2016年1月17日日曜日

日本人はなぜ戦争へと向かったのか

まずはテーマ音楽が???
構成としては普段のNスぺと大差ないような気がする。
(シリーズモノなので期待し過ぎた感もあるが…)

以下、テレビを観ながら思ったことを無作為に書き記す。

1 日本人はなぜ戦争へと向かったのか “外交敗戦”孤立への道
「列強はみんなやっているから、私たちにもその権利はある。」という幼稚園児のような発想は今の政治家先生がたにも強かに引き継がれている。もちろん私たち市民にも。
ただその当時で既に列強は帝国主義的発想に限界を感じていたことを把握できなかった外交力の乏しさ。

松岡は日独伊三国同盟を「戦争のための条約ではなく、戦争を回避するための条約」と豪語した。
今の誰かさんと全く同じ論理なり。

「連盟脱退すれば経済制裁そのものの意味がなくなる」という発想の怖さを知る。

恐慌から最も早く脱せたのはドイツ。それも軍拡で。これを真似ようとしているのがシンゾー君一派。


日本外交はそうの当時も、そして今も稚拙で何を考えているのか判らない怖さがある。
私たちも「日本人のかんあげることは外国人には判って貰えない」と決めつける。そしてお互いに離れていく。

2 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 巨大組織“陸軍” 暴走のメカニズム
軍人さんは東北訛りの人ばかり。これまで薩長土肥に牛耳られていた怨恨なのだろうか!?

帝国陸軍は当時の最大の官僚組織。
今の外務省と防衛省と、三井物産と、東芝と、etc…の複合体のようなモノ。

満州事変の当事者が英雄として迎えられる。→手柄をあげれば何でもOKな風潮になった。
※似たようなことなかったかなぁ…(考え中)

既成事実、一つこれが出来上がれば、あとはズルズルと事が運んでしまう体質。
一度決められたことは、何が何でも遂行しようとする強引さ。「この道しかない」というのも同じ発想。

3 日本人はなぜ戦争へと向かったのか "熱狂”はこうして作られた
戦争は軍属だけでなくメディアにとっても追い風であることには気付かなかった。
(今までは軍からの検閲に翻弄されるイメージしかなかったので)

「戦争遂行は国益なり。」それだけは大多数の(戦争反対派も含めて)一致した見解だったのだろう。

満鉄の爆破はその当時からヤラセだと報道関係者は皆知っていた。でも誰も暴露はしなかった。
この怠慢は今の報道姿勢にも通じる。

「(あいまいな形で報道規制をするなら)いっそ禁止してくれれば」という当時の記者達の吐露が怖い。

ナチスのメディアを有効活用する手法は、今でも十分に生かされているし、実際に活用されている。

なるほど、たとえ嘘でも「勝った勝った」と報道する方が、発行部数や聴取率は上がる。購読者や聴取者にもウケる。

世論調査は、世論の言論操作にも活用できる。

メつまり、ディアと世論が雪だるま式に膨張した結果が日米開戦へと舵を切らせた。


閉塞感を打破する最も簡単な手段は戦争ナリ

自己規制に勝る検閲はない。

当時の日本放送協会を今のNHKと注釈していない。
※判り切ったことだから?それとも敢えて…?

小泉さん、安倍さんあたりから、演説に恥じらいがないような気がする。

ラジオは国家の意思を運ぶ!

南京陥落セールが銀座で催された事実は怖い。

1941年の世論調査では、まだ6割の人が日米開戦は避けられると考えていた。



4 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 開戦・リーダーたちの迷走
ある意味では、米国は欧州の方しか目を向けていないのは確かだが、それにしても自分たちに都合の良過ぎる目論見しかしない当時の要人の浅はかさには呆れるばかり。

私たちの先人も当時から「今譲歩すれば中国や朝鮮から末代までなめられる」と考えていたことになるほどと納得する。

絶対に無理な目標を定め、目標達成のため挙国一致体制で猛進する姿は今も昔も変わらない。

「対米譲歩で国内の世論が乱れても国が滅びることはない。しかし外交を誤れば一国の安危となる。」~当時の近衛文麿の心境

当時は次第に軍に牛耳られていったような感じがあるが、その一方で近衛の次に総理大臣になれる文民政治家は既に誰もいなかった現実もあったとのこと…(なるほど)


「2年間なら米国とも戦える」との海軍の甘言と、その根拠となる数字のマジック

結局は「何でこんなことになってしまったのか」という、当時の中枢にいた人々の共通する感慨が日本の究極の悪性かと…

5 日本人はなぜ戦争へと向かったのか 戦中編 果てしなき戦線拡大の悲劇

一応「戦争をどう終わらせるか」を当時の中枢も考えていた。
しかし意見を収束することはできなかった。特に肝心かなめの陸軍と海軍の隔たりは致命傷だった。そして何よりそれを取り纏められるリーダーがいなかったのは決定的だった。

結局は両論併記と先送りで終始する。軍の権益にしがみつく民間企業も酷い。もちろん取り残され、一番の犠牲になったのは一般庶民。
いつか来た道は今でも健在なり。

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