2021年6月27日日曜日

杖も方便

正直に言えば、膝の痛みが少ない時は、杖なしでも歩けるようになった。
それでも外出時はなるべく杖を持参するようにしている。
その理由を以下に説明しませふ。

まず杖無しでビッコ(※追伸参照)で歩いていると周囲からは奇異な目で見られる。
まぁホイド(≒奇人)と自認するのでそう思われるのは全然構わない、寧ろ光栄である。

しかし「大丈夫ですか?」などと声を掛けてくださる方々が以外と多い。
恐らく「その辺で脚を挫いたのかな?」と思われるのか、或いは私のビッコが余りにも大袈裟過ぎて声を掛けずにはいられないのかもしれない。

つまり杖さえ持っていれば、それ相応の身障者とみなされ、声を掛けてくださる篤志家の方々にも変な誤解を与えないで済むというのが一番の理由なり。

まぁもちろん、大名行列のように道を譲ってくれたり、高級ホテルのようにドアを開けてくれたりされるのは悪い気持ちではない。
しかしそれを逆手に取って、そんな皆々様の好意に甘えている訳では決してないことはどうかご理解頂きたい。

追伸
「ビッコ」という表現に気を悪くされた方がいらっしゃったなら深くお詫び申し上げる。
ただこれは、あくまでも私個人の現状を表現したものであり、この語感が非常に気に入っているので敢えて使用している。全く他意はないので悪しからず御了承ください。

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