2015年11月7日土曜日

(投稿)矢継ぎ早に射られる矢の数々…

安保法案が成立してからの安部首相は、現実を度外視した数値目標や美しい風景画のようなスローガンを矢継ぎ早に唱え続けている。GDP6兆円からドローンによる宅配システムの実現に至るまで、その範疇は広い。国民にバラ色の未来を見せ懐柔しようとする姑息さもさることながら、テクノロジーの進歩まで自分の手腕にみせ、安保法案で墜落したイメージをアップさせようとする狡猾さも流石である。現に巷では三本の矢どころかマシンガンで連射したようなスローガンだらけとなり、何となく未来に期待する人々が増えているようにも見えるのは、まさに的を射たりと言えよう。

また出生率1.8や親子三世代が仲睦まじく同居できる住環境など、個々のライフスタイルまで干渉する政策に違和感を持つ人々が少ないことも、首相にとっては好都合かもしれない。

首相はこのままあらゆる手段で国民と国家を総動員し、戦前戦中の頃のあらまほしき日本を取り戻すおつもりなのだろうか。

一億の枠の中に入りたくない私は、そんな日本の行く末を外野からひっそりと眺めていきたい。

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