子育て世代への臨時給付金の支給方法が問題になっている。
確かに現金支給が一番手っ取り早いが、貯蓄や子育て支援以外に使われる弊害もあり、特に他の理由での生活困窮者からの不公平感は募る。
またクーポン制にすれば自治体の事務負担ばかりが増え、これまた何のための支援だったかが分からなくなる。
そこで私は、日本では古来から主流だった掛売制度を提案したい。
つまりこの季節にはよく落語のネタになるツケ払いである。
たとえば支給者は支払いの際に「給付金で」と申告し、所定の用紙に必要事項を記入するだけ。
店舗は複数の申請を後日まとめて所轄の自治体に一括請求する。
あるいは支払いそのものは巷のクレジットカードや電子マネー会社を使い、申請は支給者が後日オンラインでも可能とする。
ただこれでも、どこまでが子育て支援の対象かの問題は残る。しかしそれは支給者の良心に委ねるしかないし、それが成熟した民主主義の前提であると私は考える。
追伸
子供に御馳走を食べさせるのは子育て支援の一環と言えなくもないが、同じメニューを親が一緒に食べても落語のオチにすらならない。
レストランで給仕をしている困窮学生はちゃんと見ています。御留意あれ。
0 件のコメント:
コメントを投稿