最近シャネル・ホフマンさんという母親が自分の子息にスマートフォンを貸与する際の約束事を書き記した契約書が話題になっていますが、ここまで話題になった本当の理由は世界中の人々が陥っているFOMO(fear of missing outの略語、直訳すれば取り残される恐怖)中毒の実情を的確に指摘しているからだと私は思います。
ここでは契約書の具体的な内容はグーグル検索に譲ります(因みにこの契約書の中では「グーグル検索せずに自分で思考せよ」と説いています)が、この内容に共感された方は本当はネットの世界に埋没するよりも現実の街中での見知らぬ人やモノとの偶然の出会いを期待している筈です。これからはホフマンさんの指摘を肝に銘じつつ上を向いて暮らしていきましょう。
また、それに対して否定的な考えの方は「右手で箸、左手でスマホの食事」が何故好ましくないか全然判らないのかもしれません。周囲の世界に目を向けましょう。もっと会話をしましょう。ネットの情報だけに頼らず自分の頭で考えましょう。そうそれば今よりもずっと素晴らしい明日が巡ってくる筈です。少なくとも、今よりも食事が美味しく楽しく感じられることは間違いありません。
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