2008年7月28日月曜日

愉快なテレビショッピング

ある日某テレビショッピングで座椅子を売っていた。
その謳い文句が小気味好くて「リクライニングは勿論、背筋をストレッチさせる機能も付いてますょ。これなら一日中TVを観ても疲れませんネェ!」みたいな内容の宣伝だった。

なるほど「一日中TV漬けになって、もっとウチの商品も買ってね」と言ってるようなものだとようやく気付く。


しかし、そういう観点で一連のテレビショッピングを観察すると、次の日にはテレビの見過ぎで運動不足になった人々のために、テレビを観ながら運動できるエアロバイクやステップマシンを紹介していることにも気付いた。

更に、その後始末と言うか…

無理をし過ぎて膝や腰を痛めた人々のための、サポーターや矯正下着等も定期的に売りまくっているようだ。

こんな風にTVを観ているだけで何不自由なく過ごせるのだから、私達の老後もきっと明るい。

追伸
因みに80歳まで入れる生命保険もバッチリ用意されてるので、死ぬ最期まで搾取され続けるシステムは恐らく計り知れない。

2008年7月25日金曜日

里帰りウナギに罪はない

もちろんそれを養殖している中国・韓国の人にも罪はない。

今回の事件で断罪されるべきはニッポン人の社長さんである。
にも関わらず何故輸入うなぎまで敬遠されるのだろうか。

理由は餃子事件だろうか。
でも冷静に考えれば次元は全然違う。

もう何を信じて良いのかが判らなくなって御自身の思考まで混乱しているのだろうか。

それとも…

贅の限りを尽くした結果、味覚が発達し過ぎて輸入品は食べられないグルメな方ばかりになられただろうか。

ただいずれにしても…

中国蔑視とだけは思いたくないものです。

2008年7月21日月曜日

暑い時こそ汗をかくと…

その立場上、設定温度が28度以下には出来ない公共施設の中でさえ肌寒く感じられる様になります。
ましてや、欲望の赴くままに温度設定が出来る民間の商業施設などはまるで冷蔵庫の中にいる様に感じられる筈でしょう。

その条件として、炎天下の中を理想は3時間(最低でも2時間)走り続ける必要があります。

でも勿論、熱中症対策は念には念を入れて下さい。

一応暑さには大分強くなった筈だと自負していた僕でさえ、この前は腹筋まで痙攣しそうになりました。

そして勿論、以上は全て自己責任の上でお願いします。

2008年7月19日土曜日

「ポニョ」や「ゲゲゲ」も良いけれど…

↓は19日付の読売新聞の編集手帳から…)
「怒りの葡萄(ぶどう)」などで知られる米国の作家ジョン・スタインベックは語ったという。
「天才とは、蝶(ちょう)を追っていつのまにか山頂に登っている少年である」
~晴山陽一さんの著書「すごい言葉」(文春新書)より


本題の方は野茂投手についての記述でしたが、僕はその前夜に「となりのトトロ」を観ていたので好奇心旺盛故にトトロと出会えた女の子を直ぐに想像しました。

昨今、子供に拠る想像も付かない事件が起きると、直ぐに親の「教育」が問題視されたりしますが、僕は「教育」なんて冒頭の様な少年を補助する程度、つまり子供の好奇心や向学心を養うのが先ず先決で、その結果彼等が自発的に学習する様になれば、後は彼等が躓いた時にだけ手を貸す程度で十分ではないかと思っています。

翻って今の状況を見てみれば…

確かに自由に野山を駆け巡れる自然環境・社会環境ではありませんが、それでも何をするにも安全の網が掛けられ過ぎている様な気がします。
また「しまジロー」や「アンパンマン」ばかりに頼り過ぎて価値観も一辺倒となり、彼らから向学心と自主性が育まれる効果があるようには思えません。

勿論、僕には子供がいないので実際がどうなのかは判りませんが、ただ僕自身、大の"TVっ子"だったのでこれだけは言えます。
「何となく「ポニョ」を観ただけでは、そんなに成長は期待できない」
まぁ強いて言えば答えが一つしかない学力試験には強くなるかもしれませんが、野茂投手に様な独特の発想が出来る人物になるのは多分難しいかと…

2008年7月13日日曜日

トライアスロンから学んだこと

※草稿中…

私にとってトライアスロンは笑顔でゴールする事が一番の目標なので、順位などを気にする事は殆どない(もちろん上位でゴールできた方が嬉しいのは確かだが…)
その考えが今では日常生活全般にまで波及し、自分を他者と比較するような事は殆どなくなった。

もう少しカッコ良く言えば…

他者との競争などにこだわるよりも、先ずは今の自分を知り、それに勝つ事の方が人間としては大きくなれると考えるようになった。

ところが巷を見回してみると…

学生さんは学力試験や各種スポーツ大会、会社勤めの方は営業成績や各種業界新聞などで、日々他者との競争を余儀なくされているのが現実のようだ。
そして出世や金儲けが唯一の価値基準であり、一握りの成功者を目標にして飽くなき欲求のためだけに競争させられたりしているような感もする。

御上から騙され、目の前にぶら下げられた人参を追い続けるよりも、私は昨日の自分を超えることを選ぶ。

為政者や権力者にとって、自分の下僕たちが飽くなき競争をするほど都合の良いことはない。だからそういう出来レースには関わらないのが一番である。

隣の家の庭の芝生の色などは考えないほうがよい。自分が良ければそれで良いのである。


2008年7月8日火曜日

続「かもめのジョナサン」に学んだこと

チョッと前に大貫妙子さんが、とある深夜のラジオ番組の中で
「"地球が危ない"って言っても、解らない人は解らないのよネ…。解る人達だけででも始めてかなくちゃもうダメだと思うの」
と訴えていたのを記憶している。
缶コーヒー1本だけをレジ袋に入れて貰う人を見ると(因みにその袋は大抵直ぐに店の外のゴミ箱に捨てられてしまうのだが…)僕はそんな女氏のコメントを思い出さずにはいられない。

僕もこれまでは事ある毎に「やっぱ、今の暮らし方はマズイんじゃないかなぁ…」的コメントを、なるべく優等生的にはならない様に、ブログだけでなく実際に会う人達にも公言していたが、大抵は奇異な目で見られるか、偽善家っぽくあしらわれるのが関の山…。
そして、そんな経験を何度も繰り返すと、共感を得られるかもしれない唯一の発信源であるブログでさえ訴え掛けるのもバカバカしくなってしまうモノである。

でも最近はまた…

石油や食料価格の高騰の煽りを受け、僕が言わんとしている事も何となく判ってくれそうな感じがしてきた。
「1日2~30km位の距離なら、チョッとした自転車があれば誰でも走れますよ」
とか
「牛に食べさせてる穀物を直接僕らが食べれば、食料不足なんて一気に解決ですよ」
みたいなコメントを「なるほど」と納得してくれる人が1人でも出来たらと、今後は"かもめのジョナサン"よろしく例えみんなにバカにされても訴え続けて行きたいと急に思い始めた次第である。

2008年7月7日月曜日

かもめのジョナサン

最初に読んだのは、どう歩んで行けば良いか分からず煩悶していた大学生の頃だった。
もちろん脳ミソは煩悶していても下半身はスケベな事しか思い浮かばなかったので、本から得られるモノは何もなかった。

ところが…

38歳にもなって定職にも就かず、日々クロールの掻き手について探求する行為は、自分で言うのも何だが、結構ジョナサンに近付いていると思った次第。

これから自分は、どう化けるのだろうか…