2012年7月10日火曜日

大往生したけりゃ医療とかかわるな

象は自らの死期を感じると群れから離れて独り森に還るという。
飼い猫が突然いなくなるのも同じような振る舞いだろう。
そんな霊長類の中で最も頭が良いとされているヒトがそのセンサーが働き出してもそれを無視し、悪あがきをする姿は何とも滑稽である。

フランスでの老人医療の基本思想は、患者が自分の力で咀嚼出来なくなった時点で医者の役割は終わったと考えるらしい。
その後は牧師の仕事でもあると…

そう言えば前から常々思っていたが、病院に僧侶の姿が見られないのは「そんな縁起でもない」と毛嫌う如何にも日本人らしい「臭いものには蓋」的な発想ではないだろうか。

えにぃうぇい…

「死」を常に意識するのは決して「消極的になる」ということではなく、「今日一日を大切に生きる」という姿勢に繋がることを多くの人は気付いていない。

追伸
人は生きてきたように死ぬ(本著作の最後の表題)
少なくてもこの言葉にピンと来る方なら一読の価値はあると思われます。

大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)
中村 仁一
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