2014年5月5日月曜日

街乗り自転車オーバーホール


購入してから15年間、雨の日も雪の日も酷使しながら、その後のケアは何もしなかったのに、大きな故障はひとつもしていない。また時には違法駐車のケツに突っ込み、人間は七針も縫う怪我を負いながら無傷だった頑丈な相棒。
しかしバイクの構造を詳しく知るためにも、バラしてグリスアップして再組み立てを死てみようと決意した次第。

途中、Shimanoの料金改定駆け込み需要の影響なのか、オクタリンクBBだけは入手できずに作業を中断していたが、新価格前の便に間に合いようやく完成する。
クランクはFC2450(コンパクト)に変更、FDはshimano600のまま。色の差異が気掛かりだったが、それ程でもない。
※このロゴをみる度に「クラリス~」というルパン三世の台詞を思い出す。

リアもスプロケだけ新調し、メカはそのまま。

前回バラせるところまでバラしてみて構造は意外と簡単だと判ったし、それにshimanoの評判も加味すればディレイラーが故障することは滅多にないのではと考えたから。

今回、最もお色直ししたハンドル回り

そもそも今回の手術のきっかけはSTIが壊れたからで、当初はバーコン&ブルホーンバーにする予定だったが、shimanoのST-R240なるものが、ブレーキ、シフト、ケーブル全て込み込みで実売¥3,750で買えることを知り宗旨替えした。
まぁ確かにハンドル廻りはゴツくなったが、買い物チャリなら手元でシフトチェンジできる方が楽だし…とテキトーになだめる。

またこの類の変速機に慣れない人間にとって、往年のスーパーカー自転車のようなインジケーターが付いているのは意外と重宝した(手が感覚を覚えてしまえば全く無用となるが…)
※そういえば私の幼少期はスーパーカー自転車全盛の頃で、本音を言えば私も欲しかった。それでも敢えてバーコン&ドロップハンドルの自転車を買って貰った筋である(つまり当時からひねくれていた)。
因みにハンドル&グリップは姪っ子が昔乗っていた廃品の20インチ幼児車から拝借…。

単位当りの重量は思くなるが、これまでのドロップ+STIレバーと比較すれば同じくらいか…。
また大人用のフラットバーと比較すれば、幅520mmは街中でのすり抜けには寧ろ好都合かもしれない。
※当初は既存のドロップハンドルの先端を切断してブルホーンにし、上ハンドル部ににST-R240を付けることも考えた。絵ズラ的にどうなるのか試してみたかったが今回はスルーする。

このバイクは長女(ピナレロ)と次女(サーベロ)のおさがりを順次あてがわれるシンデレラのような身分である。
しかし姉はどちらもホワイトベースのフレームなのでシンデレラに似合う黒いサドルの在庫はない。
元々付いていたサドルは至る所がほころび、中のアンコがはみ出るような状態だったので、いさぎよくこんな風にしてみた。
まぁ普段乗りならこれでも全然問題ない(ジーンズが擦れやすくなるくらい)が、重い荷物を背負ってのライドとなるとチトキツいような気がした。
★どなたか黒系サドルで要らないモノがあればお譲り下さい!。
キャリパーもそのままshimano600。シューだけSERFASとかいうペアで¥400のモノに交換。

これまでこの自転車を何km乗ったか判らない(少なくても30,000km以上)が、今まで一度も交換したことがないのが唯一の自慢と言えば自慢である。

えにぃうぇい…

これで何とか自分でも自転車が組み立てられる自信となった。(勿論、今後何の不具合も発生しない場合だが…)
ペダルやボトルゲージも含めた実質重量9.5kg
買い物チャリとしては結構イケてるかもしれない。

追伸
ただ今回は一つ大きなポカをした。
チェーンがちゃんとプーリーに沿っていなかった(プーリーの外れ止めガードの外側にあった)ので、一駒長くなってしまったのダ。

インナーxトップの状態にするとチェーンがチェーンステー擦れる状態。さすがの私でもコレではマズイと直ぐに気付いた。

結局コネクトピンを買うためだけに25km先の自転車屋に馳せ参じることとなる。

しかしまさかこのピン一つで¥300もするとは思わなかった。
(※セットならもう少し安いが8速でスペアピンはもう不要だと見極め…)

ワイヤーの張り具合はやり直しが効くが、チェーンはピンを新調する必要があるという教訓となった。

にゃお~

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