2013年12月31日火曜日

紅白歌合戦考

紅白は、もはや歌番組ではない。
差し詰め歌手の異種格闘技戦といったところか。

で、その解決策を披瀝する。

確かNHK総合は地上波でも二つ(或は複数?)チャンネルを持っているはず。
もしそうでなくてもBSなどで複数チャンネルを確保することは可能である。
そして「シニア紅白」と「ヤング紅白」に完全に棲み分ければ、さぶちゃんときゃりーぱむぱむのコラボレーションなど観なくても済むのである。
※巷がそんな紅白でしか観られない異種格闘技戦を期待しているなら話は別だが…

えにぃうぇい

久し振りに紅白を観て、かの番組製作者は家で過ごす際の娯楽がラジオやテレビしかない時代の呪縛からどうしても逃れられないような気がした。
年末年始を親戚家族が集まって過ごす場合、大抵大人達はヘベレケに酔っぱらっているし子供達は携帯ゲームに夢中である。
そんな時のテレビなんてものは宴会の会話が途切れた時の突込み先であったり、その場を盛り上げるBGMに徹する方が無難だと私は思う。
にも関わらず一生懸命手を尽くしてあらゆる世代に楽しんで貰おうという健気な姿勢が、むしろ痛々しく感じてしまうのは私だけなのだろうか。

トレーニングのデータベース作り…

来年以降の練習記録を子細にデータ化するため、データベース作りに奮闘する今年の年末



ましてやaccessなど10年以上触っていなかったのでかなり試行錯誤はしたが何とか骨格までは作った。


ただしコチラのacces2013は60日限定の試用版故に、実際の運用はオープンソースのlibreofficeを使う予定である。

※全く不慣れなlibreofficeで白紙から作るよりも、参考書やオンラインヘルプも多数あるaccessでひな型を作ってから、移行した方が良いと思ったからでアルし、ホイドがソフトウェアに〇万円もの大枚を叩くはずがない。

しか~し、「無料(タダ)より高いモノはない」のも道理である。
※意味合いは異なるが…
access→baseへのデータ移行の方が面倒のような気がしてきた…

2013年12月28日土曜日

年末のあれこれ



来年からはジョグデータをデータベース化しして、より子細に記録しようとアクセスを再勉強。
アクセス97以来全然触っていないので操作方は殆ど忘れているし、2013とはインターフェイスもスッカリ変わっているので…。
正月用の暇つぶし動画閲覧も兼ねて、wimaxのエリアが実家まで届いているか確認するため無料レンタル機を借りる。
(過去に一度レンタルしたがエリア範囲内にも関わらずNGであった…)
結果は…
普通の所は圏外だったが、ピンポイントでアンテナが立つところを発見する。
スピードは1mbps前後で、gyaoなども調子が悪くなると時折途切れるが、何とか視聴には耐えられるレベルか…
やはり安定感ではドコモには叶わないニョロ。
例えばradikoはwimax経由だと時折途切れるが、OCNモバイルONEだと最大200kbpsしか出ないのに全く途切れることなく徴取できるのダょ

2013年12月25日水曜日

ホイド暮らし~冬の或る一日

冬は極力何もしないことにしている。
熊の冬眠みたいなのが理想なり。

なので用を足したり、猫に餌をせかされたり、やんごとなき雑用がなければずっと布団の中で本を読んだり空想に耽っている。そしてそれにも飽きたら薪ストーブに火を入れ、それで沸かしたお湯でコーヒーを飲み、また本を読んだりボーっとしている。

昼になったら誰もいなくなった実家に忍び込み、昨夜の晩御飯の残り授かる。月に3万円以下で生活できるのはこのお陰でもあるが、ソロー(「森の生活」を著したこのジャンルでは有名な思想家)だってお昼には実家の母親のもとに通っていたらしい…

その後は天気が良ければ10~20kmジョグし、天気が悪かったり走りたくない気分の時は午前と同じく部屋でムニャムニャ...

夕方は週に二~三回、近所の公営温泉に行き、最低限の公衆衛生を保持。そしてそこでのお爺ちゃんたちの銭湯談義や、休憩所にある新聞が唯一の社会との繋がりと言ってよい(住処にはテレビがなく、最近はラジオも全く聴かなくなった)。

そして暗くなったら晩酌をして、あとは寝るだけ。

雪が解けるまでは大体こんな日々の繰り返しである。
お金はお酒以外は殆ど掛からないので働く必要もないしその気力も湧かない。
将来はつまみを自給野菜を中心にし、このライフスタイルに磨きを掛けようとも考えている。

えにぃうぇい…

こんな暮らしに、「国民の義務を果たしていない」とか、「老後は大丈夫なの?」とか、「自分には絶対無理」とか、色んな異見があると思うが、以下に私見を述べる。

まず国民の義務について。
勤労の義務については、夏に自分が必要とする分だけ働いている。
年収は50万円くらいで、それで貯金もできているので、それ以上働く必要性を感じない。
納税の義務については、この年収なので住民税は非課税で年金の支払いも猶予されている。
国民健康保険は年に2万円くらい支払っている。
子供はいないので子女に教育を受けさせる義務もない。

老後については、特に心配はしていない。
まず私の生涯の目標は「ピンピンコロリ」である。日々の粗食&小食と運動を重心がけ、脳もなるべく衰えないよう注視しているのはそのためである。
また清貧に努め月3万円以内で暮らしているのも、どんな逆境でもサバイブし続けるためである。
そして一応、もし突然明日から働けない身体になったとしてもその暮らしを20年続けられる貯蓄はある。
更にそれでももし日本が福祉国家を放棄し、私のような国に貢献しない人間は切り捨てる政策をしたとしても、私にはその覚悟はできている。
そもそも国に頼るつもりは毛頭ない。

「自分には絶対無理…」については、私も昔はそうだった。
物欲に弱くいつも「〇〇が欲しい」とか「〇〇が足りない」とばかり嘆き、その不甲斐なさに常にストレスを感じ、そのくせ何も出来ずにウジウジしていた。
しかし、鉄人レース(水泳3.8km、自転車180km、マラソン42.192km)を完走してからは人生観が一変した。
一日中歩き続けられる健脚や何kmだって泳げる体力、そしていつ死を宣告されてもその覚悟さえ常に出来ていれば、金や物欲、将来の蓄えや老後の健康など、世の中のありとあらゆるモノは(無用とまではいえないが)どうだって良くなった。

