2016年5月26日木曜日

(投稿)誰を信用すれば良いのか?

以前私たち有権者の多くは「社会福祉充実のためには消費税10%は必要だ」と説得され、日本の将来のためなら仕方がないと、やむなくそれを受け入れた。

しかし今になって、そう力説していた旧民主党の政治家たちが軒並み増税は延期すべきだと唱え始めている。まるで最初に増税の提案をしたのは自分たちではなかったかのような口振りだ。またもし今増税を延期しても国の財政と社会保障が何とかなるなら、あの時点での増税も不要だったことになる。つまり私たちが聴かされた増税の理由も嘘だったわけだ。

またその一方で安倍首相も平成26年11月の最初の延期を決めた記者会見の時には「次の増税は景気条項を付すことなく確実に実施する」と断言した。「リーマンショックや大震災のような事態が起きない限り」と付言したのはそのずっと後のことである。最初の文言が後から色々と補足され「実は後の方が本意だった」などという道理が一般社会で通用するわけがない。
それに現状をリーマンショック級と判断する理屈は如何様にも言えるわけで、結局「全ては言ったもん勝ち」ということになる。

こんな政治家ばかりの中で、今後私たちは一体誰を信用すれば良いのだろうか。

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