2019年8月31日土曜日

2019珠洲トライアスロン参戦記

※こちらは筆者の負け惜しみや言い訳だけを書き連ねたものです。珠洲トラの概要だけを知りたい方は↓を参照ください。
https://griver-tri.blogspot.com/2019/09/2019.html

まず、今年の珠洲参戦は来年の佐渡Aエントリーの参加要件を満たすためだったので、参加決定通知が来てからも練習するモチベーションが全く上がらず、直近の練習量は↓なレベル。

5月:Run:62.71km Bike:699.74km Swim:4.5km

6月:Run:113.66km Bike:273.33km Swim:7.83km

7月:Run:161.41km Bike:222.27km Swim:7.02km

8月:Run:121.46km Bike:328.39km Swim:13.17km

それに距離だけでなく、スピード錬やLSDランは一度もなし。
当初はこれで真ん中位で完走はできると思っていたのだから笑止千万なり。

大会二日前

前日まで水道検針の仕事があり、支度は何も出来なかった。
本来は検針の前までに支度を済ませておく必要があった(そう自覚していた)のに、それをしなかったのは自省すべき。

起床は4時で、それから支度をし始めたのだが、肝心なバイク運搬システムが完成していないことに気付き、かなり落胆。

そんなこんなでも何とか、8時に出発。

ところが、今回はスーパーカブにバイクを積み込んでの初めての遠征で、いざ載っけてみると細かい不具合も多く、道中でも荷作りを直したりテープを巻いてバタ付きをなくしたりと試行錯誤しながらの行程。

おまけに、大会一週間前位にパソコンもスマホも壊れてしまい、現地までの道のりや途中の野宿スポットなどの下調べが全くできない状態だったが、そのへんも「まぁ海岸沿いを走っていれば何とかなるだろう」的発想で、往路はかなり道を間違える羽目に。

金曜日の天気予報では雨だったが、新潟と山形の県境でゲリラ豪雨に見舞われたものの、あとは時折小雨が降る程度で助かった。

金曜日の野宿場所は、滑川の道の駅に決めたが、場所の選定に失敗し、近くの砂浜はカップルや若者の集う場所だったようで熟睡できず…。

大会前日

5時起床。目覚めは最悪だが、そこは野宿の宿命で、荷物を整理し早々に出発。

すき家で朝飯。

途中、30分位通り雨にやられたが、あとは順調に走り、10時に会場到着。

で受付会場で荷降ろししたのが最初の失敗で、野宿場所はゴール会場の方が都合が良いことが後から判明。

前日受付と車検を済ませ、会場付近の売店ブースを物色していると、一番奥にうどんとそばの無料振る舞いがあり「これは無料でカーボローディングができる」と考え、結局4杯もご馳走になる。

スピードセンサーのマグネットやその他の忘れ物を調達するため珠洲市内の百円ショップに行くが、店を出ると今朝の途中であった通り雨にまたしても遭遇(しばし雨宿り)。
小振りになったので荷降ろし場所に戻ると、幸運にもそこは雨の侵入はなくホッとした。

15時に事前説明会、16時のカーボパーティー
パーティーは噂通りの豪華さで、ここでもまたカーボローディングに勤しむ。
ただやはり一人ぼっちで誰とも会話できないのはチト寂しい。

その後は駐輪場に戻るが、やはりここで野宿するのは何となく味気なく、結局スイム会場を下見した時に気になった鉢ヶ崎グランドゴルフ場近くの公衆トイレそばに荷物移動。

18時半頃に晩酌のつまみを調達やテント張りも終わり、ホッと一息。
ただ後から来た隣で車中泊者が車のエンジンを付けっぱなしにしているのに辟易…
案の定、一度はすぐ寝たが12時ころまた目が冷め、残りのつまみを餌に晩酌第二ラウンド(また直ぐに眠れたが)。

大会当日

5時起床。
久々のレースだが準備は普通にこなす。
私の勝負メシ納豆餅を食べるが、今回はチト食べ過ぎた(スイムでげっぷ)。

当日受付を済ませ、バイクラックに向かうと隣との間隔が狭くて驚く。

ウェットを着て試泳に向かうと、波が高い…
でもこの時は、まだその怖さには気付かず。

スイム

久々のレースなので真ん中の外側スタートしたのだが、いつもの悪い癖で全然ゾーンに入れず、おまけに海水を飲んで意気消沈。
いつもなら背浮きで落ち着けるのだが、波が高くてそれもダメ。おまけに外側からスタートしたのでコースロープまでが遠くて、ワタワタ…
さすがライフセーバー、危険な人と判断し、浮き袋をなげてくれて、何とかロープまでたどりつくき、ブイに抱っこして暫し思案。
頭の中は棄権だけだったが、折角の長旅と、来年の佐渡挑戦権も無駄になると思い直し、泳ぎ始めてみたが、やはり全然ダメ。
10m平泳ぎで泳いでブイに抱っこの繰り返しだったが、最初のブイを折り返してからはクロールで泳げるようになり、潮の流れが進行方向だと気付いてからは精神的にも落ち着け、ようやくゾーンに入れた。

スイム:mm:ss ○位

一時はビリケツ(正真正銘)まで下がったのだから御の字。

バイク

練習不足のせいか平泳ぎを多用したせいか、これまでより疲労感が半端ない。
それにいつもは「上陸できれば後は何とかなる」と思えるが、今回はその自信さえ沸かない。
想像通りバイクラックには殆どバイクは残っていなかった(第二ウェーブに関わらず)。
おまけにレース前にタイヤに空気を入れるのを忘れ、フニャフニャ状態でスタートしたのだが、スタート直後にあった第一エイドをウッカリ通過してしまった(素直に戻らなかったのは事前説明会でメカニックは第二エイドにいると聴いたせいもある)。

そしていつもならバイクではどんどん抜かせるのだが、今回は寧ろ抜かされる数の方が多い。

第二エイドに着いて、ポンプを貰ったら何とママチャリ用の安いモノしかない…Why!?
思わず「こんなの全然使えないょ」と吐き捨て、フニャフニャのまま再スタート。
コースは小刻みなアップダウンでさらにコーナーでは空気圧不足のせいで怖い思いをする。

ようやく第三エイドに着くも、今度は米英仏対応していそうなモノだったがバルブ口は米式のまま…
もう終わったと思い、一旦は次のエイドに向かうも、500m位走ってから「次のエイドがまた英式のものだったら…」と考え直し、エイドに戻って自分でバルブ口を仏式に直す。
この時点で15分はロスしているので、ここで順位は気にせず完走を最終目標にする。

結果としてその後は何のトラブルもなかったが、やはり追い越し禁止区間と一時停止があるのは興醒め。
またエイドの水分補給がボトルではないのでここでも一時停止しなければならない。
コーラがないのも…

大谷峠の最後の登りは予想以上。

ラン

バイクとは一転、眠くなりそうな平坦コース。

※以下、草稿中…