2016年1月30日土曜日

甘利にもベタな辞任劇

シンゾー君たちから見れば、このスキャンダルがスッパ抜かれた時点で、今回のシナリオは出来上がっていたと私は思う。

むしろ、負けて当然と思っていた宜野湾市長戦で勝てたことの方が彼らにとっては誤算だったのではないだろうか。

ただ、当初はこのスキャンダルから目をそらすためでもあったマイナス金利政策が、結果的にはアベノミクス最後のバズーカと叩かれたのは複雑な心境かと。

えにぃうぇい…

これでシンゾー君の支配力は更に強固になった。
日本の終わりの始まりは、また一歩前進したと言える。

薬漬けの景気対策

アホノミクスはシンゾー君の力ではどうにもならないこと、つまりシンゾー君が矢を何本放っても全く意味はなく、中国経済、原油価格、世界の安定などが大きな要因であることが私たち庶民にも薄々理解されはじめた。
ゆえにそれに感付かれないため、シンゾー君たちは薬を投与し続け嘘を付き続けなければならない(少なくても今夏の参議院選、引いては憲法改正を発議できるまでは)。
そして今回は担当大臣のスキャンダルを消す必要が突発したせいもあり、いつも以上の強力な特効薬が必要になった。

今回のマイナス金利政策はただそれだけのためである。
薬のレベルを予想よりも早くアップしなければならなくなっただけなのである。

日本そのものがオーバードーズになる前に、私たちはそれに気付くべきだ。

2016年1月29日金曜日

ゆかいな説明責任

世間に説明さえすれば責任は免れられるという風潮が、日本の政治家先生の間に完全に浸透したようだ。
説明の内容など何でも良い。
その辺は御用メディアが都合よく編集してくれるし、国民には聴く耳もない(構う暇もない)。

バカバカしいに尽きる。


2016年1月23日土曜日

無実の高校球児と疑惑の国会議員

たとえば、ある高校の野球部員の不祥事が発覚した時は、その野球部全体で連帯責任を負うのが一般的である。顧問の監督責任は言うに及ばず、事件に全く関係のない部員までもが対外活動を自粛する羽目になる。

ところが、ある議員先生の不祥事が発覚した時は、トカゲの尻尾切りよろしく秘書の責任にするのも一般的である。先生の監督責任どころか「部下がそんな不正をするとは信じられない。」と突き放す先生さえいる。

ここで、特に巷のワイドショーに毒された皆さんは考え直して頂きたい。

恐らく該当する野球部の担当顧問の中には「私が責任を取ります。でもせめて事件に関係ない部員だけでも活動させて欲しい」と言いたい人もいるはずだ。でも言えない。世間の空気がそれを許さないからである。
ところが議員先生だけはなぜか「職務を全うすることでその責任を果たしたい」と開き直る。世間の目など全く気にしない。厚顔無恥そのものである。

えにぃうぇい…

その後、全く罪もないのに甲子園の夢を諦めさせられた球児は、疑惑の大本なのに頑なにその地位に居座り続ける議員先生を見て何と思うだろうか!?
大人のズルさをまざまざと見せつけられた彼らは、社会に出てどういう振る舞いをするのだろうか…


2016年1月21日木曜日

落語でことわざ学習

今回のお勉強のネタ元は五代目古今亭志ん生師匠の「風呂敷」
意味は正当な方の意味だけを記す。(下げの方は各自想像されたし)

三界に家なし→三階に家なし
《「三界」は仏語で、欲界・色界・無色界、すなわち全世界のこと》女は幼少のときは親に、嫁に行ってからは夫に、老いては子供に従うものだから、広い世界のどこにも身を落ち着ける場所がない。

李下に冠を正さず→直に冠を被らず
《スモモの木の下で冠をかぶりなおそうとして手を上げると、実を盗むのかと疑われるから、そこでは直すべきではないという意の、古楽府「君子行」から》人から疑いをかけられるような行いは避けるべきであるということのたとえ。

瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず→おでんに靴を履かず
《古楽府「君子行」から》瓜を盗むのかと疑われるので、瓜畑では靴が脱げても履き直さない。疑いをかけられるような行いは避けよというたとえ。
cf.瓜田の履

貞女両夫(りようふ)に見(まみ)えず→貞女屏風に見えず
貞女は夫が死んだあとも再婚することはない。
cf.貞女は二夫(じふ・にふ)を並(なら)べず


※ちなみに、これだけは本家と意味は同じだったりする。

追伸
上記は↓の方からの情報を拝借しました。ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/yurubito/touch/20110626/1309081183




2016年1月12日火曜日

(投稿)ブラック企業と現政権の類似性

時にブラック企業の社長は法外な目標を社員たちに課す(たとえばGDP600兆円などと)。
それに対し腹心の部下が「それは絶対無理です」と直訴しても、「ならば兵隊(※表現が露骨なら「社員」で構いません)の数を増やせば良いだけだろう」などと一蹴される(そして出生率1.8や女性を男性並に働かせるなどの苦肉の策が提案される)。

それでも当然無理なものは無理なのだが、社長から何度も「それはお前たちの努力が足りないからだ。でも生き残るにはこの道しかない。」と叱咤激励されるうちに社員も次第にそう錯覚し、サービス残業や日曜出勤が常識となる(この時点で社員の念頭には目標達成しかない)。
更には三世代同居を強いられたり、「介護で離職するのは恥」という風潮になり、その犠牲は社員の家族にまで発展する(かくして一億総活躍社会が誕生する)。

私はこの比喩を突飛で悲観的過ぎるとは思わない。少なくとも件の三本の矢よりは的に近いと自負している。
しかし、なぜか巷ではこんな社長さんに未来を託そうと考える人が多いような気がする。私はそれが不思議でならない。

2016年1月9日土曜日

2016年1月2日土曜日

初夢

今年の初夢は最悪のモノだった。

なぜか私は大学の講堂で誰かの講義を聴講していた。
そこでなぜか生田目さん(昔の会社の同僚)に遭遇し、下らないことで議論をした。
それに対して教授から「煩い。出て行け」と叱られる。
その後、教授は私を餌にしてからかい、場内は爆笑の渦になっているのを耳にする。

シーンは変わって、別の場所を徘徊していた私。
通り掛かった建物の中を何気なしに見ると、そこには前述の教授が居て、また私をからかっていた。

そして、そんな状態が何度も繰り返されるという不条理劇。



左足の痛みがこんな夢を見させるのだろうか?

とにかく…

変な歩き方をしているからか膝や腰に負担が掛かっているのだろう。違和感が残る。
さらには、アキレス腱まで痛み出す始末。
最悪なことにならなければ良いが…

2016年1月1日金曜日

脚の痛み治まらず…

朝刊太郎は予想以上の過酷さだった。
天気が良かったのは不幸中の幸いと思ったが、後半には本格的に雪が舞う天気になる。
最後にはまた回復し、何とか無事にクリア。

事務所に戻っても何のイベントもなく興醒め(別に何かを期待した訳ではないが…)。
速攻帰宅する。

帰宅後は一応正月ということで、朝酌をし実家で普通のご飯を食べ、あとは布団に潜って「高い窓」読書。

夜は、温泉に行き、ヤマザワで最後の(?)餌調達に行く。
帰宅後は揚げ物の踊り食いに、胃も嫌気が差し、かと言って漬物で飲む気力も湧かず早々に寝る。


何でもない普通の日

世間では元旦云々で騒々しいが、つまりはグレゴリオ暦のカレンダーがめくれただけの話である。
動物的な視点で考えれば、月の満ち欠けによる引力の方が体内に作用する影響は比較にならないほど激しい。
否、そんな事を考えてしまうことが現世にわだかまりが残っている証左なり。
巷の雰囲気などは一切気にならない平常心が大事である。