NHKの「あの人に遭いたい」というインタビュー番組で故寺山修二さんがこんな事を言ってました。
僕は子供の頃、一寸法師の話が非常に好きだったんです。
ただ普通の一寸法師の話は"普通の人間の大きさになって「めでたしめでたし」"でしたでしょ!?
ところが僕は一寸法師は一寸法師のままで、その事によって皆に評価されて「めでたしめでたし」と終わりたいところがあって…、つまり人間のスケールは社会的に全部同じであるというそういうモノではなく、10mの人間が居たり2cmの人間が居たりするという、そういう事が「お祭りの本質」を支えているのではないだろうかと僕は思うのです…
(台詞は一部脚色)
周囲の人と同じ格好じゃないと何となく落ち着かない人。
自分の思う様に行かないと直ぐに苛立つく人。
etc…
その他いろんな人にとって倣うべき金言の様にも僕は思いました。
世の中は日々お祭りでもあり、災難でもあります
追伸
それでも私達は、日々お仕着せのお祭りだけに酔い痴れ、突然の災難にはカタストロフィの如く震駭し続ける事でしょう。
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