2011年12月23日金曜日

日本がステルス性能の高い戦闘機を買う理由

図書券をゲットするため時折新聞に投稿しているが、結局今年の戦績は一度だけだった…(¥3,000なり)
そんな没だらけの投稿の中から、ひとつだけ↓に添付す。

防衛省が次期戦闘機としてステルス性能の高い超最新鋭の戦闘機を選定したニュースを聞き、私は強い違和感を感じた。
そもそも日本は専守防衛の国である。
戦闘機についても侵攻してくる外敵を迎撃する能力が最重要であり、少なくても他国のレーダーを掻い潜る能力は必要としない筈だ。
それに折りしも我が国は社会保障充実のための財源確保に苦慮している最中であり、震災と原発事故の復興さえままならない状況でもある。にも関わらず候補の中では最もコストの掛かる戦闘機を買う必要性があるとは私にはどうしても考えられない。
また、この度の震災では近隣諸国からも多くの支援を戴いているが、彼らには先の戦争で多大な迷惑を掛けた歴史がある。
これでは折角の御恩に対して軍事的緊張と我が国への更なる不信感という仇で返しているだけのような気がしてならない。
以上は勿論安全保障に関してはド素人の意見であるが、自らも素人と卑下した大臣の発言が本意であるならばこれらの意見も十分に理解出来る筈である。
それでも購入するというのなら、先ずは被災者を始めとする国民や近隣諸国が納得出来る説明責任が必要だと私は思う。


・・・

その後の社説などを読む内に、↑が絶対に採用されない理由(勿論文章そのものの精度は除外した上で…)が判ってきた。
多分彼らは↓のように考えている。

中国やロシアにバカにされないためには最新鋭の飛行機が是が非でも必要であり、それでも彼らに苛められそうになった時は唯一の兄貴アメリカの助けが必須であるから、そんな兄貴から「コレを買え」と言われれば従うしかない。けれどもそんなことは公には認めたくないから、「極東の制空権」とかで言い訳をしようと…

つまり…

「トモダチ作戦」への返礼として、トモダチが秘密基地の中で執筆している最中の「よげんのしょ(預言の書)」を言い値で買わされるのは余りにもカッコ悪いので、「ステルス性能の高い最新鋭の飛行機こそが日本には相応しい」ということにしようと…

それが私達日本人の宿命なんだと思う、恐らく…

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