2012年9月21日金曜日

続、カッコーの巣の上で

世間からドロップアウトしてみると、健康診断以外にも様々な???が今の社会には存在する。
例えば、平均すれば1時間に1台通過するかしないかような田舎の交差点の信号機。
当然ながら全然対向車が来ない(因みに周囲は田んぼなので、百メートル先を見ても対向車の姿は見えない)にも関わらず、ズボンを腰下までズリ下げた高校生が律儀にも信号が青になるまで待っているのである。

この光景を見て
「何と素晴らしい安全なシステムを作り上げた!」
と感嘆するのは私だけだろうか?

リスクとデンジャーの履き違え…

多分その交差点で赤信号に従わずに進行する私のような人間は、後日新聞の投書欄で「子供が見ているのに何故そのようなルール違反が出来るのか理解出来ません」と、その始終を後ろで見ていた親子から叩かれるのだろう。
その信号機を設置するのにどれだけの費用が掛かり、24時間作動させるのにどれだけの電力が必要とするかは、恐らくそのママには思考の範囲外なのかもしれない。

とにかく「カッコーの巣の上で」という映画を見て欲しい。
それでも何も気付かない人は、一生奴隷状態でいることに気付かない人なのだろう。

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