お金なんて殆ど必要ない。
ストレスレスでシンプルな暮らしこそ人生の宝物だと思えるようになった。

以上、そんな発想とライフスタイルを一人でも多くの人に理解して欲しくて、今この日記を書いている。
まずほとんどの方には理解して貰えないだろうが…


2013年12月21日土曜日

(投稿)会話こそ最善の武器

自然人類学者の西田正規氏は
ヒトは先ず武器として棒や石を持つようになり、しかし「これはあなたを攻撃するものではない」旨を伝えるために言葉を産み出した
という説を唱える。つまり言語よりも先に暴力を覚えたことになる。

その真偽はさておき、現在の私達は近隣諸国との会話には非常に消極的だ。武力を更に増強しようともしている。氏の観点からすれば、私達は原始時代に逆戻りしようとしている。

夫婦や知人との喧嘩はたいていお互いの猜疑心が発端だ。お互いの誤解だったと後から気付くこともよくある。米ソの冷戦体制も似たようなものだった。

故に、私たちもまずは近隣国と話し合う必要がある。そして決して会話を断絶してはならない。

会話は基本無料である。にも関わらず何兆円もする戦闘機以上の効果があるのだから、これを使わない手はないのである。


2013年12月19日木曜日

唄子啓助のおもろい夫婦

※一応前置きするが、モモ(飼い猫)との痴話話。

ちょっと前までは直ぐに膝枕をせがんできたのに、最近は私の晩酌には付き合わず一人で勝手に布団の上で寝ている。

まるで倦怠期に陥った夫婦関係みたいで、その辺を桂文枝師匠に訊いてみたい気がちょっとだけした次第である。

追伸
それで椅子から転げ落ちてくれれば本望デス。

今更ながらアイアンマン・ハワイについて

クリッシーなき後、そしてアイアンマンが所謂エグゼクティブの嗜みになりつつある現状を知ってからはすっかり興醒めしていたのだが、LUMINAの1月号を立ち読みする内にやはり沸々とするモノはあった。

ミランダのランは凄い。
でもどうしても彼女は好きになれないんだなぁ…

追伸
ロング系のトライスーツも数年後にはワンピースの袖付きに移行するような気配…

それが異例の事態とな…

都知事絡みのネタである。
詳しくは判らない。
多分都知事に非はあるのだろう。
でもよってたかって、それこそ茶の間でワイドショーを観ているお婆ちゃんまでが「許せない!」と思わせるような報道をするのもどうかと私は思う。

私達は恐らく、無利子、無担保、出世返しで¥5,000万円借りられる人間が妬ましく羨ましいのではないだろうか。
そういう自分の腹黒さを自覚して他人を断罪するなら私は訝しくは思わない(多分)

とにかく…

それで引責すれば事が収まるのかというと、今度は「石原氏に続く異例の事態となった」というのだから笑わずにはいられない。
散々に「辞めろ、辞めろ!」とこき落しておいて、いざ辞職すると「そんな異例な事態はヤバいでしょ」と言っているようなモノである。
マスコミの劣化は甚だしい。

2013年12月16日月曜日

「○○より先に××なのでは!?」的意見について…

例えば、「消費税を上げる前に、先ず政治家の給料を下げるべきでは!?」的な言動についてである。
まぁ言いたいことは判るのだが、ただ何となくずっと賛成が出来ないでいた。

その理由がちょっとだけ閃く。

つまりそう言う人は「私達は十分にその被害を被っている。その被害に会っていないのは貴方方だけでしょ!?」的な解釈なんである。
でも私が見る限り、そう言う人は意外と良い暮らしをしている。一番顕著な例はワイドショーに出ているタレント。
代弁者のように振る舞っているが、実際のところは政治家さんよりも良いアドバンテージを持っていたりするんである。

それに釣られるように、実際に増税の憂き目に会う私達庶民も愚痴るのであるが、そういう人の愚痴は結局尽きることがない。いつまでたっても、例えその人が金持ちになったとしても続くのである。
多分、その辺がどうしても賛成できない理由なのではないかと私は思うんである。

世界に変化を望むのであれば、先ずは自らがその変化となれ
��ガンジー

2013年12月15日日曜日

気晴らし

やはり人間は部屋にじっとしてはいられないらしい…


神なき人間のみじめ
神とともにある人間の至福
��パスカル

サバ缶はお前の餌ではない

俺の非常食なのだょ。


雪が止むか、あるいは本当の飢餓状態になるまでは食糧調達には行かないじょ。

冬籠り

人間の不幸などというものは、どれも人間が部屋にじっとしていられないがために起こる。部屋でじっとしていればよいのに、そうできない。そのためにわざわざ自分で不幸を招いている。
��「暇と退屈の倫理学」より※國分功一郎氏による、パスカルの「気晴らし」についての解釈。cf.「パンセ」



追伸
雪上トレーニングは元旦からにします。(予定)

2013年12月13日金曜日

国際化

「国際化のためには英語が必要」という短絡的な凝り固まった発想しかないから、いつまでたっても国際的な見地を持ち得ないのではないだろうか…

英語は話せるけど日本ガラパゴス的な話題しか持ってない人と、日本語しか話せなくても世界から戦争を無くすにはどうすれば良いかを心底模索している人のどちらが国際的なのか…

えにぃうぇい

国際化なんてモノは、(英検などの)物差しで測れるものでは決してないと私は思う。

(投稿)今から軟着陸できる場所を探す

地方に行くと時折白い御殿を目にする。廃校になった小学校である。しかしそれらが必ずしも民意に反して建てられた訳ではない。当時から近い将来廃校になると予想されていたにも関わらずである。でも誰もそれを大きい声では言わなかった。否、言えなかったと言って良い。恐らく多くの住民はここに子供たちの歓声がまた響き渡ると夢見ていた。そんな妄想に釘を刺すような本音は誰も言えない。

このように、私たちは不都合なことはなるべく考えない、そして言わないようにして生きてきた。
本来なら、これを補い正すのが政治家や行政の役割の一つのはずである。
しかし政治家の先生方はますます大衆に迎合する方向に傾いている。
恐らくこの弊害に気付くのは、白い御殿を壊す予算さえなくなり、どうしようもなくなった時だろう。

