2013年9月20日金曜日

十六夜の月夜に想う…

「リニアモーターカーの開通を東京オリンピックまでに間に合わせる」旨の目論見が永田町から発信された。当然現場は絶対無理と言っているようだが、それでも無理を通せば道理は引っ込むものと考えているふしがある。そもそも先のオリンピックの時も新幹線や首都高速はかなり強引に進められたみたいで、それは当時のイケイケドンドンの時代だから何とかなったのかもしれない。翻って昨今の日本にはそんな無理を通せるだけのパワーはないと思われ、折角の成熟した大人の都市型オリンピックを知らしめるためにも、リニアや江戸城などの箱物を見せ付けるような真似だけはして欲しくない。

巷ではiphone云々で盛り上がっているようだ。
もうそろそろスティーブさんの呪縛から解放されても良いとも思うのだが、どうやら私達は自ら進んで憑かれることを望んでいるのかもしれない。

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