2017年7月18日火曜日

(投稿)内閣支持率激減の不思議

★take1

先日マスコミ各社から発表された安倍内閣に対する世論調査について、私には腑に落ちない点がいくつかある。

まず安倍首相の国体重視(国民軽視)政策は第一次内閣の頃から首尾一貫している。
そして持病を理由に国の舵取りを放棄しても、「絶対にあり得ない」と豪語した消費税増税を新しい判断で延期しても、私たちは支持し続けた。
それが今になって急に信頼できなくなった人が激増したのである。

次に「他に選択肢がない」という理由で首相を支持する回答が多いが、果たしてそうだろうか。私には首相とそのお友達以上に酷い政治家は思いつかない。
首相の「こんな人たち」や「新しい判断」発言も然ることながら、お友達の中にも数々の名言集がある。
それでも私たちは「こんな人たち」を支持するのだろうか。

そして何より、安倍叩きだけが目的のような結果ありきの世論調査を報道各社が一斉に始めた点だ。
そもそも「決められない政治」などと揶揄し、今の独裁体制の波を起こしたのは彼らである。
安倍首相はその波を有効利用しただけだし、私たちはその波に呑まれただけである。
とにかく物事を客観的に俯瞰する能力が今の私たちは欠如している。


★take2

最近の報道各社の世論調査では安倍首相に対する信頼感が軒並み激減しているが、私には腑に落ちない点がいくつかある。

まず氏の資質が疑われるような言動は今に始まった話ではない。
国体重視(国民軽視)の政治姿勢も以前から首尾一貫している。
そして何より、持病を理由に国の舵取りを放棄したお方だ。
これがもし船長なら懲役刑レベルだが、現実には再び船長に祭りあげられ、今日まで支持され続けたのである。
まずはその経緯を総括すべきだ。

次に、「絶対にあり得ない」失言、閣議決定、法案通過が繰り返されても支持率に大きな変動はなかったのに、テレビのワイドショーで越後屋と悪代官の蜜月のような報道がなされた途端一気に形勢が逆転したのである。
これは明らかに私たちが政治には無関心を貫き、且つ政治家と芸能人を同一視している証左であり、今後の私たちの課題である。

そして何より、このような劇場型政治を仕立て上げた報道各社にも責任がある。
「決められない政治」と揶揄して今の独裁体制の礎を作ったのに、ここにきて一斉に安倍叩きを始めているのだから究極の自作自演(マッチポンプ)と言ってよい。

とにかくこれは首相の資質を問うだけではなく、国民全体の問題として各自が熟考すべき事項だと私は思う。

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