では、そうならないためにはどうすべきか。

まずは私達各々が現実路線で未来を見据え、それに呼応すべく行政側も軟着陸可能な案を提示するべきだと考える。
少なくても、更に飛行高度を上げて危険を回避している、つまり景気回復しているように錯覚させる現政権の政策は間違いだと気付くべきだ。

高度を上げれば上げるほど、軟着陸する時の衝撃は激しいものとなる。
公共投資を増やし、負債を先送りし、とにかく産めよ増やせよと考える人も、その事実だけは記憶の隅に置かれた方がよろしい。

朝照らしは婿泣かせ

山形では「朝照っかりの婿泣かせ」



母上に教えてもらった言葉だが、グーグル閣下に訊ねてみるとその意味には諸説あるらしい。


①昼から天気が悪くなるのを知っているのに、あるいは唯単に快晴の早朝に寝床にいるのは無精という意味で、姑が婿(地方によっては「嫁」の場合もあり)に「こんな良い天気なのだから稼ぎに出ていけ!」という婿(嫁)イビリ的な説が主流だが


②婿さんが転じて色んな職人さん(大工さん、左官屋さんなど)がしっかり段取りをしたのに天気が急変して全て台無しになるという説もある(多分①が派生したのだろう)


いずれにしても、グーグル閣下やスマホ王子が君臨する今の世の中ではあり得ない話である。


そんな感じで、ちょっと洒落た時候の口上や言い回しみたいなものも少しづつ死んでいくのだろう…

2013年12月12日木曜日

猫のかわいいところは…

飼い主の言うことには絶対に従わないこと。(余程お腹を空かせていない限り…)

もし何でも飼い主の言う通りの猫がいたとすれば、三日もすれば飽きてしまうと私は思う。

追伸
Б×▼ΘΠξ…な今の社会風潮では、そういう猫の方が重宝されるかもしれないが…
※↑は特定皮肉にあたるため一部検閲を受けました。

雪が降る、貴方は来ない…

雪上用のランニングシューズを買ったが、やはりこの天気で走る気力などさっぱり湧かない。

どうしたものか…

(投稿)本音で議論できる社会を

地方に行くと時折白い御殿を目にする。廃校になった小学校である。しかしそれらは決して民意に反して建てられた訳ではない。当時から多くの人に近い将来廃校になると予想されていたにも関わらずである。でも誰もそれを大きい声では言わなかった。否、言えなかった。恐らく多くの住民はここに子供たちの歓声がまた響き渡ると夢見ていた。そんな妄想に釘を刺すような本音は当然誰も言える訳がない。

恐らく先の戦争もこのような感じで泥沼化していったのだろう。

民主主義は面倒なものである。前述の小学校建設に際しては村を二分してでも討論する必要があったと私は思う。

また似たような事例は全国どこにでもあったし当然今も存在する。しかし私達はずっと議論することを避けてきた。

そして先の参議院選では決められない政治を忌み嫌った。それらの結果が今回の強行採決であると言って良い。

今なら未だ間に合う。

いつどんなことにでも本音で議論できる社会だけは守り通さなければならない。そして権力の暴走だけは絶対に許してはならない。廃校の小学校なら他の何かに有効利用も出来るが、いざ戦争が始まれば後戻りできないことは私達の歴史を見れば明らかなのだから。

2013年12月11日水曜日

薪ストーブの欠点は…

微妙な温度調節を瞬時にできないこと。

そんな薪1本の火力さえ調節できない私達が、原子力をコントロールなどできる訳がないのだょ。安倍ちゃん

追伸
あくまでも薪ストーブ単体での温度調節ができないのであって、窓を開け閉めすれば温度調節は可能です。

たとえ明日世界が滅びようとも

最近藤原新也さんの著作を久し振りに読み感銘を受けたので、氏のオフィシャルサイトを覗きに行ったら、そこは有料且つ会員数限定だった。

何となく一気に興醒めした。

そしてふと、グレイトフル・デッドというロックバンドを思い出した。
確かな情報ではないが、自らのライブ音源などは全て垂れ流しOKとし、それで更なるグルーピーを獲得していった経緯があると何処かで聞いた記憶がある。

溢れる才能は、たとえ明日世界が滅びようとも、どんどん垂れ流ししようとも、決して枯渇することはないと私は思う。
※まぁ氏が公開を限定しているのは、そうしないとやんごとなき誹謗中傷が多いからとも推察されるのではあるが…

2013年12月10日火曜日

景気対策を乞い願うことは

世論調査などで「政府に望むこと」と訊くと必ず筆頭に挙げられるのがこの景気対策…


百姓が年貢の取り立てを緩くしてもらうため、あるいは越後屋が販売独占権を得るため、御代官様に泣きついているように見えるのは私だけだろうか?

選挙で投票所にも行かず、そのくせ議員が悪いことをしたりすると「だから政治家は信用できない」と嘆く面々…

町内会の問題すら蔑ろにして、都合の良い時だけ「もっと市民の声を聴け」と訴える面々…

いずれにせよ、私たちの発想は江戸時代の頃とほとんど変わっていない


2013年12月9日月曜日

猫の残酷物語

猫の残酷なところは、仕留めた獲物を食べずに転がしたりして弄ぶ習性があること。

画像

一時間位↑のような感じで、モグラが逃げようとすると小突き回したりして弄んでいた。

画像

そして↑が、そんな拷問を受けることになったモグラの最期なり。

ちなみに、田舎のモグラは都会のモグラと違ってサングラスを掛けていなかった(もしも掛けていれば、もう少しは抵抗できただろう)。

もちろんその後、このモグラを土に返してあげたのは、猫の飼い主である人間の私である(まぁ猫から見れば、私は召使いなんだろうけれども…)。

2013年12月8日日曜日

雪化粧

やはり化粧は薄く、自然な方が良い。


否、化粧などしてくれない方が余程素敵なのだが、そうもいかないか…

2013年12月7日土曜日

ベジタリアンの猫

捕えた鼠をキャベツと交換するという猫なら1Q84の挿話にあったが、モモの場合は本当になれるかもしれない。


びこ~ず

モモの大好物は納豆とピーナッツ。
因みに納豆なら45gパックをペロリと平らげる。
諸々の事情でキャットフードを主食にしているが、納豆だけでも満足出来そうな感じである。

