僕はTVゲームや映画などのグロい映像そのものは、世間で言われる程に少年達に悪い影響を与えているとは思わない。
それよりも本来なら私達各々が自分の頭で想像し分別すべき事象が、所謂クリエイターと呼ばれる一部の人達の描く映像に頼り切りとなり、自分の五官では想像しなくなっていることの方が余程危険な状況であると思っている。
つまり、例えば…
或る児童が何かの腹癒せに校庭で飼っている兎を殺してしまうのは「ネットで知った過去の事件を真似したかった」からではなく、「腹癒せをする手段が、そんな事件を真似する以外に思い付かない」位に想像力が欠如しているからではなかろうかと…
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