2021年12月31日金曜日

2021年の骨折日記納め

去年の今頃はやりたいことは何も出来ず、ただ布団の中でいじけていただけなので、それに比べれば随分と飛躍できた一年だと思う。根が偏屈者なので骨折前から正月らしいことは何一つしなかったが、やはり「やりたくないからしない」のと、「やりたくても出来ない」では全然違う。


たとえば自分の足で自分の好きな食材を買ってきて、自分で調理して自分の手で食べられる自由は、他人のお世話になって、他人にもてなされたものを食べるしかなかった去年の屈辱を知ってからはより一層実感できた。↑の画像も業務スーパーから買ったモノをテキトーに鍋にブッ込んだだけだが、私には高級おせち料理などよりも断然ご馳走に思える(まぁ糖尿病食とプチ断食に慣れ、巷の味の濃い食べ物には全然食指が動かなくなったからでもあるのだが…)。

えにぃうぇい

5月にはママチャリのクランクを取り換えてその辺を散歩できるようになり、7月にはロードバイクで山形の繁華街まで行けるようになった。9月からはフードデリバリー(原付)でそれなりに稼げるようになったし、10月からはスイミングスクールで子供たちに水泳を教えることもできた。つまり表面上は普通の人と同じような暮らしが出来るようになった。

しかし私は普通の人が望むことには全然興味がない。特別高価なモノを所有したり、絶品グルメを食べ歩きたいとはあまり思わない。私はただ死ぬ直前まで自分の足で走り続けたいだけである。走る恰好はビッコでも構わないし、走るペースは歩くのと変わらなくても良い。ただ、長い時間と距離を一定のペースで走り続けられる身体機能があればそれだけで十分である。今でも夢の中では普通に走っている自分がいる。そんな初夢を元旦には見てみたいし、来年中には現実になることを願って2021年は締めてみる。

Happy holidays!

vovofit3の後継はAmazfit Bip S

詳細は↓

 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0922T2PKV/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1

Amazfitを軽くググると、xiaomiのOEMメーカーで、世界的にはappleやfitbitに次ぐシェアらしい。また日本公式ショップもあるし、今回はAmazon経由での購入なので、もし初期不良でショップがゴネてもamazonに仲介を頼むこともできる。ついでに言えば、私が現在フードデリバリー用に使っているスマホがxiaomi製なので、何かしらの利点があるかもしれない。

具体的な理由としては…

・GPS付きで¥3,990

この値段に最初は目を疑った。私が2009年に初めて買ったGPSウォッチ(Garmin310XT)は並行輸入で¥45,000位だった。両者のスペックは比較しようがない(T型フォードと最新の中華製EVを比較するようなモノ)。2016年夏にTrekkinnで¥17,735買ったvivoactive(心拍計なしの初代モデル)と比較しても軍配は自明である。もう一つ言えば、GPSなし心拍計なしのvivofit3が¥6,500位だった。

・省エネ使用で40日、GPSオンでも22時間持続!?

私的には常時bluetooth接続はしないだろうし、心拍計も最小限に設定するつもりなので、40日とはいかないまでも、それに近い持続性に期待したい。

そして一番の魅力(そして眉唾もの)はGPSモードで22時間という点。まぁ恐らくGPSの補足間隔が30秒〜1分位の間引き計測だとは思うが、それでも22時間なら凄いと思う。私の場合シリアスに計測したいときはgarmin920XTを使うので、GPS機能はオマケみたいなもの。ポタリングで大体の距離を走ったか判れば御の字。

・スイミング機能に期待

このまま膝が治らなければ、私が本気で取り組める競技はスイムしかない。現状は920XTで計測してるが、日々のプールスイムでコレを使うのは大袈裟過ぎる気がしていた。そして何より重たく分厚いので使い勝手も悪い。もし24時間装着しているamazfitでSWOLF値まで計測してくれるなら非常に有難い。

またvivofit3のスポーツ自動認識は全然トホホだった。googleのタイムライン機能程度に、「〇日〇日〇〇時に〇〇のアクティビティをした」程度のログを自動認識してくれたら重宝するだろう。

・Stravaと連携!?