どうしてもベジタリアンにはなれない私にとっては非常に羨ましい限りだ。


2013年12月6日金曜日

山の中に蟄居すると心地よい

何が一番心地良いかというと、特にこの季節はクリスマスイルミネーションを見なくて済むことだ。
別にイルミネーションが観たくない訳ではない。
商業主義に踊らされた(そうでなくても忙しい年末なのに)上辺だけの何ちゃってクリスマスのあの雰囲気にどうしても馴染めないだけである。

薪ストーブの暖かさは…

サンマをガスではなく炭火で炙るような…

正に、火の通り方が根本的に異なります。

つまり、網の上のサンマの気持ちを想像して戴ければと…

2013年12月5日木曜日

2013年12月3日火曜日

吊戸棚を造る

厳密には吊戸棚と言うより断熱効率を上げるための下り天井(壁)と言った方が機能的には正しいのだが…


結構悩んだのは、上開き戸をどうするかである。

最初はダイソーの丁番を使って造ってみたのだが現物合わせでこしらえたので扉を綺麗に開け閉め出来るように納めるのは結構大変だった。

そこで「石膏ボードの表面にある頑丈な厚紙を利用して…」と思い付いたのが↓

要は開け閉めしたい部分にカッターで切れ目を入れて、出隅部分が壊れないように布テープで繕っただけである。



この方が全然簡単でスッキリ納まったのは何とも皮肉である。

これにて、今秋の内装工事ビフォーアフター第二弾は終了。
かなりハマった何ちゃって大工工事も暫くはおあづけ…

西之島

尖閣諸島であれこれと▽Ё●Γξ…するのならば…

火山活動を活発化したり抑えたりする制御術を研究し、問題になっている海域付近に新しい島を誕生させ、そして直ぐに第一発見者として名乗り出て日の丸の旗を立てる術を考えた方が良いのではと、まぁそんなことは無理だと判りつつも妄想するのでありました。

2013年12月2日月曜日

煙突ダメ工事

前回は野地板に直に煙突が触れるような感じであった。

※隙間を拾ってきたケイカル板で隠している

これではいずれ野地板が炭化し、火事になるのも時間の問題だったろう。
















そんな訳でホイドらしくこれ以上お
金を掛けたくないので、子供の頃に住んでいて今は廃屋の実家のカマドを物色…

そこでアスベストがふんだんに使用されている(?)と思われる煙突を発見する。



いよいよ、ダメ工事スタート




先ずは普通に106mmの直管






















その外側に、これまた実家の牛小屋でボイラーに使っていた150mmのステンの煙突を被せる。

何ちゃって二重煙突


更にその周囲に前述のセメント煙突を埋め込む。

驚きの三重構造

あとは耐熱性のパテで隙間を埋め、傘を被せて出来あがり。
※上記は何分にも素人仕事なので、こんな真似は絶対しないで下さい。

追伸
そう言えば実家のカマドを見て思い出したのだが
「こんな細い煙突から、どうやってサンタクロースは入って来るんだろう?」
と、幼い頃に本気で考えたっけ…

2013年11月30日土曜日

続ホイド、テレビに出る

収録は交通事故から4日後でしたので、10針も縫った顎の部分を目立たないようメイクさんに化粧して貰ったところなどチェックして戴けると光栄です。
またよ~く見ると、そちら側の頬が腫れ上がっているのも判ります。
司会者さんとのトークも顎が上手く動かないせいで呂律が怪しいところもあるかと…
※もちろん緊張したせいもありますけど…

薪ストーブ

薪ストーブの設置自体は簡単である(畢竟、自分の好きな場所に置くだけ) 問題は煙突なんである。
にもかかわらず、何の下調べもせず強引に天井や屋根をくり抜き、隙間を耐熱性のコーキングかなんかで埋めれば良いと考えていたアタシがバカでした。
このまま放っておけば火事になるとこだったニョロ…

明日からダメ工事なり。

2013年11月29日金曜日

ホイド、テレビに出る

NHK総合テレビで12月2日(月)の13:05からオンエアされる「連続クイズ ホールドオン」という番組に出演します。
宜しかったらご覧下さい。
※国会中継や臨時ニュースになった場合は翌日に繰り越されます。



安倍ちゃんの真の目的は…

農家の数を減らすこと。

つまり自分にとって不都合な人々をグローバル企業の孫請け工場あたりの労働者に仕立て上げること。
恐らく真の狙いはそっちの方だと私は思う。

「それで国全体として発展するなら・・・」と考える方々へ

将来、知らず知らずに家畜の飼料用米を食べさせられる可能性があることを、どうかお忘れなく…

2013年11月28日木曜日

疫病神

27日は今年最後(?)と思えるような絶好の天気でしたが…

膝の上でこんな恰好で寝られると、起こすのも可哀想に思えてきて…


そのままそっとしたあげているうちに…


コチラまで外でジョギングする気力など完全に失せるのでした。





やっぱりコヤツは本当に疫病神かも…

2013年11月24日日曜日

ハクチョウ

あたしんちの田んぼじゃありゃせんが…






春までゆっくり休んでって下しゃんせ

追伸:望遠レンズを何年振りかに出してみたが、未だキノコが生えていたりはしなかった…

2013年11月23日土曜日

My jogging shoes

ジョグノートの記録を元に、このシューズでの走行距離をざっと計算してみた。

結果は少なく見積もっても4,000km

自分で言うのもなんだが、モノを最後まで使い切ることだけはプロ級だと思う。

2013年11月22日金曜日

windows8.1導入

元々windows7マシンで購入し¥1200でwin8アップグレード権を購入していたのが、まだ時期尚早と思いアップグレードはしていなかった。
この度PCの調子がおかしくなって工場出荷状態に復元したこともあり、序にwin8化してみることに。

しかし何度8.1のダウンロードボタンを押してもストアでのインストール画面にならない。
その原因はwindows updateが完遂していないからだと判断し、何度も手動でアップデートを試みる。
ところがこのマシンはメモリが2GBしかないので頗る遅い。
起動、再起動、システムの構成変更の度にコーヒータイムとなり、すぐに膀胱がオーバーフローとなる。

結局丸々2日、似たような作業を繰り返し、ようやくアップグレード出来た。

その他、仮想ドライブのalcohol52%がwin8ではインストール出来なかったり(結局daemontoolsにシフト)するも、一応windows8.1化は終了。

明日からは薪ストーブ工事に入る

2013年11月20日水曜日

猫の抜け穴

モモのウ○コが大分臭くなってきたので、トイレを外でさせるためのトンネル発破工事を敢行す。

ところが貫通させてから寒さ対策(風除け)をどうするか考えていなかった。

















さ~て、どうしよう…





2013年11月18日月曜日

寿命

今日LED電球を買った時にふと「これでもう死ぬまで電球を買うことはないんだなぁ」と思った。
もっと一日一日を大事に生きないとである

Seize the day!

