まず最初に…
第一回東京マラソンが開催された前後、浅草周辺で陸の孤島になる住民の悲痛な声を、住民目線で報道していたマスゴミがいたことを記憶している人はいったいどれ位いるのだろうか…
しかしそれ以降…
雨後の筍のようにマラソン大会が生えてきた。まさに市町村の数だけあると言って良いような、そんな感もする。
ゲストランナーは○ちゃんをはじめとする往年のオリンピック選手。参加賞を地元の特産品にして赤字覚悟の自己PR。そんな現実を察したのか、参加者からは「感動をありがとう」の雨あられ…。日本全国津々浦々裏、金太郎飴のような大会だらけ…
閑話休題…
マラソンの場合はさておき、トライアスロンはその栄枯盛衰を一度経験している。
往年のトライアスリートの方々から聞くところによると、仕事が忙しかったりして大会に申し込むのを忘れて募集期限が過ぎさっていたとしても、事務局に電話してお願いすれば参加させてもらえた、そんな素晴らしい時代もあったらしい。
半年以上前に募集を締め切り、その後は海外出張や身内の不幸があっても払い戻し等は一切しないという昨今のマラソン事情と比べると月とスッポンとも言えるだろう。
♪早く来い来い、逆マラソンブーム
個人的には、呪いのようにそう願う。
追伸
人は誰かに勧められてランナーにはならない。人は基本的には、なるべくしてランナーになるのだ。
~走ることについて語るときに僕の語ること(村上春樹)
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