2013年3月28日木曜日

素敵なラジオショッピング

ホイドの棲家改修中はYBCを聴いていた。
ミュージックブランチは聴視者のリクエストが中心の音楽番組なので仕事ははかどるが、民放の宿命である「佐世保の行商タカタさん」と「21世紀的富山の薬売り」のCMが割り込むのが気になった。
彼らの話し方は気持ち悪い位にどれも似通っている。

異様にテンションが高い。
聴視者には結構良いイメージを与えている。
さり気なく勿体ぶる。

以上は私が賃金収入を得るために仕方なく客商売をする時に振舞っている偽の姿とも重なる。
��自分で言うのもナンだが好感度は良い方だと思っている)

だから尚更、そんなCMを聴いてダイヤルするお爺ちゃんお婆ちゃんを切なく感じるのかもしれない…

ホイドになりたい理由

ちょっと前の話になるが、安倍ちゃんのピーピーピー参加表明会見や、それに対する街の声などを聴いているうちにふと思った。

いつの間にか巷の雰囲気が「損得や勝ち負けでしか物事を判断できなくなった」ということに…

私はそういう人間にはなりたくない。
億万長者ゲームで勝ち残りたい人は一生懸命頑張ればよろしい。
でも私は御免である。

ただそれだけのこと…

2013年3月24日日曜日

なぜ桜だけが贔屓にされるのか…?

私は桃や梅の花の方が断然綺麗だと思うし、何よりそれらの果実が私の心を惑わせるのであって桜にはそれがない。

しかし、そんなニュアンスでググってみると玄侑宗久氏のエッセーに辿りつき「なるほどなぁ」と思った次第。
http://www.genyusokyu.com/essay11/houkou246/246.html

「一気に咲いて一気に散る」
私はその気概にはどうしても与出来ないからそう思うのだろうか…

白鳥の田圃









壁の石膏ボード貼り

石膏ボード、インパクトドライバー共に扱うのは初めてなので、ビス打ち一投目で石膏ボードの脆さの洗礼を受ける…

※目地はウマ貼りにするのが筋らしいがそんな余裕はなく、にも関わらずイモ貼り(目地が十字形)にもなっていないというこの不思議…???










しかし何枚か貼っていくうちにボードのカットの仕方や目地の合わせ方、インパクトドライバーの力の掛け方のコツなども少しずつ分かり、何とかここまで出来た。

既存の下地のピッチが変則的だったからか、唯単に僕のボード割りの考え方がおかしかっただけなのか、かなり端材が出てしまったような…

あとは上図のようなダメ部分を穴埋めして、元々あった回り縁を付け直してひとまず完成となる。(因みに天井は既存のままで済ませている)

初めての施工の割には一応部屋のようにはなったので結構自己満足なホイドであった…

2013年3月17日日曜日

ガレージも増築中



いずれは自転車修理工場、並びにローラー台練習場となる予定

追伸
棲家の方は石膏ボードを貼るのみだが、ホームセンター在庫切れのため納入待ち…

2013年3月14日木曜日

ホイドの自家用車(原動機付き)

法定速度で走ってもリッター60kmは余裕です。
言ってみればプリウス以上の究極のエコカーです。
でもエコカー補助金などの優遇は一切ありません。
それは恐らく日本の皆さんがこういう乗り物しか買わなくなったら、アベちゃん達が期待するような美しいニッポンにはならないからだと思います。
アベちゃんの目論見に叶うには、もっとガソリンを垂れ流し、もっと電気を浪費する必要があります。
ところでガソリンのピークアウトのことを考えている人は一体どれ位いるのでせふか?
それは「○○年後に震度××の地震が起こる」といった可能性の問題ではなく確実に起こることなのです。
確かにある事故かきっかけで代替エネルギーも取り沙汰されてはいますが、それらの殆どは石油に依存してきたこれまでのライフスタイルを踏襲した形でしか議論されていません。
それよりも全く別の発想から石油なき後の社会をイメージした方がスマートであり、革新的な発想が生まれてくるとも私は思うのですが、何時の世でも不都合なことは誰も考えようとはしないみたいです。



