昨日までの3日間、南三陸町に滞在してきた。
(ボランティアのつもりだったが、結果的には余り貢献出来たとは決して言えないので…)
当地での体験は本当に別世界の出来事のようで未だに頭の中は混沌としているのだが、それを増長させる大きな要因には、たった一つ峠を越えただけの山形が(多少の物資不足はあるにしても)何事も無かったかのように平然としている状況がある。
※特に、選挙カーがガソリンだけでなく騒音まで撒き散らしているのには完全に参りマシタ…
まぁ今でこそ巷の雰囲気が忘れさせてはくれないだろうが、今後TVのCMが通常に戻り、スーパーの陳列棚にも空きがなくなる頃には、カップラーメンの買い貯めなどは何処吹く風、ガソリンスタンドに何時間も並んだことさえ忘れてしまう人も多いだろう。
そして徐々にメディアからの震災関連のネタが減るに従って、私達の関心も「被災者が今どのように奮闘しているか」や、「国民全体で節電や節水を心掛ける運動」から遠ざかってしまうことは想像に難くない。
現在、巷では「今、私達に出来ること」と盛んに叫ばれ、実際多くの支援やエールが届けられ被災者の方々の励みになっているとは思うが…
果たして、そんなムーブメントは何時まで続くのか…
「今後もずっと被災者への支援・応援を忘れず、未来永劫震災から学んだ教訓を絶対に風化させない」
ということも、耳にタコが出来たAC広告と同じくらい(或いはそれ以上)に重要だと僕は思う。
追伸
まぁ今回の場合には、特に夏場の電力不足は必至のようで、喉元を過ぎても熱さ(暑さ)は忘れさせてはくれないような気がしますけどネ…/(^^ゞ
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