2016年1月23日土曜日

無実の高校球児と疑惑の国会議員

たとえば、ある高校の野球部員の不祥事が発覚した時は、その野球部全体で連帯責任を負うのが一般的である。顧問の監督責任は言うに及ばず、事件に全く関係のない部員までもが対外活動を自粛する羽目になる。

ところが、ある議員先生の不祥事が発覚した時は、トカゲの尻尾切りよろしく秘書の責任にするのも一般的である。先生の監督責任どころか「部下がそんな不正をするとは信じられない。」と突き放す先生さえいる。

ここで、特に巷のワイドショーに毒された皆さんは考え直して頂きたい。

恐らく該当する野球部の担当顧問の中には「私が責任を取ります。でもせめて事件に関係ない部員だけでも活動させて欲しい」と言いたい人もいるはずだ。でも言えない。世間の空気がそれを許さないからである。
ところが議員先生だけはなぜか「職務を全うすることでその責任を果たしたい」と開き直る。世間の目など全く気にしない。厚顔無恥そのものである。

えにぃうぇい…

その後、全く罪もないのに甲子園の夢を諦めさせられた球児は、疑惑の大本なのに頑なにその地位に居座り続ける議員先生を見て何と思うだろうか!?
大人のズルさをまざまざと見せつけられた彼らは、社会に出てどういう振る舞いをするのだろうか…


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