2023年7月29日土曜日
ビッグモーター事件は日本全体の歪みの一つ
2023年7月27日木曜日
ダンボール肉まん2023
2023年7月22日土曜日
なぜ日本のプールはスマートウォッチ使用禁止なのか?
2023年7月20日木曜日
日本における自転車の今後
自分で言うのも何だが、自転車競技も含めマイナー競技の愛好者はどうしても斜に構える傾向がある。「どうせ俺たちはマイナーだから隅っこで仲間内で楽しんでますょ」くらいならまだ害はない。しかし「自分の脚だけで1000m超えの峠を登り切る楽しさは凡人には分からんよね」くらいになると次第に世間との隔たりを意識するようになる。それが「アクセルを踏めば勝手に走ってくれる乗り物の何処が楽しいの!?」くらいまでなると完全に自転車倶楽部という要塞の中でしか活動できなくなる。
恐らくこの偏狭さが日本で自転車の地位が一向に上がらない理由なんだと私は思う。
まず最初に、自転車乗りはもっとおおらかでハッピーでなければならない。後続の車からクラクションを鳴らされても笑って手を振るくらいの余裕が必要である(手の振り方によっては更なる喧嘩にもなりそうだがw)。少なくても健常者だった頃の私のように中指を立てたりしてはいけない。
また自転車はエコでクールでスマートな乗り物であり、尚且つお財布にもやさしいことを身を挺して実証するくらいの気概も必要である。だからジャージから肉がはみ出してきそうなメタボ認定間違いなしのオッサンが100万円くらいする高級自転車に乗って路側帯が狭く交通量の激しい市街道路をダラダラ走ってはいけない(意外とそれが結構いるのだょ)。理想はファッション誌のモデルさんみたいな人が5万円くらいのクロスバイクに乗りながら日曜のマルシェで地産地消のオーガニック野菜を物色するみたいなイメージだな(完全に妄想の世界…)。少なくても健常者だった頃の私のように自動車を買えなくて雨の日も往復50kmの道程を自転車通勤するような貧乏さをにじませてはいけない。
以上、とにかく自転車にも市民権が与えられるように、グレずにめげずに自転車の良さをアピールすることが大切だと思う。そうすれば「自転車=ママチャリ」あるいは「自転車=キモい奴のやるマイナー競技」みたいなイメージが払拭され、近い将来にはヨーロッパのように自転車にも市民権が与えられ、世界で活躍する日本人選手が今以上に誕生するかもしれない。
そして最後に、最近高校生がちょっとしたスポーツバイクでスマートに通学している風景をよく目にするが、アレは非常に良い兆候だと思う。その数年前まではママチャリのサドルを一番低くし且つハンドルを逆立てて牛の角を押さえるような恰好でわざと乗りずらくしている昭和のヤンキーと同じ発想の青年が多かったので余計に頼もしく思える。彼らが社会人になっても、そんなクールでスマートな自転車ライフを続けてくれることを切に願っている。
2023年7月19日水曜日
甲子園は諸悪の根源
その主旨はスポーツライター小林信也氏の主張と同じである。例えば↓あたり
https://real-sports.jp/page/articles/261775534126531741
ただ私が以下に補足したいのは、折角スポーツに才のある前途有望な少年たちが野球部という名のブラック部活に侵された結果、科学的で自由な発想が出来なくなるだけでなく、オーバーワークで二度とスポーツが出来なくなるような怪我をしてしまったり、甲子園以外の目標を見いだせず燃え尽き症候群になってしまうことである。
たとえば…
ある少年はスポーツ万能で小学生の頃はいろんな競技で全国大会で名を馳せていた。ただ彼の住んでいた地域は保守的な土壌が色濃く残る場所で、高校進学時には周囲の後押しもあり野球に専念することに。当然ながら彼は一年生からエースで4番となり地元のメディアからも大谷二世とチヤホヤされた。しかし実は彼には野球は不釣り合いな種目でもあった。三年生になる頃には肘や肩の痛みは限界にまで達していたが、怪我を自白することは周囲の期待を裏切ることにしか思えなかった。そして怪我を隠して最後の地区予選に出場したものの、一回戦でノーシードの相手から負けた。試合後に彼が怪我をしていることは報道されたが、心から彼を労わる人は両親以外誰もいなかった。と言うか両親でさえ「甲子園のためには息子の多少の犠牲は必要だと思っていた」と後から告白された。ボールさえ投げられなくなった彼はその後、野球中継を見るのも嫌になり、野球どころかスポーツ全般とは全く無縁なぐうたらな余生を送ることとなった。