私がライフロガーを買う目的は、スマホなしで日々のタイムラインを追うことなので、当初はホムセンの¥2,000位のモノでも良いと思っていた。しかし恐らくこの類のものは独自のアプリに反映させるだけで、googlefitやstravaなどにログを送ることが出来ないはず(2017年に買った中華製がそうだったので)。そこで折角買うのだからログを何らかの形で残しておきたいと考えた次第である。

・将来的にはGarminの代替

パソコンや電化製品は中華製でも全然気にならない(というか既に純国産なんて存在しないし…)。自転車の変速機もShimanoじゃなくても十分だと実感した。そんな流れでGarminからシフトしたいとは常々思っていたが、如何せんgarmin connect(google fitみたいなログアプリ)にはこれまでの蓄積されたデータが残っているので、なかなか切り出せなかった。しかし今回の骨折で一旦リセットする機会が出来たのも何かの因果だろう。もしもBip Sの使い勝手が良く、そして920XTが寿命を全うし、私にも走れる脚力が戻った時にはAmazfit上位機種を試してみるつもりでいる(と言うか、絶対そうなりたい)。


疑問点、不安な点…

・形状がバントタイプではない

vivofit3は付けているのも忘れる位に自然な装着感だった(それ故に、いつ何処で紛失したか分からなかったのではあるが…)。なので最初はコレと同じバンド型のHuawei Band4 proを狙っていたのだが、¥1,000高かったので諦めた。Amazfitの形状はvivoactiveと同じ位である(心拍計の分だけ厚い位)が、如何せんvivoactiveは半年も使っていないので装着感が思い出せない。24時間装着してもストレスにならないことを願う。



2021年12月29日水曜日

vivofit3の後継探し

vivofitの後継を探している過程で、私に必要な機能を改めて洗い直してみた。

スマートフォンとの連携機能は全くもって不要であるが、今時それが付いていないモノを探す方が困難(と言うか皆無)。

心拍計についても個人的には胸バンド式を支持しているので不要なのだが、これまた$10位の中華ロガーでもデフォルトなので選択基準にはならない。
※因みに私が胸バンド式を支持する理由は、数値の精度ではなくアレを装着することで「本気で運動するぞ」という気合が入るからだった(過去形にしたくはないのだが…)。
それに私が買おうとしている廉価品の場合、巷のレビューを読む限り精度は未だ発展途上らしいので、正直どうでも良い。

また、最初にvivoactiveを買った時は睡眠時間をモニタリングすることだったが、時々「昨日は何時に寝たっけ?」とGarmin Connectを観直す位で、これまで深く検証したことなんか一度もない。

GPS付きが良いとも思ったが、それなら今持っている920XTで十分であ~る。
それに今後も膝が治らないままなら、GPS機能そのものが不要な訳で…

だんだん、考えること自体が無意味に思えてきた…

2021年12月28日火曜日

vivofit3紛失

この製品をお持ちだった方なら納得して頂けると思うが、構造的にバンドの留め金部分が非常に外れ易い。
服を脱ぐ際に袖に引っ掛かって外れるなんてことも頻繁だった。
にもかかわらず、4年以上紛失することなく使い続けることができた。
過去には、30本位の樹木があるさくらんぼ畑で落とした時も数分探しただけで発見できたし、新規口座開設の銀行窓口で落とした時も何故か行員さんが私のモノだと判断してくれ連絡してくれたりして、vivofit3とは切っても切れない腐れ縁みたいな因縁があるように思えた(その前に買ったvivo activeは半年もしないうちに画面が割れてあっけなく臨終したので、余計にそう思える)。

しかし、それが遂に紛失した。

ただ紛失した範囲が限られるだけに余計に心残りである。
後日想像もしなかった場所からヒョッコリ見つかるような気がしてならない。
どうせなら壊れて使えなくなった方が「まぁ寿命だったんだなぁ」と諦めがついたし、直ぐに新しいモノを買う踏ん切りもついたはず。

えにぃうぇい

実は紛失したのは先月なのだが、そんな執念深いケチ男でもようやく諦めがついた。
その間は920XTで代替していたが、さすがにコレを24時間装着し続けるのは結構ストレスだった。
そんな訳で巷のモノを物色していると、最近はGPS&光学心拍計付きでも¥5,000以内で買えるモノがあることを知る。
まさに隔世の感なり。

さぁ、どれにすんべか…

2021年12月27日月曜日

カブで雪道走行中に転んで…

今日の路面コンディションはフラットな圧雪状態で、スパイク付きなら四輪と同じペースで走れるレベル。
しかし、交通量の少ない工業団地内の道路で、大型トラックが急ハンドルで掻き出したからか、そこだけがピンポイントのザクザク状態で、油断していたこともありアッサリとハンドルを取られて転倒した。
それもヤバい方の右脚側だったので、その瞬間は「あ、これで終わったな…」と思った。
しかし津々と降り積もった雪が適度なクッションとなり、またカーリングのストーンのように摩擦は起こさず滑ってくれたので、ヤバい箇所にヤバい負荷が掛かることはなかった。

