2015年4月25日付朝日新聞「声」に採用されたもの。
※削除。検索中…
ちなみに↓が投稿文。どれ位いじられているかで、その新聞社のポリシーみたいなものも判るかもしれない。
私は今回の統一地方選で二割以上の選挙区で無投票となった結果を、今の間接民主主義制度が限界にきた兆候とみた。しかし巷では投票率を上げることだけが叫ばれ、制度そのものを改変しようという声は殆ど聞こえてこないのが不思議でならない。そもそも今の制度は行政が考えた施策に議員がお墨付きを与えるのが主で、そこに市民が関与する余地はない。これで市民の関心を持たせようとする方がどだい無理な話である。
そこでたとえばインターネットの掲示板のようなサイトを設け、市民の本音を広く募ってみてはどうだろうか。行政の代表や議員も交え本音で討論し合えばきっと場は盛り上がるはずである。当然議決権はないがサイトの影響力が増せば増すほど行政も議員も無視はできなくなる。参加者の中から有志連合が生まれ自治が更に活性化するかもしれない。他にも現状を打破する案はある。とにかく今のまま無関心な市民を無理矢理投票所に連れて行っても何も解決しないことだけは確かだ。挑戦してみる先駆的な自治体が現れることを私は切に期待する。
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