恐らくここまで極端ではなくても、似たような苦い経験をした高校球児は少なからずいるのではなかろうか。桜の花のように短くも華やかに燃え尽きるのが潔いと考える風潮が日本にはある。他者のために自分が犠牲になるのも美談とされる。高校野球はそういう先の戦争時のような精神が色濃く残る特異なモノである。観ている方はそれで良い。いわゆる感動をありがとうである。しかし散る側から考えれば、それも前途洋々のスポーツ万能な人間が18歳で燃え尽きてしまうのは余りにも勿体ない。スポーツ科学の発展した今では40歳でも現役でいられる競技もある。つまりスポーツ万能であるが故に不得手な種目でもそれなりに活躍できてしまう不条理な話なんである。
もし彼が野球での挫折から立ち直り、あるいは最初からブラック化した高校野球には目もくれず、世界一を目指して自転車競技にシフトしたらどうだっただろう。実は彼の大腿筋と心拍機能は自転車競技には完全に適合していた(野球向けの上腕筋は発達していなかった)。彼は後に日本人初のツール・ド・フランスでのステージ優勝者になった。現役のピークを過ぎてからもチームリーダーのアシスト(←これって日本人には一番心打たれる適役だと思う)に献身し、世界中の人々から称賛されるライダーになったかもしれないのである。
話をまとめる。
ツール・ド・フランスは、オリンピック、サッカーワールドカップ、NFLスーパーボウルと比肩する世界有数のスポーツイベントである。こう言っては何だが甲子園とは比較するまでもない。しかし日本人は何故かツールには全く見向きもせず、甲子園みたいな田舎の運動会にはかなり盛り上がる(その主因は朝日新聞の煽りが大いに関係しているのだろう…)。もちろん他人が何を楽しもうが勝手である。それに関して私が口を挟む権利も全くない。しかしそんな日々の暮らしに何の変化も望まず、日本独自のエンタメだけで十分満足しているお爺ちゃんたちを喜ばせるために、今の高校球児たちは丸坊主になり、直立不動でマウンドに立ち、キビキビした動きで好感度アップを狙っている、と言うか無意識にそういう役割を演じさせられている。それも無償で…。そこに大きな問題があると私は考える。つまり本来は自由で柔軟な発想をもつ若い人々の足を引っ張り、思考停止にさせているのが甲子園である。
それが、私が甲子園は諸悪の根源とする理由である。
2023年7月15日土曜日
なぜ日本のメディアはツール・ド・フランスを盛り上げないのか
本文の主旨はツール・ド・フランスに限らず「日本にはなぜ、新しいモノを普及させ、新たな風を巻き起こそうとしないのか!?二番煎じばかりなのか!?」ということである。以下、グダグダと持論を垂れる。
実況や放映については色々な大人な事情はあると思うが、記事にしたりその面白さを伝えることは全然問題ないはず。しかし巷の全国紙を開いてみても一行たりとも書かれていない(ちなみにテレビがどういう状況なのかは、私の家にはテレビがないので分からない)。
なんでだろう…???
・日本人選手が出場していないから?
それでは新城幸也選手がツール・ド・フランス(以下ツールと略す)に出場した時にメディアはどれだけ盛り上げただろうか?。それにもう日本人選手がいるか否かでトピックにするか否かを決める時代ではない。「面白いものは人種や国籍に関係なく面白い。それにこんな面白いコンテンツがあることを一人でも多く日本人に伝えたい」みたいな熱意が今のメディアからは全然伝わってこない。既存のコンテンツ作りだけにこだわり、何の冒険もしない。だから益々オワコンになるのだょ。
またこう言っては何だが、メディアが自転車競技の面白さを伝えないから日本人選手が増えない。まずはメディアがブームを引き起こし、それに影響されて世界に通用する日本人選手が現れ、彼を支援する協賛スポンサーが現れる。そんな三方良し的ビジネスチャンスは増えるはずなのに、いつまでも「大谷大谷」と叫んでいるだけである。なぜ他の分野で第二の大谷を誕生させようとしないのか???
・日本人に自転車競技は馴染まないから?