閑話休題
酔った勢いで書いているせいで話が混乱してきました。
自家用車の話に戻ります。

このマイカー、一般道ではあらゆる人々から足蹴にされます。
まさにホイドに相応しい乗り物ですネ。
恐らく巷の人々は、こういうふざけたモノが前に居るとどうしても耐え切れないのでせふ。
先日も交通の流れに沿って走行していたにも関わらず無理矢理追い越されそうになったので、ついつい意地悪をしてしまいました。(一応ピンクナンバーなのでそれなりにスピードは出ます)

人間には光を見るための目があり、音を聴くための耳があるのと同じように、時間を感じるために心というものがある~モモ

その時は追い越そうとした人の「心の余裕のなさ」を訝りましたが、よ~く考えればそれにムキになって阻止しようとした私の方が断然みっともない行為であることに気付きました。

未だ未だホイドの道は険しいです。

2013年3月12日火曜日

壁の断熱

床の充填に引き続き、壁にも充填完了!

こうして遠目に見るとちゃんとした現場のようにも見えるし(実際は素人仕事であることが直ぐに判る…)、今回タッカーなるものを初めて使って本職の大工さんになったような気もして結構満足ナリ。









あとは防湿シート代わりの農業用のマルチシートで覆ってその上から石膏ボードを貼れば完成となる
※ホイドは壁紙などの中途半端な化粧はせず、下地そのまんまで生きるんであ~る。

追伸
正直に打ち明ければ「ラスボード+珪藻土の塗り壁」の妄想が浮かんだことも、この場を借りて懺悔する。

床の断熱

最初はテキトーに造作しようと思っていたが、大工仕事も段々慣れていくにつれ色気が出始めた。
そんな訳で、壁を立ち上げてからでは更に面倒になるので、思い切って床を剥がしてパワーマックスを床下にも充填することにした…。(最後までスタイロフォームにするか否かで迷ったが…)


大引きにしっかりと根太を固定しなかったことが結果的にはダメ工事を容易にした形…

ポリエステル系の断熱材の最大の長所はチクチクしないことか。
透湿性もあるのでグラスウールほど防水には配慮しなくても良いらしい。
確かに断熱性などはスタイロフォームには劣るが、16㎡の分量で¥4,980且つ施工のし易さなどを加味すれば良い買い物だったかもと自己満足。

2013年3月9日土曜日

自分の歩調で歩く

ホイドになればこれが容易に可能となる。
ホイドはあらゆる拘束から解放されるからだ。

確かに出世と金儲けを放棄し、恥と外聞を捨てる必要はある。
それでも私はホイドを選ぶ。

そもそもマイカーは自転車だったり、携帯電話は持たない(持てない)人間が普通の方々と歩調を合わせるのには無理があった。
今後どのようなことが起ころうとも歩調と歩幅だけは変えるまい。

2013年3月8日金曜日

壁貼り

このシェルターは楽器演奏に耐えうる防音仕様にしたいとも思っていた。
ただ当初は既存の壁に45角を打ち付け、その間に50mmのグラスウールを充填してから石膏ボートを貼る予定だったが、ホーマックで「パワーマックスタイプB(商品名は胡散臭い…)」なるものが¥4,980(元値は¥17,800)で売っていた。(ホイドも値引きには弱いらしい)

ホイドも一応は大学の建築学科に6年間も在籍していたのだが、その大半を学校以外で過ごしたために製品仕様を見ても何が優れているのかは全く判らない。ただ街場の現場でよく見る黄色い普及品よりは何となく良さげな感じがしたので3パックも衝動買いしてしまった。
※因みにパワーマックスの詳細
http://www.cosmo-project.co.jp/pm_lineup.html#Detail

しかし、この製品の厚が90~160mm(カタログでは何故か105~160mm?)であることにシェルターに戻ってから気付いた。(ホイドは買い物の後にしょっちゅう後悔する)
結局「90mmの下地材を買い足すのも…」というケチセンサーが働き、断熱材はベニヤを引っ剥がして既存の間柱の間に埋め込むことにした。

ただ壁の中には築30年以上積もりに積もった色んなモノが潜んでいるのは容易に想像がついた。
蜂の巣、鳥の巣、カメムシ(冬眠中)、ダンゴ虫(死骸)、その他名前の判らない虫なのか何なのかetc…
板を剥がす度に絶叫する必要があったので頗る時間を要した。
(因みに今日の一番の絶叫はドロバチの巣が頭に落ちてきた瞬間だった。)

