養老先生曰く
「石油がなくなる前にやっておくべきことを今のうちからやっていこう」
日本人は徹底的にやってしまうから、石油がなくなってからやったのでは日本の山は禿げ山だらけになるだろう。
日本には真に「業」としての林業は未だ存在しない
名目上は「500年の歴史」があると言われているが、それは吉野などの一部の地域のみで、全国レベルで植林されたのが明治期、本格化したのは太平洋戦争後とのこと
それに、戦後の林業は膨大する需要による「バブル状態」だから保たれていただけであって、その後材価が落ち着いても経営努力も改善もせず、「安い外材が日本の林業を衰退させた」と愚痴ることしかせずに現在に至るらしい。
編者曰く、「林業は先進国型産業」であり、実際アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストリア、ドイツなどは主要な木材輸出国でもある。
産業用丸太の生産高は、後進国が1/3で先進国2/3
(※後進国のプランテーション方式と原生林伐採は真の林業とは言えない)
因みにドイツでは、林業の方が自動車産業よりも多くの雇用を生み出しているらしいから、私達もト○タにおんぶに抱っこの20世紀的発想をシフトする必要があるだろう。
そして、今喫緊の事項は
「森林所有者のとりまとめ」、「作業道づくり」、「最新の林業機械の導入」、「効率的な作業システム」で、ドイツの「フォレスター」制度に倣って各地の森林組合による森林管理を取り纏める必要があるとのこと。
これまでは木の保育期だったが、これからは利用期に入る。
今なら未だ間に合う。
と言うか、遣り方さえ周到にやれば、かつてないほどのチャンスなのだという
…
何となく、周囲の山が「宝の山」に見えてきた
追伸
私達はとかく、確実に来る危機については考えたがらない。
例えば「自分の死」とか
しかし、それを覚悟すること、それに対して準備を整えておくことは社会的に生きる人間の最後の嗜みだと僕は思う。
「石油」無き後のビジョンも然り
それは「いずれ東京に大地震が起こる」といったような可能性の問題ではなく、確実に起こり得る問題なのである。
しかしそれは「死」ほど残酷なことではない。(まぁ今の暮らしこそハーレムだと思う人にとっては残酷かもしれないが)
一般生活で石油なんかに頼ってきたのはこの数十年なのだから、ちょっとだけ昔の暮らしに戻れば良いだけの話である。
否、今の内から準備をしておけば様々な技術革新によって今の生活水準は保てるのかもしれない。
なので…
国が「国民各々の死」までは世話出来ないのと同じように、石油無き後のライフスタイルは今のうちから各々で考えるべきだと僕は切に思う。
★今喫緊の事項は
「森林所有者のとりまとめ」、「作業道づくり」
「最新の林業機械の導入」、「効率的な作業システム
」
ドイツの「フォレスター」制度に倣って、日本でも各地の森林組合地域の森林管理を取り纏める必要がある。
これまでは木の保育期だったが、これからは利用期に入る。
今なら未だ間に合う。
と言うか、遣り方さえ周到にやれば、かつてないほどのチャンスなのだという
★林業は先進国型産業!?
産業用丸太の生産高は、後進国が1/3で先進国2/3
※後進国の木材生産プランテーション方式と原生林伐採なので林業とは言えない
ある程度太くすれば、集成材よりも無垢で利用することが出来る。
無垢の方が加工は簡単で製材加工コストも安く済む
勿論、細い木を何本も伐るより太い木を伐った方がはるかに効率は良い。
ドイツでは植林した木は余りなく、天然の力を可能な限り活かす方法を採っている。
★林業機械の違い
先進国では全て林業のために作られたモノだが、日本では建設・土木用のモノにアタッチメントを付けた代用品
それに、それらを輸入したとしても道交法の車高3.8m内には収まらずに運べないらしい
★皆伐はタブー、
皆伐すると巨額な再造林経費がかかり「持続可能林業」とは決して言えない。
「路網整備」と「間伐」で木を太くし、生産性だけでなく品質も向上する。
これが人工林資源を将来につなげる唯一の道である。
★ドイツ(この類の話になると必ず出てくる環境先進国。コレも日本人の悲しい性なのか…)では、林業の方が自動車産業よりも多くの雇用を生み出している。
外貨獲得をト○タにばっかり頼る御国の方々も、もう少しは「石油」無きあとのビジョンをお持ちになった方が宜しいのではないだろうか
だって、それは「関東に大地震が起きる」などの可能性の話ではない、数十年後の確かな話なのだから…
