巷のバイク保険には原付と大型自動二輪の区別がないモノが多い。
つまりハーレーとカブの掛け金が同じ額だったりする訳で、自称ケチ男としてはこれはどうしても納得いかない。
で色々と検索してみて辿り着いたのが「全労災」だった。
ネットで見る限りは事故対応などの評判は余り良くないみたいだが、何と言っても掛金の安さは魅力である。
因みに僕が自動車保険に求めるものは、万が一に事故った場合の相手への賠償であり、自分がどうなるかは殆ど考慮していない。
僕の脚や、ましてや命が無くなったとしても、それはそれで運命なんだと受け止めるしかないと思っている。
でも事故の相手はそうではない。
その方々には未来があるし家族がある。
それは何もせずとも自然に彼岸に達しそうな御老人でさえ、その遺族から「貴重なモノを奪った」と訴えられれば、コチラは何も言い返せない。
いずれにしても、交通事故は精神的にかなり参る。
2008年の暮れの自転車事故では、被害者の想像通りに罪が擦り付けられていく怖い経験もした。
そこでは金もそうだが人間の醜い所がマザマザと見えてくる。
そんな時の人間はあらゆる手段を使って、加害者を引き摺り下ろす。
※だから何かの事故で被害者が「絶対に許せない」と訴えるのをテレビで見たりすると、僕は非常なまでに恐怖を感じる。
という訳で、その時以来僕は原付でも任意保険は必要だと痛感することとなった。
と言うか、僕の場合は原付よりも自転車での事故の可能性の方が格段に高い。
何せツーリングにでも出掛けない限り原付では年間1,000kmも走らないと予測出来るが、自転車なら年間5,000kmは楽に走るのだから…(因みに東京に住んでいた頃は10,000kmを超えていた)
…
と、「原付や自転車の任意保険」絡みで不幸にもココに辿り着いてしまった人にとって、僕の戯言なんかはどうでも良いと思われるので以下に全労災のマイカー共済(二輪用)の具体的な話をする。(※以下は全て35歳以下不担保の場合)
自身の保障は「無し」にして、対人対物無制限にした場合は年一括払いで¥7,080
アクサではロードサービスや自身への保障も付くと思うが、どんなに保障を削っても¥15,000位だったので、約半分である。
※補足:これに僕のように自転車を多用する場合は「自転車賠償責任補償特約(5千万円)」が¥1,460/年を付帯して合計¥8,540/年
四輪を所有している人なら自動車保険にファミリーバイク特約と生活賠償責任補償特約を付帯する方法もあるが、僕のような四輪は所有しない(所有出来ない)方は一考の価値はあるかもしれない。
追伸
このサービスは僕もこれから加入する予定なので、サービスの質の程は全く不明である。
しかし逆に事故対応の評判が悪い保険会社を選んだ方が「絶対に事故は起こせない」と常に考えるようになり、結果的には普段から運転には細心の注意を払うようになるのではと思ったりもした。(流石にそれはないか…(^^ゞ)
追々伸
こんなんを調べて半日を潰してしまったのも空しいが、パソコンのバナー広告がアクサやチューリッヒ、バイク王だらけになったのも非常に煩い…
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