2013年11月17日日曜日

現実にはバタピーにバターは使われていない

もちろん高級品なら話は別だが、100g100円位のバタピーは大抵植物油で代用されている。
回転寿司などはバッタモノの見本市と言ったところだが今の所は余り注目されてはいない。

えにぃうぇい…

ワイドショー的ネタは深く詮索しないことにしたので、どういう経緯で今回の食品偽装が発覚したのかは判らない。
しかし何から何まで徹底的に原材料を調べ上げるよう提供者に要求するのは結局は現場の方々の負担になるだけなので余り賢明な策だとは私は思わない。

そうではなく、ただ単にトップの人間に土下座させたり、その首を挿げ替えることで溜飲が下がるのだとしたら…

それこそが今の日本の閉塞感を産み出している元凶であり、ブラックタイガーを車海老と称して食べさせる人々よりも罪は重いと私は思う。

クワバラ クワバラ・・・

2013年11月16日土曜日

断熱工事完了

今春の住処造り第一弾の際には天井の断熱をどうするか考えている内にトライアスロンシーズンとなり、結局そのまま棚上げしていた。

屋根は片流れなので這って行けるところには敷けるのだが、問題は左側の這って行けない場所をどうするかである。


グラスウールを棒で突いて奥まで埋め込むにも隙間なく敷けるかどうか疑問だし、スタイロフォームを敷くにも吊り束の部分をどう加工するのか…

などと、朝ロフトベットで天井を眺めながら考えていると、ふと「このまま内側から貼れば良いかも…」と思い付いたのである。

で、先ずはビフォー








そしてアフター


ダイユー8で20mmのスタイロフォームが¥598と大バーゲンだったのと、新たに設けた下り天井部分は1枚¥100の訳あり価格の発泡スチロールを使い、約5坪を¥4,000で施工することができた。
ホイドパワーはまだまだ健在である。







一応、スタイロフォームの文字は見えないようにするつもりだったが、プレカットの採寸を間違え、一枚だけ露見する羽目となったのはご愛嬌なのと…


















極端なまでの倹約根性と資源を最大限活用するため、最後の部分は半端モノを貼り合わせて賄うのもホイドパワーのなせる業である。










これにて、壁、床、天井全てを断熱材で覆うことができた。

追伸:それ以降、明け方前までには必ず布団の中に潜り込んできた飼い猫が、(飼い主に蹴飛ばされずにゆっくりと熟睡できる)自分の寝床で夜を明かすようになったのは嬉しいような悲しいような複雑な心境である…

2013年11月15日金曜日

スタイロフォーム大安売り

ダイユー8で、厚20mmで¥598なり

序に角の欠けた同じく厚20mmの発泡スチロールが1枚¥100!

これで念願の天井断熱化工事がようやく遂行できるニョロ

2013年11月13日水曜日

シュールな夢

その発端はロフトベットに上る梯子がズレて転げ落ちたことに始まる。かなり酔っ払っていたので肩甲骨を強打した以外の記憶は全くないのだが、未だに背中はズキズキ痛むのでかなる発狂したと思われる。とにかく再度ベットに潜り込み、数時間後の酔いも醒めてからオシッコタイムで目覚めた時に何時もは湯たんぽ代わりの厄病神(捨て猫)がいないのである。一応は住処周辺を探し回ったが外は氷点下の世界なので捜索は明るくなってからすることにした。
しかしそんな罪悪感からなのか、夢枕に何度もその疫病神が現れた。視覚だけでなく時には聴覚や布団の上を歩き回る感覚まで呼び起こしたのはかなりリアルである。
さらに、魔女裁判に掛けられる場面や、この日は形式的に催された職場の芋煮会で幹事を勤めて、結局盛り上げられなかったからか、芋煮の鍋に顔を突っ込みあう宴会の場に立ち会ったり、その他にも表現しつくせないシュールな短編の夢を多数見た。そして最後には猫が無事に戻って来て「やっと夢から醒めた!これが現実だよネ」と周囲に居合わせた知人達に訊いたところ、彼らはほくそ笑みながら「オーケー、じゃこれから第二ラウンドはじめようか…」という拷問のような夢だった。
そんな感じで全然熟睡できないまま夜が明け、家の周りを探したところ、直ぐに猫の鳴き声は聴こえてきたのだが、僕が顔を見せると怖がるように後ずさりした。恐らく昨夜の梯子からずり落ちた時の発狂した姿が怖かったのだろうと思われる。その後は餌で釣ったりして彼女のご機嫌を回復することに努めたが、恐らく多大なトラウマを彼女には与えたと思う。
反省の意味をこめて、これから暫くは家で晩酌するのは控えよう。

2013年11月9日土曜日

今年最後のサイクリング

バイトが縁で知り合った自転車競技の国体の山形県代表の方とポタリングする機会に恵まれた。
その途中で、1500mで150m登る僕のいつもの練習コースを案内し、「ちょっとだけ本気で登ってみて」とお願いしたところ…

やはり、ラベルが違うと痛感することと相成った。


2013年11月6日水曜日

スイム錬を半年休むとどうなるだろうか?

