「40歳を超えてもまだ現役を続けるレジェンド」
とか
「体格や体力で勝る欧米チームに対し、チームワークや粘り強さで対抗する日本チーム」などのような表現が好きだ。
しかし実際のアスリート個人や競技団体は、科学的なデータや経験則を下に練習を積み重ねてきたからこそポテンシャルを長い間持続させたり、体格や体力などの劣勢を克服してきた(と私は思う)。
つまり、父母の突然の死、恩師、友人、ライバルとの絆など、お涙頂戴物語だけでは決して世界の頂点に立つことはできない(と私は思う)。
にもかかわらす…
日本のマスコミは相変わらずそういう物語を語りたがる。それは何よりも私たち視聴者がそういう美談が好きだからだ。語られる選手たちも(イチローのような孤高の人を除き)あからさまに否定はしない。
もしこれらの傾向が、「感動をありがとう」だけで済むのなら、ひねくれ者の私でも敢えて言及したりはしない。
しかし現実には、学校の部活動などでは悪しき因習の一つとして蔓延っている。
補欠部員の隷属的献身や顧問教師の休日出勤などはその一例である。
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