2014年8月3日日曜日

おしん完全版

数年毎に観直している。
良い作品は何度見ても新しい発見がある。
と言うより実際は私自身が人生の中で新しい何かを発見し、そこから得られた教訓みたいなものを良い作品を通して改めて思い起こさせてくれるのかもしれない。

本作品はよくサクセスストーリーと受け止められがちだが、私には「一期一会」と「もし、そんな〇〇と出会わなければ…」とか「あの時✕✕だったなら・・・」というパラレルワールドがテーマのように思える。
前半部での一番印象深い出会いは脱走兵の俊作あんちゃんと髪結いの師匠たかだろう。
※因みに酒田の米問屋の大奥様くには脇役ではなく、助演者と位置付けている。

えにぃうえぃ…

ちょっと前に富岡製糸場が話題になった時、私は一抹の違和感を抱いた。
その理由が、おしんの姉はるが女工の重労働による肺結核で亡くなったからだと今更ながら思い出した。
私達日本人はそういう人種である。
過去の犠牲は何もなかったかのように、今の栄光を万歳三唱で祝うことに何のためらいも感じない。
沖縄、広島・長崎、そして福島の犠牲は直ぐに忘れ去られる。
全ては2020年の東京オリンピックの成功と、グローバール企業家の発展のためである。
その光景は挙国一致体制で歓喜に沸く何処かの独裁国と余り変わらない。
マンセ~!

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