2016年12月11日日曜日

安倍首相の真珠湾訪問の真の理由(2)

今の日米関係を俯瞰すれば↓は至極当然なことのように思えるのだが、巷にはこのように考える人が余りにも少な過ぎるので、敢えてその経緯をまとめてみる。

①次期大統領はヒラリー氏と見込んで楽観視して何もせず。「もしトランプが当選したら…」というB案は絶対に考えない、いつものパターン。

②トランプ氏当選で、シンゾー君とゆかいな仲間たちは慌てふためく。

③かと言って対米追随以外に思い浮かぶ政策もなく、取り敢えずは「どの国よりも先に朝貢して忠誠をアピールしよう」という作戦に決定。

④米国側から「そんな非礼で前例のないことはよしてくれ」と強く非難されるも、その意味を全く理解出来ないまま非公式会談を強行。もちろん日本側もオバマ氏を侮辱する意味など全くなかったが、奴隷根性がへばり付いているので、そこまでは発想が全く及ばない。

⑤その後、ペルーの国際会議で米国側から総スカンを喰らい、ようやく事の重大さに気付き、また一同慌てくためく。

⑥このケジメを付けるには、もはや先の戦争を謝罪するしかないと判断し、これで手打ちにできないかと打診。

⑦米国側からは「これはあくまでも日本側の自発的な発心とすべし(バラクが広島訪問をした見返りではないと強調すべし)」など、更なる屈辱的な注文を付けられつつも、何も言い返せず了承。

⑧真珠湾で両者が仲睦まじく握手する姿を、日本の報道各社は「日米同盟の新たな幕開け」「オバマ氏有終の美」などと絶賛。ただしその実態は日本側の涙ぐましい金銭と精神の負担によるものなのだが、日本の報道各社はその光景が余りにも情けないので異様とは描かない(描きたくない)状態。或いは真実を描くと日本政府や米国側から睨まれるので描きたくても描けない状態。

⑨その実態を想像できない人々、或いはNHKの大本営発表しか信じない人々は、陽気に旗を振って万歳三唱。

0 件のコメント:

コメントを投稿