日本では何故かフィギュアスケートが人気である。生まれてから一度もスケート靴を履いたこともないような人々がテレビ中継に酔いしれている。当然ながら、だからと言って日本人にフィギュアスケートは馴染みがあると言えない。前述したように、これはただ単にメディアが作り出したブームに過ぎない。その一方で自転車はママチャリも含めれば一人一台は持っていると言って良い。これほどまでに馴染みのある乗り物なのに、メディアはそれを有効活用しない。もったいないに尽きる。つまり馴染むか馴染まないかなんて、メディアのそのまたお偉方の鶴の一声でどうにでもなるんである。
また日本では正月に箱根駅伝中継をダラダラ観る風習がある。マラソン中継も飽きずに観られる人々が結構いる。自転車ロードレースはその延長線上にある、と言うかレースの駆け引きやチームの連帯や作戦が分かるようになれば、その面白さはマラソンや駅伝以上の醍醐味がある。それにランパンランシャツで走る姿を延々と見せられるよりは、ヨーロッパの田園風景や古城などが随所に観られるツールの中継の方がダラダラ観るにはもってこいだと個人的には思う。もしメディアが「自転車競技は視聴率が取れない」のであれば、それは余りにも浅はかすぎる。
※以下、書きかけ…
2023年7月10日月曜日
Pain is the proof of life
※表題は何かの映画の前書きにあったが、その映画が思い出せない…
久々の骨折日記。
これまで日々の経過はTwitterに書き留めていたが、ご存じのように何時消滅するか分からないサービス故、今のうちに本ブログに転載しておく。
2月7日に歯茎が化膿して究極に痛んだ(ぶっちゃけ骨折時よりヤバかった)時、入院中に貰ったロキソニンを服用したら歯痛ではなく膝痛が治まった。それまでは服用しても全然効果がなかったのでストックしておいたのが、こういう時に役に立つ。どうせなら入院中(医療費が定額の時)にもっと貰っておくんだったな…。
歯痛が治った後もひざ痛は一進一退の繰り返しだったが、新居の建築DIYに取り組み始めた4月頃からは「痛い」とつぶやくこともなくなったので、多分その頃が分岐点だったと今を思えばそう振り返る。
表題を繰り返すが、人間は痛みが消えた時、つまり健康でいる時には生きていることの有難さを忘れてしまうものなのだろう。
Seize the day.
そのマインドを忘れてはいけない。
追伸
痛みがなくなった代わりと言っては何だが、膝の曲げ角度は以前よりも悪くなっている。以前は何とか回せた170mmクランクの街乗りロードバイクが、今では全く回せなくなった。チト高いがショートクランクのチェーンリングの購入を検討中
2023年7月8日土曜日
スーパーカブの自作シートVer.2
Ver.1は↓
https://hoidostyle.blogspot.com/2023/03/blog-post_27.html
予想はしていたが、発泡スチロールの土台はすぐへたったし、雨合羽で代用したカバーもみすぼらしい。そして偶然、ダイソーで「自作シートに最適では!?」と閃いたモノを見つけたので作り直した次第なり。
まず、そのモノとは↓
防水性は???だがパッと見はバイクのシートにしても良いような合革。もちろん巷でもバイク用合皮シートは売ってるが、さすがに¥220のモノはない。これの一辺だけを残し3辺の縫い目をほどけば900x450mmの一枚生地ができる。
もう一つはウレタンマット
セミタンデムシートにはチト寸足らずだったが、私は究極のケチ男なので切り貼りジョイントして対応した(そのためのジョイントマットだし…)。まぁ余裕のある人は2枚買ってくれ。とにかくこれなら発泡スチロールのようにはへたらないと思ったのと、当初はこれでタッカーの針も食い止めてくれる土台にもなると思ったのだが、その点に関しては走行中に尻を前後にズラしたら呆気なくシートは剥がれ凹んだ…。結局その下にベニヤ板を敷くことにして改善(写真撮り忘れ)。私は電動ジグソーを持っていないので、これが一番苦労した。
中綿は前回のモノを流用。
カブの標準シートは幅が広いが、なるべく幅が狭くニーグリップしやすいスリムな形状にしたかったので自然にこうなる。上から見るとどうしても形が気になるが…
いつもながら作業に没頭すると途中経過撮影を忘れてしまう。残ってる画像で説明すると…。
その後、中綿が水でヘタらないように防水処理(今回は透明の農業用マルチシート。食品用ラップなどでも可)。
2023年7月1日土曜日
破れた椅子の再利用
以前はバケツに直接座っていたが、それだとバケツが壊れたり跳ね返りがあった。これだと普通の洋式トイレよりかがむ角度がキツく、和式トイレに近い感覚。便秘気味な時はすこぶる都合が良い。
御食事中の方にはすみませんでした…