ホイドにとって、これまではプールが風呂代わりであった。
因みにホイドはシャンプーは勿論石鹸さえ滅多に使わないので、プールのシャワー施設が石鹸禁止でも全く問題にならない。
その根拠を補足すれば、人間の首から下は皮脂がほとんど出ないので毎日水で洗っていれば先ず問題はない。
ジムのお風呂でご老体の方が全身泡だらけになりなふがら垢すりでゴシゴシ洗っている姿を見ると、逆に衛生面でも悪いことをしている訳で心から気の毒に思ってしまう。習慣あるいは勘違いというべきか、とにかく世間の常識というのは時として非常に怖いモノなのダ。

閑話休題…

そんな訳で柏陵荘の半年フリーパスを購入したおかげでプールに行くきっかけがなくなった。
今の予定では雪が解けた4月からスポーツジムに再入会する予定でがあるが、場合によっては寒河江市民プールがオープンする6月1日までスイム錬は休むことになるかもしれない。

そこから頑張って、9月第一日曜の佐渡Aまでにせめて現状復帰が可能なのか…
実験してみよう。

2013年11月5日火曜日

銀杏

冬眠に備え保存食の準備に勤しむ日々は続く。
今日の獲物はこの木


その作業風景は一切省く…

而して↓が完成品なり。


おまけにラフランスまで頂戴した。

貰えるモノは何でも貰うホイドパワー全開の日となった。

ナマステ

2013年11月3日日曜日

干し柿

普段は準備などまったくしない人間だが、今年は雪国で越冬することにしたので冬眠中の保存食作りに挑戦する日々を過ごす。


2013年11月2日土曜日

さつまいも地獄

自給自足の第一弾として春に植えはしたものの、その後はWワークをしたりしたせいですっかり放置プレイとなったの図…

たった4株の苗がここまで広がったのは流石サツマイモ君である。
そのお蔭で、母が隣に植えていたパプリカなども全て駆逐したようだ。
母上様、ゴメンなさい…






一応…

今月で賃金労働からは全てドロップアウトしたので、重い腰を上げてようやく掘り起こすことと相成った。

暫くはサツマイモ地獄天国となりそうだ。







追伸
見た目よりは味はまぁまぁです。
取りに来られた方には差し上げます。

2013年11月1日金曜日

捨て猫と同居する


その疫病神は10月13日の夜に突如あらわれた。
それからの半月は徹底的に憑いてないことだらけ…

これからどうなることか…



暗黒の10月…

特に猫が来てからの半月は散々だった。

完全に私に過失のある交通事故、バイト先でのムニャムニャ、結局ホールドオンは顔に傷を負って頬を腫らせての出演となり久々の東京行脚も日帰りで戻る羽目に。
ましてや何故同じ日の同じ時刻にアタック25の予選会が組まれたりしたのだろう???
※去年はあれだけ応募したのに予選会出場のハガキは届かなかったのに…

えにぃうぇい

11月はたくさん良いことがありますように…

2013年9月20日金曜日

十六夜の月夜に想う…

「リニアモーターカーの開通を東京オリンピックまでに間に合わせる」旨の目論見が永田町から発信された。当然現場は絶対無理と言っているようだが、それでも無理を通せば道理は引っ込むものと考えているふしがある。そもそも先のオリンピックの時も新幹線や首都高速はかなり強引に進められたみたいで、それは当時のイケイケドンドンの時代だから何とかなったのかもしれない。翻って昨今の日本にはそんな無理を通せるだけのパワーはないと思われ、折角の成熟した大人の都市型オリンピックを知らしめるためにも、リニアや江戸城などの箱物を見せ付けるような真似だけはして欲しくない。

巷ではiphone云々で盛り上がっているようだ。
もうそろそろスティーブさんの呪縛から解放されても良いとも思うのだが、どうやら私達は自ら進んで憑かれることを望んでいるのかもしれない。

2013年9月10日火曜日

東京五輪に対する一抹の不安

★Take1
 オリンピック開催が東京に決まったとき、私は一抹の不安を感じた。まず一つはオリンピックを体裁よく成功させることだけを考えるあまり、あらゆる手段でどんなことでも敢行してしまおうとする私達日本人の気質である。今の熱狂振りを見ても判る通り、私達は何か一つの物事に一致団結して邁進する傾向が非常に強い。それが上手く作用すれば良いのだが、時として記念碑的価値のある日本橋の真上に殺風景な高速道路の高架橋を平気で掛けたりする愚行に及ぶこともある。そんな二の舞は絶対に繰り返してはならない。
 もう一つは、今後オリンピックの準備を進めていく中で露呈するであろう様々な障壁が暗黙の内に隠蔽あるいは切り捨てられてしまう危惧である。残念ながら未だ私達には不都合な真実を公開して国全体で議論しようとする覚悟がない。だから「汚染水はコントロール下にある」というような奇抜な発言も信じ(ようと努力す)る。ただし情報もコントロール下にあることだけは決して忘れてはならない。
※2013/09/09

★take2
 私はオリンピックの開催地が東京に決まってからの世間の熱狂振りに一抹の不安を感じた。まず一つはオリンピックを体裁よく成功させたいと願う国や自治体が、この熱狂に便乗して町の景観や自然環境を蔑ろにしてでも施設や交通網の建設を強引に進めようとする不安である。実際に私達には国の記念碑的価値がある日本橋の頭上に高速道路の高架橋を平然と掛けた経歴がある。恐らく当時も反対意見はあっただろうが、大多数の賛成意見と今回のような世論の勢いに屈したのではなかろうか。そんな二の舞だけは繰り返してはならない。
 もう一つは私達がお祭りムードに酔いしれる間に、私達には不利となる様々な法律や政策の改正が密やかに推し進められて行くかもしれない不安である。私はこれほどまでに安倍さんのシナリオ通りに物事が進行している現状が怖くて仕方がない。まるでミヒャエル・エンデの童話の世界に迷い込んだような気分だ。大抵その後は知らぬ間に相手の術中にハマっていくのが物語の流れである。ならばそうならないためにはどうするか。それには相手の動きを注意深く観察し、国の繁栄などと引き換えに私達のもっと大事な何か、例えば良心を決して相手に譲り渡してはならない。それだけはどうか皆さんも忘れないで戴きたい。私は切にそう祈る。
※2013/09/10

オリンピック招致に熱狂する陰で

私はオリンピックの開催地が東京に決まってからの世間の熱狂振りに一抹の不安を感じた。
(※なんとなく、日米開戦の翌日もこんな感じだったのではないかと推測する。)

