2016年10月11日火曜日

アタック25参戦記〜収録の裏側

最初は、谷原さん、加藤さん、出場者4人で記念撮影。
そして席に着く前に、谷原さんからステッカーみたいなお土産を頂戴する(児玉さんの時の飴ちゃんみたいなモノか…)。

その後、4人の座高の違いを補正(カメラを回し易く?)するため、椅子の高さを神経質と思われる位に調整。
裏側の大変さを改めて感じる。

そして編集をやりやすくするため、各々がお手付きで立ったシーンを貯め撮り。
つまり巷では誰かがお手付きが出ると、仮に次の問題がスルーされても(番組の進行上矛盾するので)オンエアしなければならないと考えられていたりもするが、それ位は簡単に修正できるようになっているのだ。

そしてリハーサル…

まずは見本のパネル取りシュミレーター(将棋で言えば詰将棋みたいなもの)で難しい局面を提示し、各出場者が何を選択するかを解説を交えながらレクチャー。
これが非常に上手くできていて、緑さんは角が選択できるのに谷原さんに「角が取れますょ」と諭されるまで気付かなかった位(私も最初は気付かなかった)。

映像クイズなどのモニターは各回答席にある。大きさは10インチ位か。
ちなみに私は両目で0.4位の近視(乱視も含む)だが、眼鏡なしで不自由はなかった。

またリハーサルでは前回収録時(オンエア前なので回答は不明)の問題が出されるが、その中には私が予習してきた問題がバンバン出でガックリ。

そんな感じで皆の緊張もほぐれた頃に、そのまま本番突入したのは私達素人を騙す手法かもしれない。

本番では、私以外の三人がお手付きしまくる(まぁ実際には私も二問お手つきしたが…)。
日本人はフルネームが原則なのに「金本さん」と答えるなど、やはり緊張していたのだろう。
恐らく前半だけでも4人合計で10問は間違えているはずだが、前述の通りオンエアされたのは三問だけ。

そして谷原さんの顔にも焦りの表情が見て取れ「みんな、もうちょっと落ち着こう!」と言われたが、ついに用意していた問題が尽きる事態が発生。
収録中断は15分位。プロデューサーさんとディレクターさんからも「これ以上お手付きが増えるとウェストミンスターの鐘が鳴りかねない」と諭される。谷原さんも顔では笑っていたが明らかに苛ついていた。
私も知人から「前半と後半の顔つきが違ったゾ」と言われる位、この収録中断によって緊張と平常心の糸がプッツリ切れた。

ちなみに前半戦で私のお手付きは一回だけ(もちろんカット)で、童謡「虫の声」でスイッチョンとなく虫はという問題に「ウオマイ」と答えてしまったこと(正解はウマオイ(馬追い?))。
※谷原さんは「口が滑ったか!?」とフォローしてくれたが、実はこの問題は過去問にあり、一夜漬けだったので単純に「ウオマイ(魚舞い?)」と覚えてしまっただけ。

ただその後、私が罰則で立っている時に「九州で最も高い山宮之浦があるのは何という島」という私しか知らない問題が出たので、この二つを連答していれば、優勝できた可能性もあった(もちろん結果論)。

収録再開後、他の三人も自重したみたいで、何とかアタックチャンスまで辿り着き、裏方さんたちにも安堵の表情が伺えるようになった。

ちなみにアタックチャンス前には小休止があり、谷原さんと加藤アナは一旦控室に下がる。私たちはそのままだった。
※私達も「喉が渇いた」とか「トイレに行きたい」と言えば中座できたかもしれないが、そんなことは頭の隅にも浮かばなかった。
そして、小休止前に、もしアタックチャンスが取れた場合にどのパネルを取るか、ディレクターさんと出場者一人一人が二者だけで話し合える時間がある。
私は単純に25番と言ったが、ディレクターさんから直ぐには25番は取れないと教示された(結果的にはコレで私は5万円持ち帰れたし、白のパーフェクトというシナリオを崩せた)。

そして結果はオンエア通りだが、実はオンエアされていない最終版で「小泉八雲記念館がある都市は?」という問題が出て、私が出雲市と答えお手付きになった場面があった。
※この状況を補足すると、ここで押さないと私のトップ賞はなく、加藤アナが「記念館がある…」と読み上げた時点で「島根県」と思いボタンを押した早とちりのパターンだった(もう少し冷静なら松江市と言えたかもしれないが…)。
つまり白の「ビタミンB1」が決定打ではなかったのであ~る。

※以下、推敲中…

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