三浦しをん、近藤史恵、 あさのあつこ著 文藝春秋社
まぁ当初は近藤史恵氏が今の異常とも言えるマラソンブームの風景をどう描写しているかだけを知りたくて手に取った本書でした…
それに本書は某スポーツ用品メーカーの企画の一環と聴いていたので、それとてどうせ皇居ランナーのための販促プロパガンダのオブラートに包まれている筈と高をくくっていたのですが…
先行する共著の三浦、あさの両氏の作品が頗る面白く、それならばと本命であった近藤氏の作品も一気に読破しようと思った最中に例の余震は起きました。(結局停電によりゲームオーバー)
��結果的には山形では大きな被害には至らず、本書も翌朝には完読出来ましたが…)
読後に「そういえば今年の仙台ハーフ(マラソン)はどうなのだろう!?」と思ってググってみると、今年は已む無く中止するも、来年には大規模の市民マラソンに生まれ変わって再開するとのこと(らしい)…
トライアスロンの自由なスタイルにすっかり慣れきった人間でも「この大会に参加出来るのならランシャツ&ランパンの正装も致し方ない」と思っていたので若干拍子抜けした感はありますが…
「万人規模の参加者が日本全国から復興支援がてら来てくれる大会の方が絶対的な価値はある」と思った次第であります。
(※まぁ、個人的にも自分が払った陸連登録金の使途を思い馳せなくても済みますし…)
追伸
それにしても、こういう状況の中で佐渡トライアスロンが東京マラソン化しているのは何でだろう…
��TVの力ってまだ健在なの!?)
来年からは佐渡もJTU登録が義務付けられるみたいだし、益々もって何だかなぁ…
0 件のコメント:
コメントを投稿