庇を張って数日後、台風など滅多にこないわが町に公式で最大瞬間22.2m/sの強風が24時間近く吹き荒れた。当然ながらテキトーにしつらえたドーム状のビニルハウスは呆気なく剝がされた。
まぁこれは普通に予測できた。むしろ半年近く剥がされなかった方が不思議なくらい。
しかし、あの強風でも↓の庇の方は剥がされなかったのも驚き!
そこで改めて、そのディテールを紹介する。
おおまかに説明すると…
・支柱パイプは庇の出サイズに合わせてカット
※今回は900mmくらいにした。カット長さは目分量でOK
・パイプの固定は、下部は土中にそのまま掘っ建て、上部は壁に打った釘にパイプ穴を嵌めるだけ
※横架材を掛けるとそれなりに固定されるので、コチラもテキトーで良い
・ビニル生地の上部はタッカー留めし、その上からざら板を打ち付けて補強
※上端だけは完全固定すべし。仮施工時はタッカーだけでそれでも今回の強風では何とか持ちこたえたが生地に亀裂が走っていた…
・生地の下部はパッカー留めだけでOK
※下部は抑えるだけなのであまり重要ではない。帆船と同じ理屈で、強風時や積雪時は逆に張らない方が良いのかも。また、ビニル生地は少しづつ伸びていくので定期的に張り直す必要はあるだろう。
えにぃうぇい
移動式住居で庇がない建物に、簡易的な庇を設けるための有効な手段だとは思う。
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