2015年3月11日水曜日

いま私たちにできること

それは押入れの天袋の、そのまた一番奥に押し込めたダンボール箱の中身が何だったかを確かめるように、今日だけは4年前のことを思い出すこと。
そして明日には今日やったこととは全く逆順の動作を繰り返すこと、つまりまるで何事もなかったかのようにダンボール箱の中にしまい、邪魔にならないところに押し込むことでもある。

「私たちはそういう民族であることを忘れてはならない」と訴えたとしても、その訴え自体忘れ去られるのだから、もはやどうしようもない。

これだけは本当にどうしようもない。


0 件のコメント:

コメントを投稿