2023年1月15日日曜日

トライアスリートで良かったと思うこと

私は下肢5級の障害者手帳である。
右膝は調子が良い時でも90度しか曲がらず、調子が悪い時は眠りに就けない程の痛みがある。
そんな私が現在、まともに出来る種目はスイムだけである。
ロードバイクは片足こぎがデフォルトで、上り坂の時だけ曲がらないほうの足をペダルに乗せて踏むというよりは回転させる状況。
ランに至っては一歩も出来ない。

健常な頃に一番苦手だった種目だけが出来るという皮肉な現状ではあるが、それでもやはり突然何も出来なくなるよりはラッキーだったと思えるようになった。
もしもマラソンやロードバイクなどの単一種目の市民アスリートだったら、今頃は不貞腐れていたと思う。
そして何時かまた、走れる日が来ることを信じ、ロードバイクも売り払わずに保管している。

これらは全て、「タイムやスピードに関係なく完走した人間はアイアンマン」というスピリットからきているのかなぁと思った次第である。


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