まず一つはオリンピックを体裁よく成功させたいと願う国や自治体、利益団体が、この熱狂に便乗して町の景観や自然環境を蔑ろにしてでも施設や交通網の建設を強引に進めようとする不安である。
実際に私達には国の記念碑的価値がある日本橋の頭上に高速道路の高架橋を平然と掛けた経歴がある。そんな二の舞だけは繰り返してはならない。

そしてもう一つは私達がお祭りムードに酔いしれる間に、私達には不利となる様々な法律や政策が国によって密やかに推し進められて行くかもしれない不安である。
私はこれほどまでに安倍首相のシナリオ通りに物事が進行している現状が怖くて仕方がない。
まるでミヒャエル・エンデの童話の世界に迷い込んだような気分だ。
もちろん、そんな物語のその後は、悪者たちの術中にハマることになる。
たとえば国の繁栄と引き換えに、自然環境、人と人の絆、やさしい気持ちはどんどん衰退していく。
今はそうならないように祈るしかない。

2013年9月3日火曜日

2013佐渡国際トライアスロン

今年は高波でスイムが中止となり、バイク190km+ラン42.2kmの2種目での開催となった。
私の最も苦手なスイムがない分だけ予想以上の好成績となったが、これではトライアスロンとは言えないので今年は静かに総括する。

ちなみにレース時の物理的なデータだけを参照されたい時は↓(ガーミンデータ)
バイクhttps://connect.garmin.com/modern/activity/369750734

トランジション
https://connect.garmin.com/modern/activity/369750739

ラン
https://connect.garmin.com/modern/activity/369750745

★大会前日まで

当初は新潟までは高速バスに輪行で行く予定だった。しかし高速バスは輪行自転車は受け付けないと知ったのが出発前日の夜23時。その時点でバイクはバスターミナル近くの勤め先に置いてあり、当初は翌朝に勤め先に行ってバイクと共に新潟に向かう予定だった。ところがバスがダメとなった今はJRを使うしか途はない。ところが田舎のローカル線を乗り継ぐ故に金曜日中に佐渡に到着する(レースだけなら土曜着でも良いのだが、ウェットスーツなどの荷物を事前に郵便局留めで送付していたのダ)には最米坂線の始発に乗るしかないことが判明。結局それから約90kmの道程を行ったり来たりする羽目となる。その詳細は倫理上も法律上もかなり問題があるので、とても記述することは出来ないが、とにかくそれから一睡もせず(否、実はバイク移動中に居眠り運転を数回し…)、今泉駅の始発に乗車出来たのはマジで奇跡としか言いようがない(マジでヤバかった)。

しかしその後は私の日頃の行いが良いせいか、物事は良い方向に急展開する。

先ずは電車に乗り込んで直ぐにゲリラ豪雨が襲い掛かってきた。バイク自走中、ましてや睡眠不足の中であの雨に打たれていたら恐らく身も心もかなりダメージを受け、もしかしたら佐渡行きも諦めていたかもしれない。
そして佐渡に到着しても雨は降っていたのだが、フェリーから降りる際に佐渡が実家のタカさんと偶然に遭遇し、迎えに来られたお母さんの車で佐和田まで同乗させて貰えることに(これまた濡れずに済んだ。ナマステ)。
更にはテント泊の予定だったが、スタート会場まで徒歩数分のまちゃるさんの家の離れに居候させて貰う幸運にも恵まれたのであった。

これで残る心配は台風の行方だけとなったが、翌土曜日の朝は薄日も差す穏やかな空模様。
午前中はスタート会場付近を散歩したり、ジュニアトライアスロンの観戦や補給食の買い物でマッタリ過ごす。
16時の競技説明会に行く途中で突然のゲリラ豪雨に見舞われ、また何となく嫌な予感が舞い戻って来たが、その後は居候させてもらっている場所でジョグノートのオフ会に参加し談笑のひととき。
形的にはホストのような気分で参加者の皆さんを御送りし、即19時半頃に就寝。

★大会当日の朝

4時起床
興奮で途中二三度寝たり起きたりしたが、去年のような一睡もできないような最悪の事態は避けられた。
納豆餅5ヶを補給し、胃の中はチョッとだけオーバーフローな感じだったが、結果的にはこれ位で丁度良かったように思う。
4時半過ぎに会場に向う。空模様は曇りベースながら雨の降る気配は感じられない。ただその後にまちゃるさんから大会事務局筋の話として「スイムはかなり微妙…」との話を聴く。
で、その後空が明るくなってから海を見に行くと…
やはり5時15分にスイム中止が決定。バイクスタートは7時とのことで、一旦宿泊先へ帰って昼寝しようとも思ったが、海に向って「バカヤロ~!」と叫んで時間を潰すこととなった。

★バイク

当初は7時からゼッケン順に3人ずつ5秒間隔で随時スタートするとのアナウンスだったが、厳密に整列するのは不可能と判り、結局は先に並んだ選手から順次スタートとなった。
私のスタートは7時8分頃。最初は予想通りの団子状態。今回私の前にいる選手は殆どが年齢の若い選手で、若さ故の勢いによる落車事故などに巻き込まれるリスクもあった。なので当初は「バラけるまでは安全運転で行こう…」という予定だったが、若い子たちを追い越す快感が何とも言えず、結局安全運転など忘れ去ってしまっていた。

もうひとつ、スタート直後から心拍数が160bpm前後のまま、ペースを30km/h以下に落としても全然下がらないことが不思議だった。中盤以降はレースの興奮によるものか、乳バンドの誤作動とみて完全無視することにした(ランの時はずり落ちてもそのまま)が、頭の隅では気掛かりで仕方なかった。
結果的にはバイクで脚を使い尽くした感はなかったし、全平均でも151bpmだったので、まぁそんなモノか…。
ちなみに平均ケイデンスは86rpm

それでも集団がバラけ、両津を過ぎてからは頭がボーっとしそうな一人旅が続く。
これまた若さ故なのか、ドラフティングで巡航する団子三兄弟も時々観かけるが「それが愚であることはいずれ悟るだろう(中には60歳過ぎても気付かない○○もいるが…)」と、何も注意せずパスする。
※ただし私のお尻にくっ付いた蠅だけは直ぐに追い払うことにしているのでご注意あれ。