公に掲載出来る画像としてはこのあたりが限界か…
(もっと凄いのは写真を撮るのも憚れる位に…であった)


しかしながら絶叫の甲斐あってミッション・コンプリート





次回はトタンの隙間を埋めて、防湿シート(予定では農業マルチで代用)を貼る下地作りに入る。
(つづく…)


追伸
その翌日は喉風邪のような症状で目が覚めたが、鼻をかんだ鼻水の正体を見て、それは風邪などではなく昨日の30年分のホコリのせいだと気付く…










2013年3月6日水曜日

床貼り

床組は6尺スパンの大引(と言っても古材を再利用したばらばらのサイズの寄せ集め)に、2x4(コレだけはホームセンターで購入)を根太代わりに@455mmピッチで掛けて合板を敷いた。
当初はスタイロフォームを充填するかどうかで悩んだが、先ずはナシで試してみて「凍え死にそうな時は合板の上にベタ敷きする」という結論に。
(この辺りのテキトーさがDIYを病みつきにさせる一つの理由なのかも…)
取り敢えず床下には実家に散在していた鮮魚用の発泡スチロール箱を敷き詰め、余った空間には新聞紙をクシャクシャにして空気層を作ってみた。

その上で改めて氷点下の一夜を過ごしてみると…

それでも冬山用のシュラフなしでは寝ている間に天使がお迎えにきそうな感じだった。

ここで一旦床は保留し、壁をいじくってみることにした。
(つづく…)

2013年3月5日火曜日

住処を造る~序説



今回、実家の牛舎の集乳所だった場所を住処として改造させて貰うことにした。
(※実家の主からの了解は貰っていないが、それくらいの図々しさがないとホイドは務まらないと腹を据え、勝手に建築資材だの所有物を持ち込み始めている。)

外壁はトタン、内壁はベニヤが柱に打ち付けられているだけで、当然ながら断熱や防湿の配慮は一切ない。
ベタ基礎の地下ピットのような部屋である。

試しに氷点下の夜に泊まってみたが、ダウンのシュラフがないとネロとパトラッシュのようにそのまま天国に行ってしまいそうな感じであった。

えにぃうぇい

先ずは束を立てて床を貼ってみることにした…

(つづく…)

2013年3月2日土曜日

大規模農場の方が生産性は低くなる

表題は雑食動物のジレンマ(マイケル・ポーラン著)から教わった。

ゆえに工業と農業は同じ観点で考えることは出来ない。

「TPPによって日本の農業がアメリカ型になるのなら、それは大いに結構」という意見の人は、全くの勘違いをしているか、もしくは日本の農業を殲滅したいと願っている。

わだばホイドになる

もちろん職業としてのホイドになる訳ではなく、その精神性を真似るという意味である。
(※詰まるところ、その音の響きが「ホビット」や「ノマド」みたいで語呂が良いという、ただそれだけの理由である)

私は今のところ、これ以上にストレスフリーでナチュラル志向、且つ朗らかで健康的に思えるライフスタイルを知らない。
ただ、それを目指すための踏ん切りが中々付かなかった。
それを後押ししてくれたのは「モモ」のような女の子であり、千松信也さんやクリスティン・キンボール さんのような等身大の人物であった。
私がヘンリー・D・ソローやレイチェル・カーソンになるのはどだい無理な話である。(可能性がある限り、その夢を捨てた訳では決してないけれど…)
でもホイドになら心掛け次第で直ぐにでもなれるんである。

確かに普通の人々からは不憫に思われ蔑まれたりもするだろうが、別に落ちぶれたからではなく自ら進んで選択した道なのだから何の後ろめたさも感じることはない。
また時には周囲に迷惑を掛けることもあるだろうが、これだけはホイドの宿命として勘弁して貰うしかない。
なぜならホイドには社会にある種のノイズを発生させ、しかしそのノイズこそ社会には必要なモノだと知らしめる役割を担っているからである。

上記を踏まえた上で「私は死ぬまでホイドであり続ける!」と、ここに宣言する。

追伸
楽しき貧乏は尊敬に値する
~セネカ