号を見落としてしまった。

そんな時、たまたまその交差点を通り掛かった車の運転手が、「久し振りに子供と一緒に夕食を食べられるゾ!」と家路へと急ぐ、最初にクレームを発した主婦の夫であったとしたら…

平成版「家庭の幸福」は、この様にして循環していくのかもしれない…

2008年10月28日火曜日

何気ない仕草

小津映画を観ていると昔は誰でも自然にやっていた何気ない仕草にハッとする事がある。

例えばある夏の日の暑い昼下がり…
さりげなく団扇で扇いで訪問客を持て成す原節子。
※まぁ杉村春子の「ホントに暑うございますわネェ~」ってな感じで扇風機の首をぞんざいに客人に向けるのも、それはそれで何気ない仕草だが…

また突然の訪問客に…
「いやいや、散らかって居りまして…」等と慌てながら、座布団を裏返して席を勧める笠智衆。
事前に連絡を入れておくのが常識となってしまった今の風潮ではもう二度と見られない仕草なのかもしれない。

でもせめて…
雨に日に通りを擦れ違う際、お互いの傘を逆側に傾ける仕草なんかは今でも残っていても良いのにとは個人的には思うのだが…

2008年10月27日月曜日

お台場で泳げる名誉

トライアスロン日本選手権があることは当日朝のFMの交通規制情報で知ったという程度のトライアスロン・ファンなのですが、一応ファンと宣言している身分でもあり、夜勤明けでしたが自宅から近いこともあり結局観戦に言って参りました。(言い訳がチト多いような…)

で、一応その証拠写真が↑デス。

10月26日午前7時現在、気温19℃ 水温21.2℃
エリート選手ですから、僕等と違ってウェットスーツなど着ません
このタフネスさ、カッコ良過ぎです。

えにぃうぇ~い

「水道水なんて飲めない!」とか、食品の残留・混入物などに潔癖なまでに拘る方へ!

現在のところ僕は、渡良瀬遊水池、手賀沼、稲毛の浜の水しか飲んだ事がありませんが、その類の水を飲める様になれば水道水も非常に美味しく感じられますし、余程のモノを食べない限り腹を壊す事はないと確信しました。

願わくは、是非お試しあれ

2008年10月26日日曜日

インゲンの行方

僕の日々の食料供給庫である中国製オンパレードな業務用スーパーから遂に冷凍インゲンが姿を消してしまった。

恐らくゴミでも捨てる様に全部処分されたのだろう。
「勿体無い」の一言に尽きる。

ところでこの事件、巷では何故か「残留農薬」とか「食の安全」云々で議論されたりするが…
レイチェル・カーソン読みナハレ、複合汚染読みナハレ
残留農薬とは食べても直ぐには異常が判らないから怖いのであって、「食べたら舌がピリピリした」なんていうのは、人為的に何かが抽入されたと考えるのが筋。

If you think so…

その原因となった中国社会にある矛盾が解決しない限り、何時かまた別の事件も起こりえるだろう。
それに、今の日本にはどれだけの中国産の食料品が輸入されているかを冷静に考えれば、どんなに検査を徹底したところで完全に抜き取ることは不可能だと気付く筈である。

なので私達が出来ることは、中国産のモノを控えるか、若しくは注意しながら食べることである。

いずれにしても…

値段もギリギリまで下げさせ、なのに検査の徹底化を一方的に要求しておきながら、いざこういう事件が起こるといの一番に大きい声で騒ぎ立てるのを、僕は余り賢い行動だとは思わない。

2008年10月23日木曜日

石鹸は毎日必要か?

よく考えてみれば、人間が毎日石鹸なんてものを使い始めたのはこの数十年の話。
その前までは、若い女性でさえ銭湯は三日に一回という時代も。
「人間は首から下には皮脂がないので、そんなにゴシゴシ洗う必要はない」という話を聴いたこともある。

ちなみに私は、ほぼ毎日プールで塩素消毒をしているし、そうでない日も必ずシャワーで汗だけは流している。

一応それで社会に迷惑を掛けているとは思わない(まぁ「臭い!」と言われないだけかもしれないが…)。

とにかく、それで良いと私は思う。


2008年10月22日水曜日

私的ジョギングの黒い楽しみ

その壱

こちらが何気なしに追い抜くと、これまでのペースを急に速めて抜き返そうとする闘争心旺盛な方が最初のターゲットです

①此方は相手のペースより若干遅めにしたり速めにしたりして、デッドヒートを繰り返します

②そして、そろそろ相手が疲労困憊してきたかなぁと思った頃に「あなたとは違うんデス」ばりのスピードで「さようなら~」と去らせて戴いています

ジョグの基本:ペースはなるべく一定に!


