2023年4月16日日曜日

垂木ハウス~躯体完成まで

 下肢身体障碍者(5級)がたった一人で廃材のみで自作の小屋を作るプロジェクト。

材料は垂木とコンパネのみ。

先ずは床組み


垂木とOSB合板で起こしたり寝せたりして組んでいく。これは楽勝。床パネルは気密性を重視するためなので構造的には気にしない。それに3x6になっていないモノもあり切り貼りしている。


壁の立ち上げで最初の関門。2x4工法みたいに材料をふんだんに使える訳でもないし、立ち上げる力(障害者の独力なので)もない。まずは柱だけ立ち上げようとしたが自立できない(写真は脚立で支えているが、ここに至るまでにも結構苦労した)。

柱と壁を同時進行したりもしてみたが上手くいかず…

さてどうすんべ???思案して閃いた(写真は撮り損ねる)。

①まず4隅に1m位のアングル鋼材を立て、それを支えにして柱を建てる。

②横架材を打つ

③間柱を3x6ピッチで埋めていく

その結果が…


反りの激しい廃材で、しかも手のこぎりで切ったミリ単位の誤差がある部材なのでここに至るまでに一日作業。重ねて言うが右膝が90度しか曲がらない障害者なので高所作業が特に困難。そして構造的に成り立つように対角線で壁パネルを貼っていく。

レベルで垂直&水平を確認しながら仮留めを繰り返す。2x4材とかなら全然苦労しないのだが…

壁四面が出来上がって、ようやく骨格が堅牢になり屋根組が出来るようになるが、仕事に集中し始めると写真を取り損ねるのはいつもの癖…orz。そんな訳で屋根組は文章のみ。作製当初は小屋自体の輸送も検討していたので庇は出さない計画。軒の上に垂木を載せパネルを貼っていくことに…


このパッチワーク感が個人的に自画自賛。


斜め部分は一番嫌になった頃(ホームセンターに行って、コンパネを買いレンタル丸のこでプレカットしようとも思ったが)で、廃材を切り貼り。


それでも玄関部分の反りが酷く、補正修正…

一日経過し玄関引き違い戸埋め込み。屋根は仮にカラートタンで


構造体の出来上がり。そして春の強風が吹きすさぶ雨の日に仮宿泊してみたが…

猫が朝まで添い寝してくれる位なので、多分大丈夫(と日記には書いておこう)。


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