結果的には、踏ん張れない足で踏ん張って許容以上の負荷を掛けるよりは、外力のベクトルに任せ転倒して膝が可動域以上は曲がらないように堪えるのが一番だと分かった。
※↑恐らく私しか意味不明かと…

えにぃうぇ~い

最近、何となく上肢と下肢の間の神経が繋がってきたような錯覚を感じている。
ルパン三世みたいなふくらはぎも、安い子持ちししゃもの腹くらいには膨らんできたような…
それに膝関節が曲がらないのは相変わらずだが、夜寝ている時の痛みはナンボかマシになっているような気もする。

なので今回の転倒時も、膝関節が変な方向に曲がらないよう無意識に踏ん張れたから大事には至らなかったのかなとも。

取り合えず、膝もカブも無事だったことを神様に感謝。

追伸
これが本当の「膝カブ(膝頭)」なのかも…

2021年12月19日日曜日

BONSUNスパイクタイヤ

タイヤ交換は先週に済ませていたが、乾燥路面でのスパイクタイヤ走行は地球環境に非常に良くない(本音はスタッドが無駄に擦り減ってしまうので避けていただけ…)。

しかし、いよいよスパイクタイヤ本領発揮の季節となった。

自分で言うのも何だが、一見キュートながら、働くバイクの片鱗も見せるJA07カブ。

↑画像は、走り出したばかりでゴムもこなれていない状況だが、実際はスタッドがあるお陰で、目詰まりしても殆ど気にならない。
と言うか、BONSUNはスタッド(スパイクピン)あってのBONSUNだと思う(ゴムのグリップ力なんて全然当てにならない)。

フロントに至っては(仮にブリジストンだとしても)この季節は舵を切る程度の役目しか果たさない。
因みに私は、無意識に夏と同じようにブレーキを掛けてしまわないよう、ブレーキの遊びをかなり大きくしている。
※そういう意味でも、働くバイクのフロントディスク化は有り得ないと私は思う。

えにぃうぇ~い

もう少しBONSUNスパイクタイヤについて語る。

これを買った2018年の12月当時は、2.50-17で¥4,260だったが、この御時世なので¥5,000はするようだ。
それでもやはり原付スパイクは合法(と言うか、履いてもお咎めなし)なのだし、下手なスタッドレスタイヤを買うよりは断然お得である。

あとBONSUNは前輪仕様(2.25-17)も売っているが、コチラの断面形状はほぼ真四角な分だけ直進安定性は相殺される。
そのため私は前輪にも2.50を履いているが、それでも手放し運転は不安定となる。
それに2.25は¥1,000近く安いし、スタッドの数も多いのでコスパ重視の人にはアリだと思う。

またスパイクタイヤは積雪や路面凍結がない時は逆効果(コンビニなどのツルツル床ではスパイク付きの長靴は直ぐに滑る)だが、BONSUNはスタッドの数が少ないので乾燥路面でもそれ程ではない。
ただしスタッドがアスファルトを叩くカリカリ音はケチ男には耐え切れず、乾燥路面で走る度に罪悪感は募るかと思う。

また名目上は今年が4シーズン目だが、骨折前は積雪時しか走行しなかったし、一昨年は暖冬で数十kmだけ、昨年は骨折療養中で全く稼働ナシなので、実質的には今年が2シーズン目。
なのでスタッドの減りは殆どないが、ゴムの劣化は否めない。


それでも、こういう路面なら全然問題はない。

あと、仮にアイスバーンでも真っ平な状況の法定速度の範囲内なら、最新の安全装備を備えたレクサスの最上級四輪車とも対等に戦える(もちろん現在は骨折療養中のため安全第一、後続車には直ぐに道を譲る姿勢なり)。
しかし轍(わだち)やザクザク雪で直ぐにハンドルが取られたりすると、アルトバンにも勝てない。
まぁ新車でコミコミ¥230,000で買ったスーパーカブが、曲がりなりにもレクサスに勝てるジャンルがあるとすれば、それはそれで結構凄いことだと私は思うのだが…。

2021年12月18日土曜日

赤城山今宵限りとしたい国

 赤木さんに対する国の態度は、卑怯、狡猾、悪辣、奸悪などの類では表現しきれない。

絶対に許せない。

2021年12月17日金曜日

Garmin920XTのバンド交換

買った店↓

注文から約2週間で届いた。
China Postの最速記録かもしれない。

実物

値段は送料込みで¥500だが、正規品より薄く柔らかいので、第一印象は「何日持つだろうか…」な感じ

但しその分使い勝手は悪くないし、もしかしたら逆に曲げ伸ばしによる劣化には強いかもしれない(と期待する)。


それに、正規の赤いモノより落ち着いた雰囲気になって、外観としては結構満足なり。




2021年12月16日木曜日

カブはパンクしてもOK!?

