今春から真面目にプールに通い始めた。ネガティブに言えば、膝が曲がらないので今出来ることはスイムしかない。しかしポジティブに考えれば、スイムしか出来ない今だからこそ、最も苦手なスイムを集中して特訓できる好機でもある。ようやくそんな風に考えられるようになったからだ。
そのプールで御年73歳、数年前に太腿付け根からの片脚切断の憂き目にあいながらも日々精進に励んでおられる新たな先達と懇意になった。ちなみにこの先達は、先週末に開催された年齢枠のない障害者水泳大会の東日本予選の100mフリーで(40歳のライバルにも勝って)優勝している。
そして今日、先達と色んな話をしている時に、私のマラソン歴の話になり、ついつい「もし怪我していなかったら、今もマラソンでサブスリー目指していたんですけどね…」と吐露した時に即座に諭されたのが表題の台詞だった。
海より深く反省…
それになにより…
もし私が今回のケガをしていなくても、サブスリーを目指していなかったのは間違いない。そのままズルズルと怠惰な暮らしをしていたはずである。
それをまざまざと見通すような先達の見識力に恐れ入った次第である。
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