2017年8月29日火曜日

24時間マラソンと北朝鮮ミサイル騒動

24時間を100kmということは単純計算で100/24=4.166km/h。
ちなみに不動産屋の「駅徒歩〇分」は1分間で80mらしく、時速に換算すると4.8km/h。
つまり徹夜覚悟ならば別に走らなくてもノルマは達成できる(少なくてもその方が楽だしリスクはも少ない)。

でも視聴者にしてみれば、それでは全然面白くない。
だから番組制作者と御雇い芸能人は色んな工夫を凝らす。



まぁそれはそれで良い。
と言うか、そんな余興にケチを付ける私の方が大人げない。

はぅえばぁ~

北朝鮮を「これまでにない脅威」などと非難し、早朝から不気味なサイレンを鳴らして恐怖を煽る殿様たちと、それに呼応するようなメディアの対応だけはどうしても看過できない。

まずこの騒動で、殿様たちはでモリカケ問題をウヤムヤに出来るし、何より念願の改憲&自衛隊の軍隊化気運が盛り上がるので、誇張&煽動のやり放題である。
所謂、放送業界でいうところの"ヤラセ"である。

そして、ただ単に視聴率が取れれば良いと考えるメディアも、そんな大本営発表通りに情報を流し、火に油を注ぐ。
先の戦争時、いかなる理由だろうと権力側に阿るのは危険だと学習したはずだが…

更には、今の(24時間マラソンを素直に観ることができる)視聴者は、茶番と現実の判別がつけられなくなっている。
「ミサイルが発射されました。頑丈な建物に非難してください」みたいな警告に、テーブルの下に隠れたりする(地震じゃないのだょ)。
ミサイルでミサイルを迎撃できると本気で思っている(SF映画の見過ぎ)。

だから、24時間マラソンのようには看過できないのであ〜る。

追伸
北朝鮮が他国にミサイルを撃ち込んだ時点で北朝鮮は終わりである。
ジョンウン君やシンゾー君だってそれ位は知っている(知らない振りをしている)。
知らないのは24時間マラソンを本気で(ヤラセなしで)観ることのできる素直な人々だけである。
そして、政府は様々な法律や政策、マスコミは下らないコンテンツを垂れ流し続けることによって、国民がそうなるように仕向けている気がする。

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