2014年10月20日月曜日

アドラー心理学的トライアスロン②~他者と比較しない

劣等感それ自体は努力と成長への刺激となるので必要な感情です(優越性の追求)。
でもその劣等感を言い訳にし始めると、まず劣等コンプレックス状態に陥ります。
例:私は体が硬い→スイムはどうしたって速くなれない。(見せ掛けの因果律)
※劣等感≠劣等コンプレックス

そして、そんな状態に押し潰されそうになったときにそれから逃れる行為が、自分が優れているように振舞い偽りの優越感に浸ること、いわゆる「俺ってスゴい!」症候群です。過去の栄光などの純粋な自慢話はもちろん、"かまってちゃん"も他者から認めてもらいたい証拠ですし、不幸自慢もそれによって「私は貴方とは違うのダょ!」と差別化したい証らしいです。

つまり「自分自慢は劣等コンプレックスの裏返しに過ぎない」と…

そして、これに陥らないための一番簡単な心構えが、「他者とは一切比較・競争しない。比較して良いのは昨日までの(ダメな)自分、あるいは未来の(理想とする)自分だけ」とのことです。

この精神、他の競技では実践しずらいような気がしますが、トライアスロンなら左程難しくないように私には思われます。

(To be continued.)

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