その弐

犬を愛でるというよりも、犬と散歩している自分に惚れ惚れしながらリードを離して散歩をしている"何ちゃって川島なお美"風の人が次のターゲットです

①チョッとだけ犬語が話せる私は、そんなシナモンちゃんに対しアイコンタクトで「Follow me along!」と目配せします

②最近のシナモンちゃん系の多くは洋服を着たり、食べ物なんかは恐らく僕よりも豪勢なモノを食べていたりで、かなり人間に近い生活をしてるせいか犬語が通じなくなりつつありますが、未だ犬魂を忘れていない犬だけは「I'll catch up with you!」と喜んで追い掛けて来てくれます

③「待って~!」と叫ぶ、川島なお美氏の困惑振りが何とも言えません

公共のマナー:ペットの放し飼いは止めましょう



でも一番非難されるべきは、私であるのはNo doubtですけど…

2008年10月14日火曜日

傘袋使い回し運動

エコな生活というのは、例えば御飯を食べた茶碗をそのまま湯飲みとして使い回すような振舞いの積み重ねであって、ペットボトル容器には何の疑問も持たず使用しながら、割り箸の製造過程を考慮もせずに非難することではない。

ロハスというのは、例えば自分の糞尿を肥しに自分の手で野菜を栽培するような事であって、表参道にあるようなカフェを田舎に移設してスノッブ風を吹かす事ではない。
※LOHAS…Lifestyles Of Health And Sustainability

生来からこのような考えの持ち主なので、巷のエコ活動には全く興味がないし、真似しようとも思わない。

ただ表題の「店舗入口にある傘袋は前の人が使ったモノを使い回す」という振る舞いを、エコではなく「その方が楽でスムーズ」という理由で前から実践していて、それをj-waveのロハス・サンデーというラジオ番組に投稿したところ、番組内で読んで頂いた。

願わくは、コレが日本中に広まってくれたらと、性懲りもなく思った次第なり。

2008年10月9日木曜日

続バナナダイエット考

人間という生き物は様々な情報に翻弄され過ぎると、自分の頭でものを考えることを放棄してしまうのかもしれない。

たとえば普通なら、バナナダイエットで「服用するのは水でなくてお茶じゃダメですか!?」なんて疑問は起きない。と言うか普通の思考ならバナナダイエットそのものに疑問を感じるはず。

ついでに言わせてもらうと…

脳ミソを軽くしても体重は減りませんょ!

と私は思う。

2008年10月7日火曜日

社会生活に等価交換はない

例えば、仕事…

私達はつい自分の働きに見合った賃金を貰えない事に愚痴を言い勝ちですが、そもそも働いた分全てを労働者に分配したら、会社経営や資本主義経済は成り立ちません。
これは、世のニート君的発想で考えると明らかなのですが、彼等は自分が働いた(と思っている)分だけの代価が支払われてないと感じるから働かないのであって、私達がどんなに知恵を絞って彼等をTVゲーム機の前から誘き出そうとしても、土台無理な話なのです。(※ある意味、彼らこそ究極の合理主義者と言えるでしょう)
働いた分の何割かは社会に奉仕しているという発想がないと、今の様な閉塞感は一向に解消されないと私は思います。

例えば、恋愛や結婚…

恐らく、自分が施した愛情と同等のモノを、相手にも求めるから軋轢が生まれるのであって、実際はそんなに上手く行かない事は自明かと…。
小津安二郎の映画の様に
父:「結婚なんてモノは、そういうモノなんだょ…」
娘:「そうなのかしら…?」
父:「うん、きっとそうだょ…」
多分そんな感じの緩~い発想でないと、相手への鬱憤だけが溜まってしまうのではないしょうか!?

例えば、子育て…

とんびが鷹を産むことは先ずありません。
(まぁ、ごく稀に突然変異という奇跡もなくはないでしょうけど…)
貴方がどんなに金を掛けて習い事をさせても、所詮とんびはとんびです。
��まぁ逆に、子供にはアンパンマンだけを見せて彼等の想像力を養おうともせず、自分は携帯電話に夢中なママも如何なモノかと思いますけど…)
しかし、そんなのは未だ可愛い方で、自分が"こしらえた"作品に満足せずに…してしまう親こそ、正に子供を商品としてしか見ていない証なのかもしれません。

例えば、教育…

「勉強して→良い学校→良い会社」と考える事は、詰まる所、教育を施す事とその後の将来(のお金持ち)設計を天秤に掛けている訳である。
まぁ、立身出世を志す私学ならそれでも構わないのかもしれませんが、公教育にその図式を当てはめるから、「給食費は何で払わなくちゃならないの!?」とか、そもそも「勉強なんて何でしなくちゃならないの!?」というトンでも意見が出てくるのではないでしょうか!?
教育とは元々、「学びたい!」という人間本来が持つ自然発生的な営みな筈。
※憲法でワザワザその規定があるのは、基本的な人権だからです
そんな当たり前の事を、今では文部省の御役人は勿論、親や教師でさえ忘れているような…

そんな今の私達のマスターカードでは買えない様々なモノを、経済論理に当て嵌め等価交換しようとしている発想こそ、現在の様々な社会問題の根本原因ではないかと私は思います。

2008年10月1日水曜日

バナナダイエット

テレビなどは余り見ない人間故に最近その実情を知った。

皆さんあるある大"事件"での納豆ブームをスッカリ忘れてらっしゃる様で…

とにもかくにも、ブーム以前から主食がバナナの私の願いは…

舌の肥えたお金持ちの皆さんが一日も早くバナナ漬けの生活に飽きてもらうこと

もしくは…

違うダイエット法を唱える教祖様が一刻早く現れること