「蓮舫辞任」の速報を聞いた時、私は「蓮舫辞めて、なぜ安倍辞めぬ」という世論の圧力によって安倍内閣を総辞職させる捨て身の作戦だと思い、その後の蓮舫氏の記者会見も期待していた。
しかし実際には単なる民進党内でのドタバタ劇だと判り、一気に興醒めした。
まず今が安倍首相を貶める絶好の機会なのに、なぜそんな内輪もめをしている暇があるのだろうか。まさかとは思うが芸能人のように話題を振りまけば人気が出るとでも思っているのだろうか。
次に蓮舫氏に代わる人間が誰もいない状況で、なぜ辞任は了承されたのだろうか。まさかとは思うが前原氏や枝野氏で現状を刷新できると本気で思っているのだろうか。
とにかく今回のドタバタ劇は、現内閣に替わる受け皿を民進党に期待していた有権者の期待を心底覆す三文芝居だった。
故に民進党劇団もこのへんで解散するのが頃合いと思われる。
劇団員の先生方も自民なり社民なり、以前の古巣に戻って安寧な余生を過ごされることを僭越ながら進言する。
少なくても新党旗揚げなど、これまで何度やっても駄目だった無意味な行動だけは慎んで頂きたい。
それが国と国民を混乱させず、自民党に代わるもう一つの勢力を作るきっかけとなる、大人の嗜みである。
~2017年7月28日、朝日→没
0 件のコメント:
コメントを投稿