2012年8月5日日曜日

B面の4曲目

ミュージシャンがリスナーに伝えたかった本当のところがその辺にあったとしたら、それを消滅させたリンゴ印の革命は正に画期的であった。

どんなに実験的で面白い音楽を配信したとしても、リスナーにスキップされたら何にもならない。
そんな徒労に終わる曲を作るよりも"それなり"の作品を細切れに大量生産する方が「ウハウハ」だということはダウンロード数を見れば一目瞭然である。
そしてそんな所作は才能ある人であればあるほど造作ない。

その結果…

私達凡夫にとっての音楽は、手持ち無沙汰で何もすることがなく耳が寂しくなった時にスマホから無作為に絶え間なく流れ出されるただの心地良い「暇つぶし」となり、少なくても音を楽しむ姿勢はそこからは到底見出せなくなるような…

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