2011年4月11日月曜日

風は吹かず…

それは2009年の東京マラソンのボランティアをしたときのこと…

私の担当はゴールしたランナーへの荷物引渡で、(真実は不明だが)半強制的に参加させられた都立高校の某君と一緒だった。まぁ僕自身がチョッと前までは金を払ってまでフルマラソンを走る人の気持ちなど全然理解出来なかったので、そんな某君の義務的な応対も全く持って理解出来た…

ところが…

最後の最後に例の大将が労いのお言葉をお掛けに私達の前にお現われになった途端、それまでは終始虚ろだった某君の瞳が急に輝き出したのである。
私はその少年の瞳の輝きを今でも忘れられない。

結局私達は…

社会が閉塞してくると、新しい風を吹かせるよりも大将みたいな人に全権を委ねたくなるのでせふか…

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