2023年7月15日土曜日

なぜ日本のメディアはツール・ド・フランスを盛り上げないのか

本文の主旨はツール・ド・フランスに限らず「日本にはなぜ、新しいモノを普及させ、新たな風を巻き起こそうとしないのか!?二番煎じばかりなのか!?」ということである。以下、グダグダと持論を垂れる。

実況や放映については色々な大人な事情はあると思うが、記事にしたりその面白さを伝えることは全然問題ないはず。しかし巷の全国紙を開いてみても一行たりとも書かれていない(ちなみにテレビがどういう状況なのかは、私の家にはテレビがないので分からない)。

なんでだろう…???

・日本人選手が出場していないから?

それでは新城幸也選手がツール・ド・フランス(以下ツールと略す)に出場した時にメディアはどれだけ盛り上げただろうか?。それにもう日本人選手がいるか否かでトピックにするか否かを決める時代ではない。「面白いものは人種や国籍に関係なく面白い。それにこんな面白いコンテンツがあることを一人でも多く日本人に伝えたい」みたいな熱意が今のメディアからは全然伝わってこない。既存のコンテンツ作りだけにこだわり、何の冒険もしない。だから益々オワコンになるのだょ。

またこう言っては何だが、メディアが自転車競技の面白さを伝えないから日本人選手が増えない。まずはメディアがブームを引き起こし、それに影響されて世界に通用する日本人選手が現れ、彼を支援する協賛スポンサーが現れる。そんな三方良し的ビジネスチャンスは増えるはずなのに、いつまでも「大谷大谷」と叫んでいるだけである。なぜ他の分野で第二の大谷を誕生させようとしないのか???

・日本人に自転車競技は馴染まないから?

日本では何故かフィギュアスケートが人気である。生まれてから一度もスケート靴を履いたこともないような人々がテレビ中継に酔いしれている。当然ながら、だからと言って日本人にフィギュアスケートは馴染みがあると言えない。前述したように、これはただ単にメディアが作り出したブームに過ぎない。その一方で自転車はママチャリも含めれば一人一台は持っていると言って良い。これほどまでに馴染みのある乗り物なのに、メディアはそれを有効活用しない。もったいないに尽きる。つまり馴染むか馴染まないかなんて、メディアのそのまたお偉方の鶴の一声でどうにでもなるんである。

また日本では正月に箱根駅伝中継をダラダラ観る風習がある。マラソン中継も飽きずに観られる人々が結構いる。自転車ロードレースはその延長線上にある、と言うかレースの駆け引きやチームの連帯や作戦が分かるようになれば、その面白さはマラソンや駅伝以上の醍醐味がある。それにランパンランシャツで走る姿を延々と見せられるよりは、ヨーロッパの田園風景や古城などが随所に観られるツールの中継の方がダラダラ観るにはもってこいだと個人的には思う。もしメディアが「自転車競技は視聴率が取れない」のであれば、それは余りにも浅はかすぎる。

※以下、書きかけ…


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