以前出先でパンクした時、自宅まで10kmくらいだったので路側帯をトコトコ走って帰還した。
その後、チューブにあらかじめパンク予防剤を入れてみたが、タイヤレバーを噛んだパンクには効かなかったので諦めた。
今は瞬間パンク修理剤を携行しているが、幸運にもまだ試したことはない。

ちなみに今の私のスタンスは…

・チョイ乗りや街乗り時は、瞬間パンク修理剤のみ携行している。
修理剤は効いたらラッキーと考え、トコトコ帰るのがデフォルトと考えている。

・遠出やツーリング時は、替えチューブとタイヤ交換工具を携行。
逆にパンク修理剤は携行せず、チューブ交換がデフォルトと考えている。

えにぃうぇい

自転車でパンク状態で走るのは拷問である。
四輪(ランフラットタイヤ以外)でパンク状態で走るのは無謀であり、多大なる迷惑でもある。

その点、カブはハンドル切る時さえ注意すれば何とか走れるし、路側帯をトコトコ走る分には周囲に迷惑を掛けることもない。
そういう意味でもカブは優れている。


2021年12月13日月曜日

カブのタイヤ交換

私は現在ひざまずくことが出来ないし、踏ん張ることも出来ないので、タイヤ交換はまず無理だと思っていたのだが…


取り合えず、やれるところまでやってみようと挑戦したら、何とか完遂出来た。

ひざまずく必要がある時はペール缶に座って代替できた。
踏ん張る作業も健常な方の脚だけで何とかなった。




ただパンクしなければ年に2回しかしない作業なので、骨折とは関係なく効率良い作業順序がなかなか身に付かない。
折角車軸を組み付けたのに、ブレーキシャフトの取り回しが出来ず再度やり直す羽目になったり、タイヤレバーを咬ませ過ぎてチューブをダメにし、タイヤ嵌めを2度する羽目になったりで、2時間近く掛かってしまった(何回タイヤ交換をしたら一発で完遂できるのだろう…w)。

えにぃうぇい

バイク屋に頼んだら工賃だけで5千円位は請求されるだろうから、私のミスでダメにしたチューブ(500円位)は経年劣化による交換と解釈し、1/10で済んでだのでラッキーと考えることにする。

それに自分でタイヤ交換できたことで気分は頗る爽快である。

願わくは、膝があと10度位曲がるようになって、リアブレーキも普通に踏めるようになれれば言うことはないのだが…

2021年12月10日金曜日

子育て給付金は売掛で

子育て世代への臨時給付金の支給方法が問題になっている。
確かに現金支給が一番手っ取り早いが、貯蓄や子育て支援以外に使われる弊害もあり、特に他の理由での生活困窮者からの不公平感は募る。
またクーポン制にすれば自治体の事務負担ばかりが増え、これまた何のための支援だったかが分からなくなる。

そこで私は、日本では古来から主流だった掛売制度を提案したい。
つまりこの季節にはよく落語のネタになるツケ払いである。

たとえば支給者は支払いの際に「給付金で」と申告し、所定の用紙に必要事項を記入するだけ。
店舗は複数の申請を後日まとめて所轄の自治体に一括請求する。
あるいは支払いそのものは巷のクレジットカードや電子マネー会社を使い、申請は支給者が後日オンラインでも可能とする。

ただこれでも、どこまでが子育て支援の対象かの問題は残る。しかしそれは支給者の良心に委ねるしかないし、それが成熟した民主主義の前提であると私は考える。

追伸
子供に御馳走を食べさせるのは子育て支援の一環と言えなくもないが、同じメニューを親が一緒に食べても落語のオチにすらならない。
レストランで給仕をしている困窮学生はちゃんと見ています。御留意あれ。

2021年12月4日土曜日

同盟国の落とし物

傘の下 雨じゃないもの 多く降り
安全な はずの兄貴の 傘の下