終盤もバイクでは何事も起きず、小木の坂にも左程ギョッとせず(笑)、無難に終了す。
※補足
去年、痙攣で倒れた地点をちょっと探してみたがやはり判らなかった。

バイク:6h12'47"

※おまけ~その壱
100km頃に長~いオシッコを一回(もちろん機上から走りながら…)粗相させて貰った。
その道路付近にお住まいの方、スミマセン…

★トランジション

バイクパートの最後、河原田商店街のカーブを切ってから乗車しながらバイクシューズを脱ぐ。自分で言うのも何だがレース経験が少ない割りにシューズの着脱は上手くなったと自己満足。今回は更に「エリート選手のようにバイクを係員に投げ捨ててみたい」的妄想も浮かぶ余裕があった。
ちなみに手元の時計でのトランジションタイムは1分56秒。
またもうひとつ、今年は靴下を履かない作戦に挑戦してみた。結果は左親指の脇にちょっと擦り傷が出来ただけ。元々マメの出来にくい脚だし、靴下を履いてもどうせボトルやスポンジから垂れた水でビショ濡れになるので今後もコレでいこうと思う。

※おまけ~その弐
バイクの最後で女子一位の選手に抜かされる(と言っても今回は女子はかなり遅れてのスタートなので本来なら抜かされるどころかその背中を拝むことさえ出来ない…)。しかし私は基本エイドでは立ち止まらないので、抜きつ抜かれつの状態が続いた。やはりレディーは身だしなみやエチケットが重要で、そこは"アホな放尿犯"とは違う。それでもやはり次第に離され、結局は氏のお尻背中を拝むことに…。そして閉会式では真正面から拝むことが出来た田中さんは、やはり観音様のような素敵な方でした。

★ラン

バイク中は心拍数が???だったこともあり、ランでの残りエネルギーが心配だったが、いざスタートしてみると脚が頗る軽いことに自分でも驚く。特に最初の10km位までは抑えたつもりでも1km毎のオートラップはキロ5分少々を刻み続ける。
「これならランパート3時間台も楽勝かな」と自然と笑みがこぼれた。
※ラン前半のコースで、変質者的な笑みを浮かべた→のような宇宙人を見掛けられたのなら、おそらくそれは私である。

だがしかし…

後半は初挑戦(2009年)時と同様、佐渡の問屋は2013年になってもアマゾンのような円滑な流通システムで卸してはくれなかった。20km過ぎから急に疲労があらわれ、色々な言い訳も考え始める。
「どうせ今年はスイムが中止だし、バイクとランだけ好記録でも自慢出来ないよなぁ」
とか…
「今年はラン練習が全然出来なかったのに、これだけ走れたんだから御の字でしょ」
などなど…

※おまけ~その参
レース後には幸運にも西内プロとお話をさせて戴く機会があり、ラン後半で失速する最大の要因も↑のような言い訳を作ることだという教えを賜る。そしてその対処法は「ただ単に無心になる」ということも…。まさに禅の世界です。

しかし初挑戦時にはキロ7分台まで落ちたペースが、今年は何とかキロ6分台でマトメられたのは少しだけ進歩したのかもしれない。また脚の痙攣は最後まで起きる気配はなかった。(なぜか左手の親指と人差し指の境目だけが始終攣っていた…)
来年の課題は、この中盤からの失速を最小限に抑え、総合的な脚力をもっと養うことだろう。
「そうすれば来年は3時間30分!」
とさりげなく(あくまでも独り言として)つぶやく…。

また30km過ぎから更なる苦痛が迫ってきても、ふと「走るときについて語るときに僕の語ること」にあったマントラ「Pain is inevitable. Suffering is optional」を思い出し、踏ん張ることが出来た。

ただ「ラスト7km」の標識にはなぜか腹立たしく感じた。通常7kmなんて距離は私達ロング志向の人間にとってはウォーミングアップの距離である。しかし佐渡ではその最後の7kmが苦難の道程となるのだからおもしろい。

※おまけ~その五
今回のもうひとつの密かな夢は昨年女子三位のyrkさんの追っ手から逃げ切ることだった(先述の通り、そんな夢を抱けるのも今回だけ)。因みに佐渡のランコースはJの文字をなぞるように走るので先導や後続の人と要素要所で遭遇できるのが面白い。最初に皆川WS付近で擦れ違った時にはコチラにも若干の余裕があったので「もしかしたら逃げ切れるかも…」と思ったのだが、次に瓜生屋WS付近で猛チャージする化け物レディーを見て儚い夢だったと痛感する。その後しばらくして背後から神懸り的な足音が聴こえてきた時、その正体が誰なのかは振り返らずとも直ぐに判った。恐るべし水陸両用サイボーグ…。

閑話休題…

しかしどうにかこうにか今年は河原田本町の商店街を凱旋することができた。
このときに改めて、トライアスロンは制限時間ギリギリだったり這い蹲ったりしてでも、貪欲に完走を目指す姿勢にこそ価値があると確信した。
つまり去年の私のように、タイムや順位に拘り過ぎて「結果が残せないならDNF」という姿勢は決して褒められたモノではない~むしろ蔑むべき発想だとも

因みに私は、この商店街での凱旋ランで沿道の方々からの「お帰りなさい」エールの方が最後のフィニッシュよりも好きである。

ラン:4h03'55" 
Total:10h16'42" 



★まとめ

今年の好成績の最大の要因は何と言ってもまちゃるさんのアシストのお陰である。
風雨に晒されることなく睡眠出来たのは何よりであり、会場まで歩いて行けるアドバンテージも精神的にはかなり落ち着けた。

また金曜日からのカーボローディングで、特に土曜日には私の大好物である納豆餅を一日で1kg(切り餅にして約20ヶ)平らげられたのはかなり有効だったと振り返ればそう思う。

ちなみに一年365日酒を抜くことは絶対にない私が今回初めて金曜と土曜の二日間も断酒した。
その効能は正直判らない。

えにぃうぇ~ぃ

本来なら出場する権利さえなかった(詳細は言えない、悪しからず…)2013年のレースで、2014年のシード権が得られたことは今年一番の神様からの贈り物かもしれない。

God bless you!