2012年1月16日月曜日

愉快なセンター試験

まずは、あるネットニュースより…



第一ラウンド 
「待ちぼうけ頭にきた」
○○市の試験会場では、受験生が教室で2時間待機を強いられた。


終了後の午後9時ごろに、校舎から出てきた○○市内の高校3年の男子生徒(18)は「待ちぼうけを食って頭にきた」と怒りを口にした。だが、集中力は切れなかったといい「大学では法学部に入り、公務員として○○市に戻り復興に役立ちたい」と話し、翌日の試験に向けて気を引き締めていた。

恐らくこの青年は近い将来、あらゆる市民の苦情にも(たとえ心の中では頭にはきても)集中力を切らすことなく、満面の笑みで、○○市役所の窓口に立つ立派な公務員になることでしょう。
○○市の未来は明るいです(あくまでも希望的観測ですが…)。

第二ラウンド…
高校3年の女子生徒(18)を車で迎えに来た母親(48)は「寒い中で何時間も待たされた娘がかわいそう。集中力が途切れなかったか心配です」と話した。

残念ながらこのお母さんは自分の娘だけを愛する余り、この不祥事の責任を取らさられる人間(もちろんそれはTVで頭を下げる人ではなく、末端で後始末をさせられる現場の人物)のことまでは考えが及ばないようです。
まぁこれはこれで今の世相を反映しており、もしかしたらこの感慨は第一ラウンドのお母さんもそう思っているかもしれない故、ジャッジは難しいです。

では、次の取り組みに参りましょう(つづく)

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