2008年3月22日土曜日

"貧乏父さん"の遠吠え…

※時には、チョッと真面目な話を…

「お金儲けって、そんなに悪い事ですか!?」

そう言えば、チョッと前にこんな台詞を吐いて
開き直った"金持ち父さん"がいた

ただ、彼に限らず、現代の私達は

「お金儲けのために、お金を儲ける」

と言った感じの、先ずは「お金儲け」が先にあって
その潤沢度によって人生の幸福が測られる様な傾向

つまり…

そのお金で何がしたいのかのビジョンは全く見えず
唯単に「お金が欲しい!」とか「年収○○アップ」とか…
実体の無い飽くなき欲望だけが一人歩きしている

どうしても、そんな傾向が強い様に思える

そうすると…

何でも自分の懐に抱え込みたくなるのが"人の常"な訳で
結果、社会の閉塞感が更に増長されていき

その風潮が、ひいては…

今の格差社会を更に加速させる事となり
将来に対する不安感を益々煽るという
最悪の循環になっているような気もする

まぁ確かに…

年金や少子化問題、食糧難に温暖化 etc…
将来を楽観出来る要素は余り見つからないので
貯め込みたくなる気持ちも判らないでもない

でも…

石油が枯渇したり、絶対的な食料不足に見舞われたら

どんなに札束を積み重ねようとも、モノ自体が無いのだから
全く持ってどうしようもないのである

なので、そう言う観点から見れば…

お金を"儲ける"だけの発想は、ただ悪い事と言うだけでなく
全く意味の無い事だとも言えないだろうか!?

勿論、これは…
お金を"稼ぐ"事を否定する訳では決してない

つまり"稼ぐ"と言う言葉には未だ
ある夢や目標を達成するため"働く"と言う意味合いもあると思うし
(その一方で"儲ける"にはそのニュアンスが感じられない)

それに、その"稼いだ"金を、自分や家族、社会のために
惜しみなく投資し、経済を循環させる事によって
社会の閉塞感を開放する事にもなると思うので
絶対に略してはいけない"注釈"であるとも僕は思う

最後に、ベジ太的"貧乏父さん"の場合は…

更に、"稼ぐ"事さえも最小限にしつつ
どれだけ文化的・健康的に暮らして行けるのかを
自給自足などを通して、実験したいと思っている

アクセク働かない(~無理して稼ごうとしない)
→お腹が空かない(~物欲も沸かない)
→文化的・健康的な人間になり
→自分磨きに時間を費やすため、益々働かない(→最初に循環)


こんなライフサイクルの実現を謳う僕の声も
金持ち父さんが聴けば、やはり遠吠えに聴こえるんだろうなぁ…

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