2014年1月27日月曜日

子供のおねだり

私は従軍慰安婦を肯定したり集団的自衛権を主張するお偉方の意見を耳にする度に「他のみんなもやってるのになぜ僕だけダメなの?」という子供のおねだりを思い出す。

確かに機会や権利は均等であるべきだし、時にはそれを声高に主張すべき必要もあるだろう。しかし子供のように我を通してばかりではいずれ呆れられる。ましてや「どこの国にもあった」などという言動は責任ある人間の台詞としては決してありえない(公共放送の会長なら尚更だ)。

そんな観点からも私達に今必要なのは、物事を冷静に判断し時には辛抱強く忍ぶ大人の態度だと私は思う。ましてやそうでなくても近隣諸国とぎくしゃくした状態なのに、更に波風を立てる必要など全くない。しかし現実には宰相自らが喧嘩をけしかけ、更には鉄砲を持ちたくてウズウズしている、まるで子供のような有様である。

子供に不相応なモノを与えてはならない。そして子供の喧嘩のような沙汰が戦争に発展する可能性があることを決して忘れてはならない。

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